昔の母はパパだった~中学生の国語
けっこう知られている話だが、昔の母はパパだった。
これは、昔々のクイズで、
母には二度会うけれども、父には一度も会わないものな~に?
という話からわかったものだ。
答えを先にいうと、
答え くちびる
んっ、どういうことだと国語学者も考えた。
「母」「父」という言葉は、発音すればどちらも口を開けたまま発音する。
でも、「母」はくちびるが二度会うという。それじゃ、英語のthを発音するように、こっちはくちびるをくっつけて発音してみよう。
そうすると母「ハハ」が「ファファ」となる。なるほど、昔は母をファファと発音していたということがわかる。
さらに研究を進めると、ファファのさらに昔の「は」はpaと発音し、母はパパと発音していたと考えられるようになった。それで最初のタイトル、「昔の母はパパだった」が成立することになる。
そんな昔を考えなくても、ちょっと昔も今とは違う発音があった。
五十音図の「わいうえお」は、「あいうえお」と同じような言葉がならんでいる。けれどもこれは本当は「わゐうゑを」と書く。「ゐ」とか「ゑ」というのは「い」や「え」とは違う発音をしていたのだろう。「か」を「くぁ」と発音する言葉もあった。
「わゐうゑを」は今では使わないカナもあるが、「を」は今でも使っている。じゃあ、
「を」のカタカナを書けるか。
中学生に書かせても書けない子もいる。
その前に、五十音図をちゃんと書けない子も、けっこういる。
わ行のカタカナは、
「ワヰウヱヲ」
となる。ヰやヱはともかく「ヲ」が書けない子がいるのだ。
中学生相手の話をしているが、大人の人でも書けただろうか。勉強というものは、新しいことを学ぶだけでなく、学んだはずのことでもしっかり覚えていないことも多い。
「さむい」とか「~さま」という漢字も書けるだろうか。
案外まちがったまま覚えている大人も多い。
もう一度昔に帰って勉強してみるのも楽しいかもわからない。
「さむい」「~さま」は横棒の本数やつながりをまちがえていることも多い。
「寒い」「~様」
と書けただろうか。
ちなみに「樣」という文字は今は使っていない漢字。
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