【消費税法・学習アウトプット⑦】6月の振り返り──しんどかったが、本番でなくてよかった
※本記事は、税理士試験(消費税法)の学習記録として、TACでの学習内容をもとに、自身の理解や気づきを整理したものです。
※本記事は学習内容をもとにした私的な整理であり、条文・制度趣旨を自分の言葉でまとめたものです。実務判断・申告対応は税理士または所轄税務署にご確認ください。
6月は、思うように進まなかった月だった
5月の振り返りでは、6月13日の全国公開模試に向けて、理論暗記と計算の解き直しを進めたいと書いた。
前回の記事はこちら
ただ、実際の6月はかなりしんどかった。
仕事、大学院、税理士試験の並行に加えて、引っ越しもあった。
引っ越し自体は、職場に近くなるという意味ではプラスだったと思う。
通勤時間が短くなれば、今後の生活リズムは少し整えやすくなる。
ただ、その準備や手続き、片付けはやはり重かった。
人生は、勉強したい時期に限って、妙に現実的な雑務を差し込んでくる。
空気を読まない。
その結果、6月はまとまった勉強時間をあまり取れなかった。
そして、6月に予定していたTACの全国公開模試も、体調不良で受けることができなかった。
正直、これはかなり痛かった。
ただ、一番強く思ったのは、
本番じゃなくてよかった
ということだった。
総合問題は新規2題、復習1題
6月に取り組んだ総合問題は、新規で2題。
復習は1題だった。
5月は新規4題、復習5題に取り組んでいたので、それと比べるとかなり少ない。
もちろん、理想を言えばもっと解きたかった。
直前期に入っている以上、総合問題の演習量はかなり大事になる。
ただ、6月は思うように時間が取れなかった。
無理にきれいな振り返りにするなら、
「限られた時間の中で取り組んだ」
とも言える。
ただ、実感としては、
「本当はもっとやりたかったが、そこまで回らなかった」
という方が近い。
こういう月もある。
と言いたいところだが、試験は待ってくれない。
こちらの事情を聞いて、
「引っ越しがあったなら仕方ないですね」
とはならない。
試験は冷たい。
かなり冷たい。
感情のない採点機械である。
だからこそ、6月にできなかった分を、7月でどう回収するかが重要になる。
公開模試は体調不良で受けられなかった
6月で一番大きかったのは、TACの全国公開模試を体調不良で受けられなかったことだ。
5月の時点では、6月13日の公開模試を一つの大きな区切りとして考えていた。
理論はどこまで書けるのか。
計算は時間内にどこまで処理できるのか。
今の実力がどのあたりなのか。
それを確認する機会にするつもりだった。
ただ、実際には体調不良で受けられなかった。
これはかなり悔しい。
模試は本試験ではない。
でも、本試験に向けて自分の位置を確認する意味では、かなり大事な機会だった。
その機会を逃したことは、やはり反省点だと思う。
一方で、強く感じたのは、
これが本番でなくて本当によかった
ということだ。
税理士試験の本番は、年に一度しかない。
その日に体調を崩せば、それまでの努力がかなり厳しくなる。
もちろん、体調は完全にはコントロールできない。
どれだけ気をつけても、崩れるときは崩れる。
ただ、少なくとも本番に向けて、睡眠や生活リズムを軽視してはいけないということは痛感した。
模試を受けられなかったことは痛い。
でも、本番前にそのリスクに気づけたという意味では、かなり大きい。
人間は、失敗すると急に賢そうなことを言い出す。
今回はそのパターンである。
本番でなくてよかった、という反省
今回の公開模試を受けられなかったことは、単なる予定変更ではない。
かなり大事な警告だったと思う。
直前期になると、どうしても勉強時間を増やしたくなる。
理論を回したい。
計算を解き直したい。
総合問題をもう一題やりたい。
そう思う。
