🇺🇸アメリカの歴史教育
アメリカの高校は、は9〜6月を4学期に分け、10月末、1月末、4月上旬、6月上旬に期末がやってきます。日本のような定期テストはありませんが、ファイナルシーズンは、テストだけでなく、プレゼンテーションやレポートが増え、忙しくなります。
以前、GSSのブログでも紹介しましたが、
【過去の記事】 http://globalstudysupport.blogspot.com/2013/07/oregon_16.html
今回も、アメリカの歴史教育を取り上げたいと思います。まず、こちらの歴史の授業を見ていて一番感じるのは、歴史から学んだことを、今に活かすことができるように意識していること。社会人として、市民のひとりとして、よりよい社会づくりのために必要な知識を歴史から学び、自分なりの解釈とアイデアを打ち出せるスキルを身につける授業になっています。
そのため、ファイナルも『プレゼンテーション』を課せられることが多くなります。プレゼンの流れとして、 一般的なのは、
(1) 取り上げた歴史の部分の、大体の流れとつながりを理解する
(2) なぜそのようなことが起きたか、その背景、原因を見出す
(3) 過去に起きたことが今につながり、今の生活の土台になっていることを認識する
特に、(3)については、今の生活が未来の土台になるということにもなります。年代や名前の丸暗記は必要なく、答えもひとつではなく、オリジナリティが大事な場合も多く見受けられます。
また日ごろの授業でも、ディスカッションが多いのですが、自分の身近な問題と結びつけたり、もしくは生徒それぞれが、実感をもって学べるような工夫が多いです。
たとえば人種の問題が絡む歴史的な場面を学ぶ際、生徒はそれぞれの人種のグループに分かれ、それぞれのバックグラウンドや事情をリサーチした上で、それぞれの立場でディスカッションをしたりします。日本の歴史でいうと、幕末なら、長州藩、薩摩藩、会津藩、幕府に分けてリサーチ、お互いの考えや言い分を伝え合うというようなものです。
もちろん、人種差別や人権問題を抱えているアメリカでは、このような授業はとてもセンシティブなものです。日本の歴史でたとえると、生徒たちを日本、中国、韓国、台湾に分け、それぞれの見方・考え方をリサーチして、発表すると言うようなものです。
現代社会で私たちが抱えている問題を、正面から取り上げるような歴史の授業に、教育の熱意を感じます。
歴史を学ぶ意義は、いま自分たちが抱えている問題は何か、歴史から知恵を借り、未来を見据え、最善な解決策を考える力を養うというところにあります。
教育が、その国の未来を支える力の土台づくりになっているとあらためて感じています。
話はちょっと変わって、私にとっての歴史の勉強はこれです!

旅=勉強です!オレゴン観光局が出しているパンフレット、、、なかなか読んでいて楽しい~!さらっと紹介してあるだけなので、実際に行って確かめたくなってしまうのです。百聞は一見に如かず。それは日本にいてもアメリカいても変わりません。当然、娘たちは毎度ながら巻き添えです。父がそうだったので、ファミリーカルチャーということで。。。
(2015年1月22日の記事の再投稿)
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