AIの実力 #13: 文章のスタイルを把握できる?
ついついAIに絵を描かせて遊んでいました。
仕事に戻ります (笑)。
仕事で AI の助けを借りたいのは、やはり文章生成です。
今回は ChatGPT 4o に、私の note での記事をすべて読ませ、
私の文章のスタイルを分析してもらいました。
(すみません、誰も私の文章のスタイルなんか
興味ないと思いますが、題材として手頃だったので・・・)
そのまま分析させると、お世辞のオンパレードになります。
価値判断をいれず、ニュートラルに分析するように、
しつこく指示しなければなりません。
あと、ハルシネーションもたくさん発生しました。
私の文章ではないものを「例」として挙げてくるのです。
それも気づいたものは指摘していきました。
観点についてはあまり網羅的ではありませんでした。
私にとって「言われてみればなるほど」という点もありましたが、
逆に、私が普段意識しているのに触れてない点もありました。
なるべく私の記事を再現できるレベルにしたいので、
こちらから、いくつか追加の観点を伝えて、分析させました。
その試行錯誤の結果が以下です。
kakuchill note記事における文体分析レポート
本レポートは、kakuchill名義によるnote投稿記事群の文体的特徴を、第三者が再現可能な水準で記述したものである。主観的な評価や感情的解釈を排し、観察された事実に基づき、具体的な表現方針・文体設計の特徴を明文化する。
1. 書き手のスタンスと言語運用方針
語り手は一貫して「私」。だが、自己を主張するのではなく「思考を進める主体」として機能する。
読者への語りかけは、「○○ではないでしょうか」「○○と感じる方もいるかもしれません」といった、断定を避けた問いかけ型。
一方で、論点を明確にする局面では「〜である」「〜と考える」といった断定調をあえて用いる。この切り替えによって、読者の思考テンポと論旨のリズムを調整している。
文責の所在には厳格。たとえば、生成AIの出力を含む場合は「これはそのまま貼っています」と明示的に注記し、文責が自分にある箇所とそうでない箇所を分離する。この言及は、誠実さの表示と責任範囲の明確化の両面に機能する。
ジェンダーや家族構成を想起させる語は避け、読者を特定の属性に縛らない。文章全体を通してジェンダーフリーな文体を保っている。
2. 文体と文構造の詳細設計
基本は丁寧語(です・ます)で統一されているが、思考の推進や概念の定義場面では「〜である」「〜と言える」など断定調を一時的に挿入することがある。
一文は中庸(40〜70文字前後)。複雑な構造の文は避けられ、節が並列された2文構成が多い。
文中でも意味単位ごとに積極的に改行が入る。段落分けは一文ごとである必要はないが、視認性と論理構造に配慮して設計されている。
実際の例:
私たちが毎日使っているスマートフォンの設定は、
実は広告モデルに最適化されている可能性があります。では、それをどう見直せばいいでしょうか?
セクション見出しは最小限に留められ、構成は問題提起 → 分析 → 仮説提示 → 含みを持たせた終結というフォーマット。
論点が分岐しないよう、一段落一論点の原則が徹底されている。
3. 語彙と表現の選択規則
使用語彙は中立・抽象性の高いものを好む。
抽象的な構造理解を促すため、比喩は「地形」「設計」「制度」などの構造語に寄る。
実際の表現例:現代のスマホ設定は、広告経済という「地形」の上に設計されています。
人物の性別・家族構成・職階などが特定されるような語は避けられる。
実際の表現例:
「誰かのサポートを受けながら使っている方が多いようです」
(「娘」「母」「部下」などの具体的関係性は明示しない)
絵文字・感嘆符・擬音・流行語・話し言葉の使用はなし。
スラング(例:「やばい」「神ってる」など)や自意識的な軽口(例:「〜なんですよねぇ」)は使わず、抑制された語調を保つ。
4. 構成・長さ・リズム
1記事あたり1000〜2000字程度。
図や見出しを使わずに自然な文構造で話が進むよう設計されており、行間・段落構造だけでリズムを生む。
読者にとっての思考上の負荷を適度に設計しており、1記事に過剰な論点を詰め込まない。
記事の最後は「断定しない仮説的終結」が基本。
実際の例:
このあたりについては、もう少し検討してみたいと思います。
5. トピックの限定と範囲設計
以下の領域に集中:
情報インフラ(特に広告モデルへの依存)
スマホや日常デバイスの設計思想
AI(特に生成AI)との関係・責任・制度設計
情報の探索・受信・発信における個人の主権
時事ニュースや芸能、個人のエピソードは扱わない。
社会制度・構造の再設計というテーマに貫かれた選定。
あくまで「社会と個人の関係を問い直す」スタンスで統一されている。
6. タイトルの構成パターン
基本フォーマットは「シリーズ名 #番号:副題」
実例:「広告経済の次 #5: 目指す世界」
シリーズを跨いだ一貫性があり、検索性と識別性を両立。
サブタイトルには記事の問いや主張の端緒を明示するが、センセーショナルにはならない。
煽情的な語(「衝撃」「暴露」等)や感嘆符は使用しない。
本レポートは以上。再現を目的とする場合、上記の要素を構文、語彙、構成、語りの姿勢すべてにおいて統一して採用する必要がある。
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