ただ、睡眠を削り続けると、結局パフォーマンスが落ちる。
勉強時間を確保したつもりでも、集中力が落ちていれば意味がない。
体調を崩せば、そもそも勉強も模試もできなくなる。
本試験は、知識だけで受けるものではない。
体調も含めて受けるものだ。
ここを軽く見ていた部分はあったかもしれない。
試験勉強をしていると、
「あと少しだけ」
「今日は無理してでも」
「ここで休んだら遅れる」
と思いやすい。
ただ、直前期に体調を崩すと、その遅れの方が大きくなる。
根性でどうにかなる部分もある。
でも、根性で発熱は下がらない。
気合いで答案用紙は埋まるかもしれないが、意識がぼんやりしていたら終わりである。
本番で同じことを起こさないためにも、7月は睡眠をしっかり取ることを重視したい。
理論暗記は、正直かなり微妙だった
6月の理論暗記については、正直かなり微妙だった。
とにかく書くしかない。
それは分かっている。
ただ、実際にはあまり時間が取れなかった。
理論は、読んで分かった気になるだけでは点にならない。
答案用紙に書けるか。
時間内に書けるか。
必要な言葉を落とさずに書けるか。
ここが問われる。
その意味では、まだまだ足りていない。
特に直前期は、理論をただ単独で覚えるだけでは弱いと感じている。
それぞれの論点がどうつながるのか。
なぜその制度があるのか。
どの場面で問題になるのか。
ここを意識しないと、暗記がバラバラになる。
バラバラに覚えた理論は、試験中に取り出しにくい。
まるで片付いていない引っ越し段ボールの中から、爪切りを探すようなものである。
あるはずなのに出てこない。
7月は、理論をただ眺めるのではなく、実際に書くことを増やしたい。
完璧に覚えてから書くのではなく、書きながら覚える。
そのくらいで進める必要がある。
理論は「暗記」と「つながり」の両方が必要
理論で意識したいのは、暗記とつながりの両方だ。
消費税法の理論は、単に言葉を並べればいいわけではない。
制度ごとの趣旨や関係性がある。
課税される取引。
非課税となる取引。
免税。
仕入税額控除。
課税期間。
納税義務。
簡易課税。
インボイス制度。
それぞれが完全に別々に存在しているわけではない。
消費税という仕組みの中で、どこにつながっているのかを意識する必要がある。
もちろん、本試験では正確な表現も必要になる。
だから暗記は避けられない。
ただ、暗記だけで押し切ろうとすると、少しひねられたときに苦しくなる。
逆に、理解だけで書こうとしても、答案としては弱い。
つまり、
理解して、つながりを意識して、最後は書けるようにする
という順番になる。
言うのは簡単だ。
やるのは面倒だ。
税理士試験は、だいたいこのパターンでできている。
計算は、忘れている論点が見えてきた
計算については、総合問題の復習なども進めている。
ただ、忘れている論点があることも分かってきた。
これは直前期にはかなり怖い。
一度学んだはずの論点でも、しばらく触れていないと処理が鈍る。
解説を見れば思い出す。
でも、試験中に自力で処理できるかは別の話だ。
特に総合問題では、個別論点として分かっていても、全体の中で出てくると処理を迷うことがある。
どこで拾うのか。
どの資料を読むのか。
どの順番で判断するのか。
時間内に処理できるのか。
ここが大事になる。
計算は、理論と違って手を動かす分、できている感覚が出やすい。
ただ、その感覚が危ないこともある。
「分かっているつもり」
「前にやったことがある」
「見れば思い出せる」
このあたりは、本試験ではかなり危険だ。
本試験会場では、解説は横に座っていない。
当然である。
座っていたら、それは不正である。
7月は、忘れている論点をもう一度回収する必要がある。
6月は、まとまった時間が取れなかった
6月は、模試以外でもまとまった時間が取りにくかった。
仕事と大学院に加えて、引っ越しもあった。
