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【6/18】行ってきた!不登校の双子とともにフィンランドへ

2026年6月18日(木)

ついに。
ついに迎えた、フィンランド出発当日。

20年ぶりの海外。
楽しみで楽しみで、楽しみすぎて、
直前には逆に行きたくなくなったほど。

メンバーは私と中3の双子の娘と,私の母と叔母の5名。緊張と不安と楽しみが入り混じり、当日は朝から珍しくお腹が痛い。

自分は楽しみすぎるとこんなことになるのかと、42歳にして旅行出発の朝に自己理解が深まった。今日が人生で1番若い日だと言ったのは誰だったっけ。

今日は出発するといっても、この北海道の田舎町から羽田空港へ移動するだけの日。都会に住んでる皆さんは、この移動がないことに感謝したほうがいい。

ロングフライトは明日の早朝7:50羽田発で
ヘルシンキまで13時間。

24時間前なので朝にオンラインチェックインをし、無事双子と隣同士の席を確保する。もちろん叔母と母の席も隣で確保した。

午前中、娘たちと三人でわちゃわちゃしながら、やっぱりあれを持った方がいいとか、これは置いてこうとか、時間いっぱい直前まで荷物を詰めて、最後に3人で機内で食べるおやつを買いに行き、空港に向かう。

空港までは義姉が送ってくれた。甥もお見送りしてくれた。兄も仕事を抜けてきてくれて、なんだか、たいそうな出発になってしまった。

1時間ちょっとのANA便で、予定通り羽田に到着できた。国際便の第3ターミナルまで、それぞれのスーツケースをガラガラしながら三世代5人でターミナル間をバス移動。

今回は、羽田空港第3ターミナルに直結するホテルに泊まる。

ザ・ロイヤルパークホテル東京羽田

そのホテルに宿泊を決めた、過去の私に感謝したい。

何せホテルのフロントから、
出発予定の国際線の第3ターミナルまで徒歩10秒。

夜に一旦荷物を置いてご飯を食べに行くのも、ちょっと外貨に両替しに行くのも楽だし、そして何より次の日早朝に起きてすぐに出発出来たのも、この立地のおかげ。起きて30分後には私たちは出国審査にいた。最高である。

2026年6月19日(金)

これからついにヘルシンキ行きの飛行機に乗る。

日本出国するのも20年ぶり。20年前に比べると出国審査も機械化されていてとてもスムーズだったように思う。

出国審査を終えて入ったセキュリティエリア内のドンキでボンボンドロップシールを発見!

日本出国前だというのに、姪っ子にお土産を買い込む。まだ日本にいるのに。しかもドンキで。

ゲートの近くで「念のため」の機内用おにぎりを2つ買い込み、ついに国際便に乗り乗り込む(ちゃんと機内で小腹がすいて食べた)。

ついに、20年ぶり、日本を飛び立つ!

13時間のロングフライトに私も双子も耐えられるだろうか?と思っていたが、意外と機内は快適だった。JALだからかな?

エコノミーとは言え、座席には個別のスクリーンもあるし、枕もブランケットももちろんついてる。

とにかく、なんでも久しぶりすぎる!

昔は匂いを嗅ぐだけでも吐きそうになっていた機内食は、今やとても美味しくて、今回はめずらしく完食することができた。

だし香る炊き込みご飯と鶏肉の赤みそ仕立て

機内食もそこそこに、まずは目の前についているスクリーンで、2025年のM‐1を3時間目一杯楽しみ、その後M-1アナザーストーリーまで見た後、テトリスを4回して、孤独のグルメを見た。

最高じゃないか?
そもそも、こんなにゆっくり動画を見たのはいつぶりだろう。

もちろんいつも、YouTubeやTVerなど色んな動画をたくさん観てるけど、いつもは何かをしながら動画を見ていることが多い気がする。

ご飯を作りながら。
洗濯をしながら。
お化粧をしながら。

でも、飛行機の中はやることがないから、目の前の動画に向き合い、動画のことだけを考え、動画だけを見る。これこそシングルタスクの極み!

