広告経済の前 #1: パソコンにワクワクしてた頃の話
私は現代の情報環境 (スマホ/SNS) の弊害を憂いています。
それを共感してもらいたい。若い人にも!
ただ、でも、もしかすると若い方々は、スマホ・SNS以前がどうだったかを知らないから、何も共感できないのかもしれない・・・
と心配になりました。
というわけで、ちょっと昔を振り返ってみます。
(若い方々に届くでしょうか?)
1995年、ウィンドウズ 95 が出た。それを求めて行列ができた。それがニュースになった。
私の家にはその数年前からパソコンがあった。親に買ってもらった。嬉しかった。幸せだった。
後から思うと、世の中全体が豊かになっていく幸せな時代だったけれども、その中でも特別幸せなことだった。
パソコンの何が嬉しかったか?
その前に少しだけ、当時の様子を説明します。
パソコン自体はもっと前からあったけど、一般に広く普及したのは1995年のウィンドウズ95がきっかけ。
これで GUI (グラフィカル・ユーザー・インターフェース) が普及した。
今とおんなじ、複数のアプリを開けて、アプリごとにウィンドウがあって、クリックして、ドラッグ&ドロップして、という世界。
それまでのパソコンは、古い映画に出てくるようなモニターに黒い背景に白い字だけの画面が出てきて、英数字の呪文のようなコマンドを覚えて、パソコンと会話しなければならなかった。
(アップルのマッキントッシュは例外。あれは高級品。お金持ちが持ってて、羨ましかった。)
GUI の登場で、呪文を覚えなくても、誰もがパソコンを使える時代がやってきました。
もう一つ、普及したのがインターネット。
それまでもパソコン通信というものはあった。
一人のユーザーにとって、一見大差はなさそうだが、後から考えると、重要な違いがあった。
パソコン通信はどこかの事業者が運営する世界があって、その中でノウハウ共有の場が用意されてたり、コンテンツ発表の場が用意されてたりする。
だから、まず、トップページがあって、全てのコンテンツが、ツリー構造で整理されていた。
ユーザーは、自分が今そのツリーのどこにいるのかも、簡単に把握できた。
ところが、インターネットは違います。
最初にまずトップページはどこだ? と探し回ったの覚えてます。
自分はどこにいるのかが、分からない。
徐々にわかってきたのが、「トップページ」というものは存在しないのだ、ということ。
どこかにオフィシャルな地図があるわけでもない、ということ。
各サイト、各ページは、それぞれの考えで有益なところへのリンクを貼ってるが、どれもオフィシャルな地図というわけじゃない。
その世界観を理解するのに時間がかかったことを覚えています・・・
インターネットの普及と共に、メールも浸透していった。
最初は家族で1つのメールアドレスを共有なんてこともあったんです!
若い人には信じられませんよね!
それでも、そのインパクトは絶大。
それまで人に何かを伝えるには、直接会うか電話するしかなかった。
メールの何がすごいって、非同期なこと!
送り手が書きたいときに書いて送る。
受け手が読みたいときに読んで、返事したいときに返す。
コミュニケーションの自由度が一気に広がったのです。
もう一つ、パソコンと同時期に普及したのが、プリンターです。
みんなパソコンと同時にプリンターを買った。
なぜなら、当時のパソコンの最大の使い道は「年賀状印刷」だったから!
年末が近づくと、多くの家庭で、必要ならプリンターを買い替えて、必要なら年賀状ソフトも買い替えて、一斉に年賀状を印刷する。
宛名は、年賀状ソフトに登録しておけば、順番に印刷してくれる。
通信欄も年賀状ソフトについているイラストや写真を使ったり、自分でイラストを描いたり、精一杯クリエイティビティーを発揮していました。
そのあと、たしか2000年頃からデジタルカメラも普及し始めた。
それまでは修学旅行などでは各自「写ルンです」(使い捨てカメラ) を持っていって、フィルムの残り枚数 (27枚だったかな?) を気にしながら、シャッターチャンスを厳選して撮ってたんです。(懐かしー)
デジカメが普及すると、同じ構図で何枚も撮って、後で選ぶ、ということができるようになった。
撮った写真をパソコンに取り込め、何百枚でも何千枚でも保存できる。
年賀状にも使われるようになりました。
以上、駆け足で、
パソコン
GUI
インターネット
メール
プリンター
デジカメ
との出会いを振り返ってみました。
冒頭で「パソコンの何が嬉しかったか?」と問いかけておきながら、 思い出話で終わってしまいました。(笑)
続きは次回にさせてください!
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