これがかなり大きかった。
引っ越しは、単に荷物を運ぶだけではない。
住所変更。
各種手続き。
荷造り。
荷ほどき。
生活環境の調整。
細かいタスクが多い。
そして、その細かいタスクが地味に体力と集中力を奪っていく。
勉強時間として机に向かっていなくても、頭の中がずっと片付かない感じになる。
「今日は勉強できるはず」
と思っていても、実際には生活の立て直しで終わる日もある。
これは仕方ない部分もある。
ただ、試験直前期としてはかなり痛かった。
一方で、職場に近くなったことは今後のプラス材料だと思う。
通勤時間が減れば、その分だけ朝や夜の使い方に余地が出る。
7月以降は、この環境変化をうまく使いたい。
引っ越しで削られた分を、引っ越し後の生活で少しでも回収する。
なんだか人生の損益通算みたいになってきた。
体調管理も試験対策の一部
6月を振り返ると、体調管理も試験対策の一部だと強く感じた。
これまでも睡眠は大事だと思っていた。
ただ、模試を受けられなかったことで、その重要性がかなり現実になった。
理論暗記。
計算演習。
総合問題の復習。
これらはもちろん大事だ。
でも、本番当日に体調が悪ければ、力を出し切れない。
どれだけ覚えていても、頭が回らなければ書けない。
どれだけ計算手順を固めても、集中力がなければミスが増える。
だから、7月は睡眠を削りすぎないようにしたい。
勉強時間を増やしたい気持ちはある。
ただ、無理に詰め込んで体調を崩すのは本末転倒だ。
特に直前期は、焦りで生活リズムを崩しやすい。
夜遅くまで勉強する。
翌朝眠い。
集中できない。
さらに焦る。
また夜更かしする。
この流れはかなり危ない。
勉強しているようで、ただ自分を削っているだけになる。
7月は、朝の時間を使うことも意識しつつ、睡眠時間を確保する。
地味だが、本番を考えるとかなり重要だと思う。
大原の模試を7月に受ける予定
TACの全国公開模試は受けられなかった。
その代わりに、7月に大原の模試を受ける予定だ。
6月に確認できなかった現状を、7月の模試で確認したい。
もちろん、模試は本試験ではない。
ただ、本試験前に時間配分や答案作成の感覚を確認できる機会は貴重だ。
理論がどこまで書けるのか。
計算でどこまで安定して取れるのか。
時間配分はどうか。
忘れている論点はどこか。
今の自分の弱点を、できるだけ具体的に把握したい。
模試は、良い点を取るためだけのものではない。
むしろ、足りない部分を見つけるためのものだと思う。
もちろん、点数が良いに越したことはない。
人間なので、悪い点だと普通に落ち込む。
「これは課題発見の機会です」と言いながら、心はしっかり傷つく。
だが、本番前に傷つけるならまだいい。
本番で初めて現実を見るよりはずっといい。
7月の模試は、今の自分の位置を確認する大事な機会にしたい。
7月は、今までの復習が中心になる
7月にやることは、かなりはっきりしている。
模試を受ける。
そして、今までの復習を進める。
新しいことを大きく広げる時期ではない。
むしろ、これまでやってきたものをどれだけ答案にできるかが大事になる。
理論は、書く。
とにかく書く。
暗記の精度を上げる。
それぞれの理論のつながりも意識する。
計算は、総合問題の復習を進める。
忘れている論点を回収する。
ミスしやすいところを確認する。
時間配分も意識する。
7月は、本試験前の最後の大事な月になる。
ここで何をやるかで、かなり変わると思う。
6月にできなかった分を、7月で全部取り返す。
そう言いたいところだが、現実には時間は限られている。
だからこそ、優先順位をつける必要がある。
全部を完璧にしようとすると、全部が中途半端になる。
理論のA・Bランク。
総合問題で間違えた論点。
計算で忘れている処理。
模試で見えた弱点。
ここを中心に潰していく。
派手なことはできない。
でも、直前期に必要なのは派手さではない。