M-1も3時間早送りすることなく全部見ることができた。めぞんも見たしママタルトも見た。

孤独のグルメはなんと2回も見た(ちなみに帰りの便でも2回見た)。五郎さんがタイ料理を美味しそうに食べる姿をゆっくり見ることができる幸せ。いつだって五郎さんの癒しの効果は絶大。あぁ、私、休んでる〜!ってかんじがする。
テレ東の年末をあんなに井の頭五郎に頼る理由がわかってしまった。

私は、妻で、母で、先生だ。
普段はやることがたくさんあるからせっかちになる。でも飛行機の中ではある意味一人だった。誰にも気を遣わず、好きなものが見れるし、何度見ても「もうそれ飽きた」と怒られることもないし、なんなら見なくたっていい。そんな自由さを満喫したから、どの動画も早送りせず没頭できたし集中できた。それだけでも旅行に来てよかったと既に思ってしまう位だった。

着陸2時間前には朝食?も出た!こちらも完食

そういえば、小学校5年生で初めてニューヨーク行きのロングフライトに乗った時は、何時間も何時間も機内オーディオから流れる落語を聞き続けた。楽太郎のじゅげむを聞きすぎて、ニューヨークに着く頃にはじゅげむが言えるようになった。1995年の機内エンタメはそれぐらいしかなかったのだ。

高校生でオレゴンにホームステイに行った時は、ただただaikoと倉木麻衣をMDで聴き続けた。

大学生でヨーロッパに行ったときには、iPodでブリトニースピアーズを聴き続けた。

そして2026年。
今はそれぞれの座席についている画面で、動画も見れればゲームもできる。そしてダウンロードしたNetflixの動画も見ることができる。ああ、時代を感じる。

となりの席を見ると、三女はダウンロードしてきたアニメを観ているし、次女はひたすらテトリスをしている。

私も機内食を食べた後は、Netflixを観て、ちょっと寝て、起きたら一生分のテトリスをしてあそんだ。多分、致死量のテトリス。42歳、目が疲れた。

あっという間の13時間のフライト。
機内アナウンスが流れ、気がつけば外にはフィンランドの景色が広がっている。

うわぁ!


緑、緑、緑!!
森、森、森!!

国土の70%以上が森だというフィンランドは、上空から見てもとてもキュート!

ついにフィンランドに着陸する。

ついに、ついに来てしまった!
20年ぶりの海外旅行。
楽しみにしていたフィンランド。

ワクワクが止まらない
ワクワクとウキウキを通り越して、
なんかもう、こみ上げてくるものがある。

飛行機を降り、入国審査に続く道を歩く。

空港内のベンチ、壁、トイレ、すべてのデザインが北欧100%!おしゃれでシンプルで可愛くて、ゴミ箱すら愛でてしまう。

そして、何よりもこの匂い!
これは海外の匂いだ。
これがずっとかぎたかったんだ。

あぁ、本当に来たんだ。
私、ついに来たぞ!!

涙が出そうだった。
だから「泣きそう!」と、大きな声で言ったら
娘に「やめて」とたしなめられてしまった。

しかし感動も束の間、入国審査の長蛇の列に並びながらヘルシンキ交通アプリのHSLを登録し、5Dayパスを買う時に、トラブルが起きた。

カード決済ができないのだ。

噂には聞いていた。
決済時に認証方法をSMSにしておくと、e-SIM入れる前には認証出来ないし、クレジットカード登録までは済ませておいた方がいいですよ、と。

私は楽天モバイルなのでe-SIMを買う必要はなく、飛行機を降りてすぐその場で海外ローミングの設定をするだけで、すぐにスマホは4Gにつながった。

それでも、念のためクレジットカードの登録までは日本で済ませていたが、原因はそこではなかった。

20年も日本を出なかった人間が急に海外で連続してカードを使おうとしたため、カードの不正利用を疑われ、カード会社からメッセージが届く。

「先ほどのご利用について確認がございます」

その後カード会社のアプリから本人確認を求められたが、本人確認の方法が050〜の電話にかけろとのことでそれが出来ない!

一応その場でかけてみたが、かけてもフィンランド語のガイドメッセージしか聞こえてこなくて、どうやら通じていないらしい(そりゃそーだ)。

この電話発信以外で、どうやって本人確認出来るというのか?

