【経済研究🔥】『日本の為替介入の分析』:卒論執筆への軌跡 No.2
Introduction:卒業論文にはこだわりたい🔥
私もいよいよ卒業論文の執筆に
取りかかる時期がやって参りました🥹
何事もアウトプット前提のインプットが
大事であると、noteで毎日発信してきました
これは、どのような内容で
あっても当てはまります👍
論文を一概に読んでも
記憶に残っていなかったり
大切な観点を忘れてしまっていたりしたら
卒業論文の進捗は滞ってしまうと思います😅
だからこそ、この「note」での
アウトプットををフル活用して
卒業論文を1%でも、完成に向けて
進めていきたいと思います😂
私の卒論執筆への軌跡を
どうぞご愛読ください📖
今回の参考文献📚
今回、読み進めていく論文は
こちらのURLになります👍
『日本の為替介入の分析』 伊藤隆敏・著
経済研究 Vol.54 No.2 Apr. 2003
前回の内容📖
論文解説Part①:イントロダクションの要約
管理フロート制に移行して以来
主要国の金融当局による
外貨為替介入の効果について数多くの理論的
実証的研究が行われてきました
しかし、介入データが公表されなかったこともあり精密な分析はできていなかったのです
日本の介入データは、ごく最近(2003年時点)までデータは公表されていなかったため
研究は遅れていたことも事実です
だからこそ、私はこのテーマに
取り組んでみようと思えたこともあります🔥
財務省から発表される「外国為替平衡操作の実施状況」からデータを入手し
卒業論文を執筆する予定です🧐
日本の通貨当局の資金を使った介入の多くは、東京市場で実施されますが
しばしば「委託介入」として他の市場
(ロンドン or NY)において実行されることもあります
このような「委託介入」もこの「外国為替平衡操作の実施状況」(以下、介入データ)に
記録されているそうです📝
ただ介入データは、日次データであるため
介入に絡む取引が何回行われたかを正確に把握することはできません
この論文において、介入回数とは
「介入が行われた日」と同義である
とされています📝
私の論文でも、どのように定義するのか
ということをしっかり理解した上で書き進めていかなくてはならないなと思います🙄
論文の特徴&参考にしたい点📍
この論文の特徴は
「新しく公表された介入データを利用したはじめての分析である」という点です
だからこそ、私は最初にこの論文を読み進める必要があると考えました
また、介入の「効果」の方法について
より注意を払って分析されてているので
大変有意義な学びがあると考えました
為替レートの決定における理論の整理📝
①意見分かれる「為替介入の効果」
1970年代から80年代にかけては
介入の効果に対して否定的な見解が
多かったとのことです
この論文では、為替レートの決定にあたり
ポートフォリオモデルを考えています
加えて、自国通過建ての債権と
外国通過建ての債権が「完全代替」の関係に
あることを仮定しています
すると、この想定のもとでは不胎化された介入(sterilized intervention)の場合は
為替レートへの影響はないとされています
※このあたりの理論ももう一度
確認しなければなりません💦
実際に、アメリカでは
1980年代前半のレーガン政権において
介入はほとんど実施されず、介入の効果についても否定的な見解が多かったそうです
また、主要国の金融当局間で実施された研究
(通称、Jurgensen Report)でも
介入の効果はあったとしても小さく
かつ、短期的なものであるとされていました
②転換期を迎える「介入の効果」
しかし、1990年代に入ると
学会の中で、「為替介入の効果」について
新たな見解が見られるようになりました😳
それは「不胎化された介入でも
為替レートに一定の効果を与える」という1980年代までの見解と対立する見解が生まれたのです
Dominguez と Frankel による一連の研究と業績が大きな影響を与えたとされています
この論文の中では、以下の理論が説明されていました
自国通過建て債権と外国通貨建ての債権との
代替性が、不十分な場合、あるいは
為替レートの期待が合理的ではない場合には
為替レートあるいは、リスクプレミアムに影響がありうる点が述べられていたそうです
また、介入が、将来的に金融政策が変更されるという「シグナル」として作用する
(=シグナル効果の存在)という説を提唱したことにあります
実際、1985年から87年までは
主要7カ国の通貨当局による、外為市場への
介入が頻繁に行われたことも事実です
協調介入による為替レートへの関与は
1985年のプラザ合意、そして
1987年のルーブル合意(※イタリアは欠席)が有名ですね☺️
主要国の協調介入によって
1980年代前半のドル高是正に拍車がかかったという認識も広まったそうですね
このような実体経済の変動も、理論や学会に
新たな見解をもたらすことになったのでしょう
③日本における介入効果分析の限界
これまで、日本は
外国為替市場における介入データを
公表してこなかったこともありました
これが、日本の通貨当局の介入効果についての分析に、限界があったことにつながっています
その一方で、1990年代において
日本の通貨当局は積極的かつ頻繁に介入し
介入時の金額も大きかったというデータが
実際に残っているそうです
この理由としては、1990年代に
円の価値が大きく変動したので
通貨当局が介入する必要があった
とされる見解があります😊
しかし、アメリカドルから
実質為替レートを見ると
円ドルレートほどは変動していないことが
判明したため通貨当局による介入の必要性は
認められなかったかもしれません🧐
また、ヨーロッパ各国は
統一通貨実現に向けて歩みを進める中で
介入もヨーロッパ通貨メカニズム(ERM)
内部の平価(Parity)を維持するためのものへ
振り向けられるようになりました
この結果、欧州通貨の対ドル
対円の価値の変動は、あまり注視
されなくなったように考えられています😅
これは、この論文のイントロダクションの
簡易的な要約になります❤️
今後も第2節、第3節と
この論文のインプリケーションや
私の卒業論文執筆において、重要な点を
まとめていきたいと思いますので
ぜひご愛読いただけますと幸いです🥰
私の研究テーマについて🔖
私は「為替介入の実証分析」をテーマに
卒業論文を執筆しようと考えています📝
日本経済を考えたときに、為替レートによって
貿易取引や経常収支が変化したり
株や証券、債権といった金融資産の収益率が
変化したりと日本経済と為替レートとは
切っても切れない縁があるのです💝
(円💴だけに・・・)
経済ショックによって
為替レートが変化すると
その影響は私たちの生活に大きく影響します
だからこそ、為替レートの安定性を
担保するような為替介入はマクロ経済政策に
おいても非常に重要な意義を持っていると
推測しています
決して学部生が楽して執筆できる簡単なテーマを選択しているわけでは無いと信じています
ただ、この卒業論文をやり切ることが
私の学生生活の集大成となることは事実なので
最後までコツコツと取り組んで参ります🔥
本日の解説は、以上とします
今後も経済学理論集ならびに
社会課題に対する経済学的視点による説明など
有意義な内容を発信できるように努めてまいりますので、今後とも宜しくお願いします🥺
For You:マガジンのご紹介🔔
https://note.com/kens_reading1/m/mf5d541e6f8df
https://note.com/kens_reading1/m/m060f6cf44857
こちらのマガジンにて
エッセンシャル経済学理論集、ならびに
【国際経済学🌏】の基礎理論をまとめています
今後、さらにコンテンツを拡充できるように努めて参りますので
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます📚
Ending:最後までご愛読いただき誠に有難うございました!
https://note.com/kens_reading1/n/naa75dd7b17f1
あくまで、私の見解や思ったことを
まとめさせていただいてますが
その点に関しまして、ご了承ください🙏
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