ジュエリーの重ね付けと、研究の先にある楽しみ
仕事がきっかけで、それまであまり興味がなかったジュエリーを研究し始めたら、めっちゃ面白い世界だってことに気づいた。今日のnoteはそんな話を書く。
「どっぷり向き合ってみさえすれば、意外となんでも面白いかも?」という気づきの記録だ。
前職でラグジュアリー商品を扱っていた。
私には簡単に手が届かない価格帯の商品だったのもあり、途中から「ラグジュアリー商品ってなんのためにあるんやろ」「ステータスの象徴?」とクサクサし始めたことがあった。
とはいえ一日の長い時間を仕事に使うわけだから、悶々とした気持ちで仕事をやりたくなかった。
だから「自分の仕事を面白いと思いたい」という動機で、わりと時間をかけてがっつりとジュエリーのことを学んだ時期がある。30代前半の頃の話だ。
なにをしたかというと、
ジュエリーに関する本やジュエリーコーディネーター検定のテキストを読み(試験は受けていないが)、いろんなジュエリーショップを巡って試着し、ジュエリーの制作体験に行って作ってみて、国際宝飾展に出かけてルースを買ってピアスにしてみた。いちばん安いジュエリーを社販で買って身につけてどう感じるかを味わってみた。
やってみた感想としては、画像で見て「こんな感じかな」と仕事をしていた時代よりも圧倒的に解像度が上がり、マーケティングを行う上でもしっくりくる言葉が見つけられたので、学んでよかったと思っている。
なにより気がついたらジュエリーの奥深さにハマっていて、夜な夜な「次はどのジュエリーを買おうかな?」と探していた日々はとても楽しかった。
私はゴツいジュエリーを単体でつけるよりも、繊細なジュエリーをいくつかつける方が好き。
重ね付けした方が楽しいし、個性が出せるからだ。
鏡に向かっていろんなジュエリーをつけてみては、可愛い重ね付けの組み合わせを探すのが楽しかった。10代の頃に母親の化粧台に忍び込んで、こっそりアイシャドウを塗ってみた時代のワクワクを思い出した。まだ見ぬ世界はおもしろい。
▼ クサクサした仕事との付き合い方
ただ在宅フリーランスになってからは、ジュエリーを身につける機会そのものが激減して、いつのまにかジュエリー熱も冷めてしまった。身につけて外を歩く機会がないとテンションが上がらないらしい。
そんなわけで、ちまちま集めたジュエリー達は箱にしまっているだけ状態だったのだが、昨日は春の陽気だったのもあり、久々にジュエリーを身につけて出かけてみた。
シャンパンガーネットを選んでオーダーしたピンクゴールドのネックレスに、一粒のダイヤモンドネックレスを重ねた。
「この組み合わせ、可愛いなあ」とニマニマしながら出かけるのは、自分の心に栄養を送っているようだった。
いまは別の研究対象に向き合っているから、ジュエリーに以前レベルの関心が戻ってくるのはしばらく先だろうなあという気はする。
でも去年の秋に思い出したように宝石の研磨体験に行ってみたりしているので、私のなかの気になるアイテムではあり続けると思う。
▼ 研磨体験に行ったときのnote。スモーキークォーツを削った。
いつか山梨にジュエリー作りに行ってみたいし、三重に真珠を採りに行きたいし、オーストラリアにオパールを採りにいきたい。
一度なにかをどっぷり研究した経験というのは、目の前の仕事に活きる以上に、私の人生そのものを豊かにしてくれる。だから私は、学ぶことがやめられない。
次はどんな仕事をしようかな。たぶん、扱い始めればなんでも面白がるしガーッと学ぶので、あとは出会いだけだなと思っている。
今夜、昨日見つけた可愛い重ね付けをジュエリーノートに書き留めたい。ジュエリーノート用に買ったグレーのペンで。
30冊のノートを使って内省しながら、アイデアを考え、言葉にする仕事をしています。
”文章を書くこと”で気持ちが整うタイプ。小さな工夫や気づきを、日々ちまちまと書いています。
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