地味な修正である。
6月を振り返って
6月は、
新規の総合問題を2題解いた
復習は1題にとどまった
理論暗記は微妙で、十分な時間を取れなかった
TACの全国公開模試は体調不良で受けられなかった
本番でなくてよかったと強く感じた
計算では、忘れている論点が見えてきた
理論は、暗記とつながりの両方を意識する必要があると感じた
仕事・大学院に加えて、引っ越しもあり忙しかった
職場に近くなったことは、今後の生活リズムにはプラスになりそう
7月は大原の模試と、今までの復習を中心に進める
という月だった。
一言で言えば、
しんどかったが、本番でなくてよかった月
だったと思う。
勉強面では、正直かなり苦しかった。
まとまった時間が取れなかった。
総合問題も、理論暗記も、思うようには進まなかった。
模試も受けられなかった。
ただ、その中で見えたこともある。
体調管理を軽く見てはいけないこと。
理論は、とにかく書くしかないこと。
計算は、忘れている論点を回収する必要があること。
7月は、新しい不安を増やすより、今までの復習を徹底する必要があること。
6月は、きれいに進んだ月ではなかった。
むしろ、崩れた月だったと思う。
でも、本番前に崩れ方を知れたのは意味がある。
本番で同じ崩れ方をしないために、7月で修正する。
次回で、この学習アウトプットはいったん最終回にする予定
この消費税法の月次振り返りも、次回でいったん最終回にする予定だ。
本試験が8月にある以上、7月は本試験直前の最後の振り返りになる。
そこで、これまでの学習全体を一度整理したい。
何ができたのか。
何が足りなかったのか。
理論と計算をどう仕上げるのか。
仕事、大学院、税理士試験を並行する中で、何が一番大変だったのか。
本試験直前に何を考えているのか。
そのあたりを書いて、このシリーズはいったん締めるつもりだ。
もちろん、試験後にまた別の記事を書くかもしれない。
ただ、月次の学習アウトプットとしては、次回が最後になると思う。
ここまで来ると、もう新しいことを広げる段階ではない。
最後は、いま持っているものをどれだけ答案にできるか。
それだけだ。
言い換えると、ここから先は知識量の勝負というより、回収力と再現力の勝負になる。
覚えたものを戻す。
間違えたものを潰す。
書けないものを書く。
忘れているものを思い出す。
やることはかなり地味だ。
だが、最後に効くのはたぶんこういう地味な作業だと思う。
試験勉強というのは、最後まで派手にならない。
困ったものである。
7月に向けて
7月は、いよいよ本試験直前の月になる。
やることは多い。
理論を書く。
計算を解き直す。
模試を受ける。
弱点を確認する。
忘れている論点を戻す。
睡眠を取る。
体調を崩さない。
こう書くと、かなり普通のことばかりだ。
ただ、直前期はこの普通のことを崩さずにやるのが難しい。
焦る。
不安になる。
他の人の進捗が気になる。
やっていない論点が気になる。
模試の結果も気になる。
それでも、最後は自分の答案をどうするかに戻るしかない。
理論を見て終わらせない。
書ける状態にする。
計算を解いて終わらせない。
間違えたところを回収する。
模試を受けて終わらせない。
本試験までに修正する。
6月はしんどかった。
でも、本番ではなかった。
ここが救いだ。
7月は、6月の反省をそのまま放置しない月にしたい。
気合いだけではなく、睡眠。
不安だけではなく、復習。
焦りだけではなく、答案。
本試験まで、もう本当に時間は少ない。
そして次回で、この学習アウトプットもいったん最終回になる。
だからこそ、最後の1か月をどう過ごすのかを、きちんと記録しておきたい。
地味に戻る。
結局、試験勉強はそこに戻るのだと思う。
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