見出し画像

05-1: 【フェーズ2: 商品設計】 (1/3) 疲弊しない商品設計・3つの軸・スタンスと商品形態の接続


関連記事


  • 届けたい人物構造の言語化

  • コンセプト・ベネフィット・MVP設計

  • 出し方・価格・法務の実務決定


§1|自己診断:あなたの商品設計は「疲弊ルート」に入っていないか


まず、次の3つを自分に照らし合わせてみてください。

  • 商品を作ろうとしたが、何を作ればいいかわからず止まっている

  • 商品を作ったが、売れる気がしなかった(または実際に売れなかった)

  • 売れたが、納品・制作・サポートが苦痛で続けられなかった

1つでも当てはまるなら、問題は「やり方」ではない可能性が高いです。
商品の中身や販売手法より先に、設計の「軸」が定まっていないことの方が根本にあります。

§2|なぜ「いい商品」を作っても疲弊するのか


ノウハウどおりに作ったのに消耗した、という経験はありませんか。

私自身、以前に「報酬が高い」という理由だけでコンサルタントの仕事を選んだことがあります。
業務自体が得意なわけでも好きなわけでもなく、自分の動き方とまったく合っていなかった。
結果として、案件をこなすたびに消耗が積み重なり、かなり辛い状況に陥りました

問題はスキルでも努力量でもなく、自分の得意な動き方と、仕事が要求する動き方がまったく噛み合っていなかったことでした。

これを構造として言うなら、スタンスと商品形態のズレです。
「自分らしい働き方」と「作った商品が要求する動き方」が一致していない状態です。

たとえば、1対1のやりとりが苦手なのに高単価コンサルを設計してしまう。
深く考えることが強みなのに、スピード納品前提のサービスにしてしまう。これは努力不足の問題ではなく、スタンスと商品が別のレイヤーで設計されていることで起きます。

スタンスと商品形態のズレ構造例

§3|疲弊する商品 vs 疲弊しない商品の違い


「いい商品かどうか」より先に、「自分が維持できる商品かどうか」を確認する必要があります。

疲弊する商品 vs しない商品

「自分の土俵で作る」とは、妥協や諦めではありません。

エネルギーコストが低く、なおかつ他の人より自然に質の高いアウトプットが出る領域を選ぶ、ということです。消耗せずに続けられるからこそ、結果として積み上がりが速い。

この記事の後半で、その違いが実際にどう現れるかを具体的にお見せします。
「自分はどちら側に設計しているか」、一度正直に確認してみてください。

自分の土俵で設計していますか?

ここまでで、疲弊の構造と「何が違うのか」の輪郭はつかんでいただけたと思います。
まだ自分に当てはめきれていなくても、それで問題ありません。

次のパートでは、自分が持っているものを棚卸しし、スタンスと整合した商品の「形」を決め、価格・顧客・タイトルまでを一本の軸で設計する手順を順を追ってお伝えします。

「理解はできるが、自分の場合どうすればいいかわからない」という状態を、ここから先で解消していきます。


§4|既存資産の棚卸し


  • この記事から読み始めた方へ:この先の設計はすべて、「スタンス(やらないこと・許せないこと)」が先にあることを前提にしています。まだの場合は、先に記事2をご覧ください。ただし、「やらないこと」の原型はすでに経験の中にあります。この棚卸しを進めながら並行して見えてくることも多いので、そのまま読み進めても構いません。

商品設計は「ゼロから作る」ではありません。まずはすでに持っているものを整理するところから始めます。

ここから先は

3,196字 / 6画像 / 1ファイル
「やりたくないこと」から逆算する独自の起点で、迷わず判断できる軸を手に入れられます。 フェーズ0〜6の全体設計図に沿うだけでリサーチから運用改善まで一気通貫で組み立てられ、情報販売・コーチング・リアル店舗の3業態別ケーススタディで自分の業態に当てはめやすい構成です。 各記事にワークシート付きで、読むだけでなく手を動かして言語化できます。 マガジン購入者は今後リリース予定のAIワークフロー特化記事(記事11)も追加料金なしで読めます。

「やりたくないこと」から逆算した在り方(スタンス)を軸に、ビジネス全体を設計するガイドです。 特に個人やスモールビジネスにフィットする内…

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?