【いつも向かい風】15 無保険者、入院する(後編)
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6月11日、今日は仕事がお休み。
11時30分 市役所 保険年金課
保険年金課「この書類の枠内を記入して下さい」
ワイ「はい」 昨日の繰り返し
ワイは「限度額適用認定証」を取得した。
13時 病院
ワイ「限度額適用認定証」です。
ケアマネ「ありがとうございます」
あっさりしたものです、できる限りのことはしました。
ただただ、疲労感があるだけです。
4日後、弟は一般病棟へ移されることになりました。
差し入れに、ラジオが欲しいだの、甘いものが食べたいだの、死にぞこないが生還するとこうなるのか。
ホントはダメだが甘い物はトイレで食わしてやりましたよ。
それから一週間後
弟「退院してきた」
ワイ「退院?入院費はどないした」
弟「払ってきた、7万円ぐらいだった」
ワイ「7まん???」
弟には今後、健康保険料が毎月かかること、過去2年分の保険料を納めなければいかないこと等を説明しました。
どうも合点がいかなかったが、病院に確認する訳にもいかず、
少し考えて、そのうちにこうでないのかなと思いつきました。
【推測その1】
病院側はかかった手術費を100%患者に請求するのではなく。
通常どおり70%を国に請求することにした。
100%患者請求では、高額の手術費をバックレられる可能性がありリスクが高い。
治療費は確実に取れる国の方がイイ。
【推測その2】
ではどうやって請求を国に廻したのだろう。
・6月9日に緊急搬入手術(この時点では保険証がなく患者100%負担)
・6月10日に保険証が病院に提示(ここからは患者30%負担)
この事実から推測されることは。
入院日の変更(偽造)はできない、
だけど、手術をした日は変更できる。
正確には、手術の開始をもって手術日なのか、手術の終了をもって手術日なのかは、病院の判断に任される。
6月9日の23時頃手術開始、6月10日1時30分頃手術完了だと記憶している。
つまり6月9日は患者100%負担(手術なし)
6月10日患者30%負担(手術あり)にしたのではないか。
その他に高額医療費制度はその月ごとの適用なので、6月10日以降は医療費の上限が適用される。
これで、この入院費になったのではないかな。
それも入院2日目に「健康保険証」を病院に提出できた偶然がとても大きかった。
【推測その3】
最後にこの絵を描いたのは誰。
生活保護を強力に勧めてくれた、あのケアマネージャーさんだろう。
患者に寄り添いながら、病院のリスクも最小化する、とても有能な方。
厳密にはアウトな案件だが、確認のしようがない。
真実は闇の中、それでも皆が幸せになった。
色々な事情が絡み付いた、しかし運が良かったとしか言いようがない。
ありがとうございます、弟とワイを救ってくれて、心から感謝します。
・ビットロッカーが発動して、パソコン修理費が6万円かかったことも許します。
・軽度の知的障害のある、娘の紗絵ちゃんが追突事故(加害者)を起こし、その10日後に再度追突事故(加害者)を起こし、お詫びに奔走した日々も許します。
・紗絵ちゃんが修理した車を雪の日に縁石に乗り上げ、廃車にしたことも許します。
・任意保険の保険料が次の年から16万円に爆上がりしたことも許します。
神よ感謝いたします。
ワイのできることは少ない、これから小さな親切を始めよう。
スーパにて
店員さん「いらっしゃいませ、こんにちは」
ワイ「こんにちわ」相手に伝わるように大きな声で言う。
神様、次は紗絵ちゃんに御加護をよろしく頼みます。
(完)
【索引のようなもの】
【いつも向かい風】13 無保険者、入院する(前編)|michineko
【いつも向かい風】14 無保険者、入院する(中編)|michineko
【いつも向かい風】15 無保険者、入院する(後編) | 記事編集 | note
【いつも向かい風】16 無保険者、入院する(後日談)|michineko