冷や汗が止まらない。

これは想定していなかった。まさかカード決済ができないとは。このあとこのままカードが使えないままだったらどうしよう!現金は50ユーロしか持ってきていないのに…。

やばい、脇汗も出る。

その場でクレジットカードのチャットサービスにより、オペレーターに現在の状況を伝える。

不正利用の可能性の表示が出ていること。
間違いなく本人が利用しようとしていること。
ただし海外にいて電話での本人確認は無理なこと。

チャットの向こう側にいるオペレーターに事情を説明し、認証方式を電話とSMSからEメールに変更してもらった。

入国審査の列に並びながら、
Eメールにて二次認証をする。

出来た!!
認証が出来、カード決済が出来た!

ほっとした。
久々に焦った。
入国審査の列が長くてよかった!

家族も含め、無事5人分のHSLチケットを買うことができた。

正直、入国審査どころではなかった。

そうこうしてるうちに、入国審査の列が順番になり、家族5人を引き連れて入国審査のお兄さんのところまで行く。

ガタイの良い税関のお兄さんが高いところに座っている。

私は英語の先生だ。
なので英語は話せる…はず。

いや、自信はあるけど、私は帰国子女でもないし両親は日本人だし、なにせ20年も英語を海外で使ってないから、自分の英語が通じるかちょっと不安になってきた…。

もちろん、入国審査でのやりとりは簡単だし、教科書にも載っている。

"What's the purpose of your visit?"

"Sightseeing."

"How long will you be staying?"

"For four days."

そんなところだろうか。
これは双子とも練習済み。
何を聞かれるかなぁ…とワクワクしていたら


「タビノ モクテキハ ナンデスカ?」


最初、英語が聞き取れなかったのかと思った。

違った。日本語だった。

まさか税関のお兄さんが日本語で話しかけてくるとは思わず、びっくりして日本語で返す。

「…観光です」

「ドノクライ タイザイシマスカ?」

「4日間です…」

OK、と言って彼はパスポートをチェックする。予想外過ぎて笑ってしまった。

無事入国審査も終わり、税関を通り荷物を引き取り、いよいよロビーに出る。

何度もYouTubeで見たから、知っている。
出口を出ると、吹き抜けのロビーの真ん中に、陽のあたる小さな庭があるのだ。

自動ドアが1つずつ開いていく。

庭が来る。
庭が来る。

キターーーーーー!!

ロビーのその先に、その庭はあった。

「わぁー!」と声がでた。

みんなで進む。
スーツケースを引いて、ガラガラと。

調べすぎてよくわかっている。このまままっすぐ進むと市内に出る電車に乗れる。

そしてその電車に乗るには、長い長いエスカレーターを降りるのだ。

エスカレーターの壁に映し出される、バレエの映像。

YouTubeで何度も見た通り!

スーツケースを引きながら進むと、想像していた通りの景色が広がることに感動すら覚える。

ただ、唯一想像していなかったことは、
その長い長いエスカレーターが
今日だけ止まっていたことだ。

なぜ今日に限って…
でももう半分降りちゃったからエレベーターにも戻れない。

家族5人、重たいスーツケースを引きずりながら長い長いエスカレーターを降りた。

さぁ、いよいよ市内に出る。現在16時

一旦ホテルに荷物を置いたら、
セウラサーリ島に夏至祭をお祝いしに行く。

体と頭は時差ぼけでぼーっとしている

そんなこと知ったこっちゃない
今日、今しか体験できないことを経験するのだ。

2026年6月。
母と叔母と娘2人とみんなで過ごしたこの旅が、私の人生の中で大事な思い出の1ページになって欲しい。そして何より、二人の人生にとってかけがえのない経験になってほしい。

きっと良いことも起こるし悪いことも起こる。
旅ってそういうもんだから。
でもきっと、
どんな経験も、きっと人生の糧になる。

学校に行けてないからこそ、
学校では学べないことを学んでほしい。

いよいよ始まった私たちのフィンランドの旅。

何回かに分けて綴りたいと思います。
お付き合いいただけるとうれしいです。



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