人脈は負債。
人脈は確かに大事。でも、、有名な人とつながれば人生が変わる。自分より稼いでいる人の近くに行けば伸びる。今の仲間はレベルが低いから切った方がいい。。。。
こんな話まで行くと、かなり雑だと思ってる。
もちろん、自分より遠くへ行っている人と話す意味はある。見えている範囲が違う。判断の速さも違う。当たり前だと思っている基準も違う。自分の中では大きな壁だったものを相手は小さな作業として処理していることもある。その差に触れると今までの限界が思い込みだったと分かる。
俺は陸上競技を22年間継続してるが、周りの基準によって自分の基準が変わる感覚を何度も経験した。
自分なりに頑張ったと思っていても、さらに高い場所を本気で目指している選手の中へ入ると、それが特別な努力ではなく、ただの日常だったりする。
走る。食べる。休む。体を整える。次の練習へ向かう。そこに大げさな自己評価はない。同じ場所にいるだけで、自分が何を甘く見ていたのかが分かった。箱根駅伝を走れたのも、俺1人の根性だけで到達したとは思っていない。自分より高い基準を普通に生きている人たちの中へ入り、その空気に何度も引き上げられた。だから、環境の力は信じてる。
ただな。。。。『居心地が悪ければ、どこでも成長できる』とは思わない。
見下される場所。発言するたびに笑われる場所。自分を大きく見せなければ存在できない場所。誰かの機嫌を読み続けなければならない集まり。そこに長くいると、成長するどころか、自分の感覚が分からなくなる。
緊張しているから成長している。苦しいから鍛えられている。そう言い聞かせながら、ただ消耗している人もいる。筋肉に負荷をかければ、必ず強くなるわけじゃない。回復できない量を続ければ、動けなくなる。
人間関係も同じ。
良い違和感は君の基準を上げる。
悪い違和感は君の尊厳を削る。
この2つを混ぜない方がいい。
本当に成長できる場所は『未完成の自分を出しても、次の一歩へ戻してもらえる場所』
分からないと言える。失敗を隠さなくていい。今の売上や実績を盛らなくても話を聞いてもらえる。
そのうえで、
それは逃げてないか?
その判断は誰を守るためか?
本当に君がやる仕事なのか?
売上は増えたけど人生は良くなってるのか?
そんな言いにくい問いを渡してくれる。
ただ優しいだけでもない。厳しいだけでもない。『君の可能性と現実の両方を見てくれる人』
そういう人が一人いるだけで事業の方向は変わる。
逆に、どれだけ年収が高く、会社が大きく、有名な人でも、君をただの客、紹介元、数字としてしか見ていないなら、そのつながりは人脈と呼ばなくていい。
近くにいるだけで自分まで強くなった気になる。写真を撮る。名前を出す。同じ会食にいたことを話す。でも、帰宅した後の働き方は何も変わっていない。判断基準も増えていない。自分がやらなくていい仕事も減っていない。
それなら、増えたのは『他人の実績を借りて安心する癖』だけ。
で、、俺は同じ段階にいる人との関係も傷のなめ合いだけだとは思わない。
同じ高さにいるからこそ話せることもある。上へ行った人には、もう見えなくなった痛みがある。
初めて商品を売る怖さ。一件の解約で眠れなくなる夜。家族から理解されない孤独。人を雇う余裕はないけど、一人では限界が近い状態。
同じ場所で戦っている人だから分かる現実がある。
ただし、一緒に愚痴を言って終わるのか。それとも、じゃあ俺は明日これを変える、君は何を変える、一週間後に結果を持ってこようと前へ進めるのか。
そこは大きい。
居心地の良さが問題なんじゃなくて、、『居心地の良さを止まる理由にしているか』が問題。
さらに言えば、自分より経験が浅い人から学べない人はいつか止まると思ってる。
俺は現在進行形でクライアントや陸上の外部コーチとして若い選手と関わる中で、自分が見落としていたことに気づかされることがある。
それが、こちらは知っているつもりで話しているってこと。
でも、相手の一言で、この説明では伝わらない、この仕組みは作った側にしか分からない、この商品は売る側には便利でも、買う側には迷いやすいと分かる。
経験が少ない人は『まだ慣れていないからこそ、違和感をそのまま持っている人』でもある。
だから、格下だから時間の無駄という見方は、かなり危ない。でも事業者や経営者がそれを始めると、顧客の声を聞けなくなる。スタッフの小さな疑問を軽く見る。自分より売上が少ない人の意見を、数字だけで切る。そして最後には自分の考えを肯定する人しか周りに残らない。
それは強い集団ではない。社長一人の間違いを全員で守る集団になっちゃう。俺らひとり社長に必要なのは人脈の数でも、全員が格上の環境でもない。
俺は三種類の人がいればいいと思ってる。
①今の基準を壊してくれる人。②弱っている時に無理な勝ち方を止めてくれる人。③君の仕事を必要としてくれる人。
一人目は未来を広げる。二人目は人生を守る。三人目は君がここにいる意味を教えてくれる。この三つが欠けると事業は偏る。
未来を広げる人だけに囲まれると、もっと大きく、もっと速く、もっと稼げという話ばかりになる。守ってくれる人だけなら、今のままで十分だと止まりやすい。必要としてくれる人だけを見ていると、期待へ応え続け、自分を使い切る。
だから、全部いる。
前へ引く人。横で支える人。自分が手を差し出す人。
人との関係は上に登るための一方向の階段じゃなく、受け取り、支えられ、今度は別の誰かへ渡していく循環!!!
俺は今、人脈を増やすためだけの会へ、体力を使いたいとは思わない。名刺や連絡先が増えれば、返信も増える。会食が増えれば、予定も埋まる。紹介を受ければ、期待にも応えたくなる。関係には、必ず維持するための体力がかかる。
それなのに、
人脈は多いほどいい、誘われたら全部行った方がいい、すごい人が来るから顔を出そうと動き続けたら、人脈作り自体が体力依存経営になる。
会っている人数は増えても、、一人ひとりとは浅い。困った時に本音で相談できる人はいない。予定は埋まっているのに、孤独だけ残る。もしそんな状態なら広げる前に深くした方がいい。
人脈の価値は、誰を知っているかではなく、『誰の前なら、肩書きを外した自分で話せるか』で決まると思ってる。
売上が落ちた時。判断を間違えた時。もう頑張れないと感じた時。成功者としての顔を外して、『今の俺は分からない・・・』と言える相手がいるか。そして、その相手が君を甘やかすのではなく、立ち直るまで現実を一緒に見てくれるか。
俺はそういう関係を大事にしている。人脈は君の価値を大きく見せる飾りじゃない。君が間違った方向へ全力疾走した時に、止めてくれる安全装置。自分の基準が低くなった時に、静かに引き上げてくれる場所。
そして、勝った後も人間に戻れる場所な!!!だから無理に格上だけを探さなくていい。
ただ、君の言い訳が通じない人。君の弱さを笑わない人。君の成功を利用しない人。君がいなくても、自分の足で立っている人。
そんな人との関係を残した方がいい。成長する場所は、単に居心地が悪い場所じゃない。『今の自分では届かない。でも、この人たちの前なら挑戦したい』そう思える場所。
人脈で人生が変わるんじゃない。『誰といる時の自分を、日常にするか』それで人生が変わる。
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