見出し画像

私は、たぶんあとから効くものが気になっている

「0.2秒で伝わってしまう」

こう言い続けてきた。

人間の潜在能力の礼賛...ではない。

〈わかってますよね?〉

単に、そう感じる場面が結構あるだけだ。

人と比べて多いのか、少ないのかもわからない。

こう言うと、Kaoruは、感じるがままの判断が好きな人、
のように思われるかもしれない。

そんなことはない、むしろ逆だ。

〈刹那に生きる人。かっこいいけどね〉

長く続いているもの、
多くの人が受け入れたルール、
昔から読まれ続けている本、
代々受け継がれている伝統、

そんな、あとから効くもののほうが、気になってしかたがない。

なぜなら、そこには、
必ず「回す秘訣」が隠れていると思ってしまうから。

デザインは、生まれた瞬間より、あとからのほうが効いてくる。

言葉も、すぐ刺さるものより、あとから戻ってくるものがある。

違和感も、その場ではなく、あとから意味を持つことが多い。

未来も、遠くにあるのではなく、
今の選択があとから効いてくる形として現れる。

だから、私は、あとから効くもののほうが気になる。

その場ではうまく説明できないのに、時間が経つと、
なぜか戻ってくるもの。

たぶん私は、成果よりも、
残り方を見ている。

そういうところが、
少し面倒くさいのだと思う。

〈わかってますよね?〉


連載一覧(マガジン)はこちら

D4G Worksについて
私が運営する「D4G Works」では、
デザインを通じて社会や生命の営みをより良くする実践を進めています。
詳しくはこちら → D4G Works公式サイト


※すぐには効かないけれど、あとから戻ってくるものがあります。

その場では説明できないのに、時間が経つほど、輪郭が見えてくるもの。

D4G Worksでは、そうした言葉になる前の反応や違和感を、構造として捉え直し、かたちにしていく伴走を行っています。

言葉になる前のものを、構造として捉え直す


▼ 残るものには、型がある

▼ 語られないまま、効いている

▼ ひらめきの奥に、積もった時間がある


いいなと思ったら応援しよう!