帰国子女の高校受験|直前対策(都立国際IB)
こちらも結論を先に言うと、同校の国際バカロレアコースに合格を頂けた。
先の広尾学園と同じ形式で振り返っていく。
なぜ同校に興味を持ったか?
繰り返しになるが、息子は自身の生い立ち上、将来的には米国ないし日本国外でキャリアを積むことに興味を持っている。
同校については以下がポイント:
多くの海外進学実績を持っている
国際バカロレア(IB)は、APほど米国特化ではないが様々な国の大学へのアクセスとなる(当然、しっかりとスコア等を作らねばだが)
日本国内では数少ないフル英語でのIB
生徒の主体性が高く、活気がある
家から近い
周辺に公園・緑があり、環境が良い
公立であり安い
特に、フル英語でのIBプログラムは、自分たちの調べた限り & 我が家の通学圏内では私立の玉川学園ぐらいしか見当たらなかった。それが公立校で提供されるのは大きなポイントである。
親はそういう現実的なところを見るが、当人は家からの近さと活発な生徒活動が印象に残った様子。
グローバル・アカデミックPGMの比較検討については以下を参照:
入試内容
英語運用能力検査:100点
筆記試験[60分](リスニング、リーディング、ライティング)
面接試験[10分](スピーキング)数学活用能力検査 [60分]:100点
小論文 [50分]:200点
個人面接 [15~20分]:200点
調査書(成績証明書):30点
他にも自己PRシート等もある(点数にはならないが面接のネタになる)
*英語・数学は自校作成
*英語・数学の得点は総合成績に含まれない
*数学・小論文・個人面接は日本語又は英語を選択
個別対策
同校は過去問がWebサイトに載っているために、学科は対策はしやすい。
他方で、IBコースは定員が極めて少ないために、偏差値などの統計が当てにならず(というか同コースの偏差値情報はほぼ無い)、合格可能性や何をどこまでやれば安心できるのかが分からない。学科の英数も頑張ったところで総合成績には含まれない。
そのようなわけで対策の情報も少ないし、一般的な塾もこの学校向けの対策があったり・ノウハウがあるわけではないので、自分たちで模索するしかなかった。
英語
私が過去問をみた限り、オーソドックスなものだと思われる。
当人は幸い得意科目なのと、どれだけ頑張ったところで合否判断の総合成績にはならないので、一度過去問をやって慣らした程度で、他のことに時間を使っていたと思われる。
数学
私が過去問をみた限り、オーソドックスなものだと思われる。
本人は同校の過去問や日比谷などの過去問をやっておけば同じようなものだと言っていた。むしろそれよりも、日々の塾での早慶レベルの対策を積み重ねていることで充足していた様子。
ちなみに言語は普段の問題演習で慣れている日本語を選んでいた。
小論文
これがユニークかつ対策に創造性が要るところではないだろうか。
この小論文は、自身の志望動機や過去の経験といったエッセイでは無い。
まさに中小企業診断士の二次試験やビジネススクールのケーススタディのように、与件・データを与えられ、問いに対して自分のアイデアを論じていくものである。
当人は与件等を速く読めるべく、言語は英語を選んでいた。
私観だが、おそらく以下のような能力が見られているのでは無いか:
分析(定性的なロジックとそれを裏付けるデータ)
課題定義
ブレインストーミング・創造力 → 解決策
それを説明・表現するロジック
私自身も実際に筆を動かしてやってみたが、結構興味深かった。
上記の評価視点は私及びAIで協力して行い、フィードバックをしたが、別の視点や英語としての相応しさは自分では役不足であり・塾でも手が届かないところであったが、そこは当人の通ってる学校のネイティブ教員に相談したらサポート頂けた。本当にありがたい。
個人面接
これも小論文と同じく配点も高いために、重要であった。
とはいえ、何を対策したら良いのか分からない。
高校という高等教育なのと、IBなのであれば尚更、単に何がどれだけ出来ているからといった減点主義的なものではなく、どういう視点を持っているかなどの加点主義で、行き着く先はフィット+ユニークネスではないかと想像した。もし前者の減点主義でやっているようであれば、到底国際的な活躍ができる人材を輩出できるはずもなく、こちらから願い下げである。
というわけで、フィットを試される話だと考え(+当人の気質からフィットしそうに思っていた)、変に話を準備して作るとかではなく・彼自身の既にある考えや経験をしっかりと伝えられることにフォーカスをした。
そのためにも、当人はより自を出しやすい英語を選んでいた。
..
また別途、本人の体験談も掲載する予定。
