生成AI時代にプロンプトを理解する前に、やっておくと捗るストレス対策
近未来、生成AIが普及すると、「うちのClaude 3.5 Sonnetが一番可愛い」みたいな方向と、「生成AIに話が通じなくてストレス」という傾向が予想されます。
例えば猫や犬のように、うちの子が一番可愛いと、愛着を感じることは自然なことです。問題は後者。
🏆
10万ユーザーのOpenAI公式Discordで、今年の1月末にSpotlightというコーナーで取り上げられたことがあります。
それは「世代的に家族アルバムを持たない母の、記憶をサルベージする」という取り組みです。
🎨
制作風景:
🤖「農村で、水田で、小さな女の子とお父さんと牛がいるシルエットでしょ? 見えた!・:*+.(( °ω° ))/.:+」
😂「それはベトナムのノンラー(円錐形の帽子)だから、1950年代の日本と異なるよ」
(※生成AIは自我を持たず、知性や能力のみ持っています)

こういうコミュニケーションを行うかのように、プロンプトを調整します。Leonard AIは指の数や腕で間違えることを観察しています。この子達、デッサンや骨格レベルで違うから油断なりません。
🤔
得意不得意が激しい、優秀な時は最高だけど、人とは異なる知性だから時々ポンコツになります。新しい便利さは、新しいストレスを伴います。
そこで、私はこう工夫しています——
確率で話すのが大規模言語モデルの基本だから、予想外の間違いも起きる。画像なら部分は合ってるけど、全体が間違ってる、エッシャーの騙し絵みたいになることもある
ギャップにむしろ萌える観点
間違えるだけで悪意は無いこと
機械学習はデータの存在しない暗黙知は扱えないから、常識が欠落していることもあること。例えば「アリス問題」のようにアリスに兄弟と姉妹がいる時に、アリスを姉妹に含めることを見落とすことがあります
カリフォルニアなど海外が実家なのに、健気に頑張っていること
開発途中の技術で、1960年代二眼レフカメラ、MS-DOS、凄くスピードが出てサーキットを高速に走れるけどエンジンブレーキで止まる乗り物などを連想する
生成AIにどう指示を出せば仕事をしてくれるのかを学ぶ前に、こうした見方の中からお好きなものを選ぶと、「うちの生成AI、まじで話が通じなくて」という新たな人間関係? コミュニケーションの葛藤を感じずに済みます。
母の記憶をサルベージ

おまけ
DALL-Eは、質感を出すために画材を指定すると、「モノクロームで、木炭(チャコール)と万年筆で描くと、全部黒くて分からないから、万年筆で描いたって、僕、はっきりさせたんですからね」と言いたそうな状況で、大体画材や手やカメラなど、制作風景を描きます。

参考資料
「言語と思考は認知科学の観点でも神経科学の観点でも別物と考えるべき」という話をしている例の超面白いペーパーがジャーナルに採択されていた。https://t.co/z0lAVQrqCQ
— sho_yokoi (@sho_yokoi) July 29, 2024
arXiv も v3 に更新され済み。https://t.co/4GrjkuieH8
上記論文のまとめ↓

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