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【大相撲】 土俵の神々

日本相撲協会のサイトに、
漫画「大相撲伝」というのがあります⬇️

https://www.sumo.or.jp/pdf/kyokai/ozumoden.pdf



この、漫画「大相撲伝」に、
『大相撲を見守る神々』というのが紹介されてました。

日本相撲協会公式サイト
『漫画  大相撲伝』より借用


今回は、『漫画「大相撲伝」』にて紹介されている『大相撲を見守る神々』がどんな神様なのかを調べてみようと思います。


◇相撲の神様


漫画「大相撲伝」より切り抜き

相撲の神様としては、野見宿禰のみのすくねが有名ですが、その他にも相撲の神様といわれる神様がいます。

いづれも力自慢の神様で、
それぞれが相撲のルーツとなった神様だと言われています。 


天手力男神アメノタヂカラオノカミ


『古事記』天岩戸あまのいわと神話」で、天照大御神アマテラスオオミカミが閉じこもっていた岩戸をこじ開けて天照大御神を外に出した神。

天手力男神アメノタジカラオノカミが、神々の中で最も力の強い神として描かれており、その力の強さから相撲の神様として崇められるようになった。


ちなみに、「天手力男神アメノタジカラオノカミ」が天岩戸あまのいわとをこじ開けた際に、岩戸が再び閉まらないように結界を張ったのが「しめ縄」の元になった「尻くめ縄」

そして横綱が土俵入りする際に腰に巻かれている「しめ縄」が『横綱』

横綱』というのは元々は大関の中で特に強い力士にだけ腰に巻くことが許される「しめ縄」のことだった。

つまり『横綱(しめ縄)』を腰に巻くことが許される『横綱(大関)』「神聖な存在」ということになる。


天手力男神アメノタジカラオノカミ」が祀られている神社は
長野県の戸隠神社奥院。


建御雷之男神タケミカズチノオノカミ


『古事記』国譲り神話で、
葦原中国あしはらのなかつくに(地上の国)』を平定するために派遣され、「大国主命オオクニヌシノミコト」と交渉し、その子である「建御名方神タケミナカタノカミ」と力比べをして打ち負かした武勇の神。

この「建御雷之男神タケミカズチノオノカミ」と「建御名方神タケミナカタノカミ」の力比べは、相撲の起源の一つとして語り継がれている。

茨城県の「鹿島神宮」に祀られている神様として有名。

ちなみに負けた方の「建御名方神タケミナカタノカミ」は「諏訪大社」の祭神。


野見宿禰ノミノスクネ


『日本書紀』にて垂仁天皇すいにんてんのうの時代に天皇の前で「当麻蹴速タイマノケハヤ」と「捔力スマヒ」をとり勝ったため、相撲の神様と言われている。

野見宿禰ノミノスクネについては別の記事で詳しく紹介していますので、よければそちらもみて下さい⬇️




◇勝ち名乗りの際に感謝する神様


大相撲で、勝った力士が勝ち名乗りを受けて懸賞金をもらう際に手刀を切る所作をしますよね。

私も漫画「大相撲伝」を読んで初めて知ったのですが、
これは三柱みはしらの神様に感謝の意を表しているそうです。

漫画「大相撲伝」より切り抜き


懸賞金を受け取る際に感謝するのが、
『古事記』に登場する下記の三柱みはしらの神様です。

天之御中主神アメノミナカヌシノカミ
高御産巣日神タカミムスビノカミ
神産巣日神カミムスビノカミ

これらの神様は、
『古事記』の一番最初に登場する三柱の神
造化三神ぞうかさんしんと言われてます。

漫画「大相撲伝」より切り抜き


天之御中主神アメノミナカヌシノカミ


『古事記』において
天と地が別れた瞬間に現れた一番最初の神

しかし、すぐに隠れてしまい、その後は登場することがないため謎につつまれた神様。


高御産巣日神タカミムスビノカミ


『古事記』
では2番目に現れた神。

天照大御神の相談役的な立場の神で、「葦原中国アシハラノナカツクニ(地上の国)」の平定の際には葦原中国アシハラノナカツクニに派遣する神様を選定する立場の神様。 

また、神武天皇が東征の際には、
熊野の「高倉下タカクラジ」という人物の夢に出て霊剣を渡すよう指示をし神武天皇を助けたり、
さらには「八咫烏やたがらす」を遣わせて神武天皇の案内役を務めさせるなど、
非常に重要な役割を果たす神様。


神産巣日神カミムスビノカミ


『古事記』
では3番目に現れた神。

・『五穀の起源』にかかわる神様
須佐之男命すさのおのみこと」が「大気都比売オオゲツヒメ神」を殺したとき、その死体から
「蚕」と「稲・あわ・小豆・麦・大豆)」の『五穀』が生まれ、
神産巣日神カミムスビノカミがそれを回収したのが「五穀の起源」とされる。 

・「大国主神オオクニヌシノカミ」を助けた神様。
大国主神が八十神ヤソガミらによって殺されたとき、
神産巣日神カミムスビノカミが、遣いの神を出して大国主神を生き返らせた。 




四神しじん(東西南北の守り神)


相撲の土俵における四神しじんは、
土俵の吊り屋根の四隅に飾られている4色の房の色で表現されており、
それぞれの『方角季節守り神』を表しています。

「両国国技館」の吊り屋根から下がる四色の房。
それぞれの房の色には意味がある。


漫画「大相撲伝」より切り抜き


青龍せいりゅう:青房(東・春)

青い龍の姿「東方」を守護し
を象徴し、川の流れを司ります。

朱雀すざく:赤房(南・夏)

赤い鳳凰ほうおうに似た鳥の姿「南方」を守護し、
を象徴し、を司ります。 

白虎びゃっこ:白房(西・秋)

白い虎の姿「西方」を守護し、
を象徴し、を司ります。 

玄武げんぶ:黒房(北・冬)

亀に蛇が巻き付いた姿「北方」を守護し、
を象徴し、を司ります。



◇おわりに


今回は『日本相撲協会公式サイト』の 
漫画「大相撲伝」』に紹介されていた
『大相撲を見守る神々』について調べてみました!

やはり相撲は神事と深く結びついているということがよくわかりました。

私、自身も知らないことが多く興味深かったですね!


・関連記事紹介!



■【大相撲】土俵祭①(令和八年 五月場所)⬇️


■【大相撲】土俵祭②『祭主祝詞奏上』全文書き起こし!⬇️



■相撲の神様 野見宿禰神社⛩️(両国)⬇️


今回も最後までお読みいただき、
ありがとうございました!


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