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【連載】日本神話を彩る『天の剣』たち《第6話》 『アメノハバキリ』とは何か?《中編》 from ロマン派史説

さて
前回 は、、、

アメノハバキリの所有者
スサノオについて

序盤のエピソードを
ご紹介した


三貴神の一柱でありながら
泣きじゃくるマザコン

使命も忘れて世界を荒らし
高天原からの追放を言い渡される

日本の最高神である
アマテラス姉ちゃんと喧嘩して

出雲へ向かう途中で
オオゲツヒメとの邂逅で穀物を生み出す

何やかんやで
出雲に降り立ったスサノオ


ここ出雲では
超有名なエピソードが幕を開ける


それこそ


アメノハバキリを
アメノハバキリたらしめたエピソードや

▼この記事を1枚にまとめると





✦ ✦ ✦
第一章:
クシナダヒメに一目惚れ


スサノオが
出雲の肥河(ひのかわ)のほとりを
歩いとると

川上から
箸が流れてきた

なるほど
川上に人が住んどるな


とスサノオは判断した



因みにやけど、、、


食事用の箸が伝来したんは
古墳時代の終わりから飛鳥時代にかけてや

なので

ここで出てくる箸は
食事のための道具やないねん

何かというと
祭祀や儀式に使う神聖な道具を指しとる

竹を折り曲げた
ピンセットのような形で

神様への供え物を扱う際や
儀式に使うとった



スサノオが
川を遡っていくと、、、


老夫婦が
美しい娘と泣いていた


スサノオが
「なぜ泣いとるのか」と聞くと

老夫婦はこう答えた

わしらには
娘が八人おったんやけど

毎年ヤマタノオロチ
という大蛇がやって来て
一人ずつ食っていく

今年もその時期が来てもたんや
この子も食われてしまう


なんで
7年も引っ越さへんねん!

と思うてんけど
神話にそういう突っ込みは野暮や


まぁ
想像してみるに

実際は
毎年川が氾濫して
水害で人が亡くなってたんかもな

農耕してると
土地を捨てられへんし
他所で生きていけるかもわからん

逃げたくても
逃げられへんかった

そういう
人々の悲痛な叫びが

邪竜神話になったんやろうな
知らんけど😄


話を戻すと、、、


その美しい娘の名は
櫛名田比売《クシナダヒメ》 というねんけど


スサノオは
いきなり一目惚れする


そして


いきなりプロポーズして
交渉する

「娘をワシの嫁にくれるなら
 オロチを退治したるわ!」


突然すぎて
老夫婦はこう返すねん

「ええ話ですけど
 あんたのお名前も知らんのに⁉︎」


ここでスサノオは
やんごとなき身分をサラッと明かす

「わしはアマテラスの弟
 スサノオやで!」


貴い神であることを知った
老夫婦は

なんと高貴なお方でしょうか!
娘を宜しくお願いします!


と快諾する


こうして
日本神話史上初の玉の輿が成立


クシナダは
生け贄となる寸前の所から

セレブの仲間入りを果たすという
数奇な運命を辿る事になった


しかし
根本的に危機が去った訳ではない


スサノオは
クシナダヒメを櫛に変化させて
自分の髪に挿した


戦いの間
クシナダを安全に守るため

一番強い自分が身につけるという
スサノオらしい発想や


さぁ後はヤマタノオロチを
倒すだけやねんけど

そのお話は
第二章で詳しく話すわ


✦ ✦ ✦
第二章:
決戦!ヤマタノオロチ vs. 嵐の神 スサノオ


まずは
ヤマタノオロチについて
軽く紹介しとく


古事記での表記は
八俣遠呂智(やまたのおろち)

日本書紀では
八岐大蛇(やまたのおろち)


その姿は


頭が八つ
尾が八つ
目はホオズキのように真っ赤
体にはヒノキや杉が生え
八つの谷と八つの山にまたがるほど巨大
腹はいつも血でにじんどる

めっちゃヤバい奴やん
ちゅうかイメージより遥かにデカい


何でこんなにデカいんか?
にも関わる話やけど

諸説ある中で
一番有力説とされるオロチの正体は

「斐伊川(ひいかわ)の氾濫を
 神話化した存在」という説やねん


毎年氾濫を繰り返す
暴れ川

その恐ろしさを
八頭の大蛇として表現したんやないか
と考える説やな



さて
ヤマタノオロチと戦う事にしたスサノオ


荒ぶる神スサノオは
ここで実は賢こくて戦略的な一面を見せる


戦いの準備として
老夫婦にこう指示を出した

「家の周りに垣根を張り巡らせ
 八つの門を作ってくへん?

 ほんで門ごとに桟敷を置いて
 何度も醸造した強い酒を
 満たした桶を置いといて!」


準備を整えて
待ち構えていると


すさまじい地響きとともに
ヤマタノオロチが現れた


芳醇な香りが漂う酒を見つけた
ヤマタノオロチは

八つの桶にそれぞれ頭を突っ込んで
酒を飲み始めた


(お酒が好きなんやね😁)


やがて
全ての酒を飲み干したヤマタノオロチ


なんと
酔いつぶれて眠ってしまった


スサノオが
十拳剣を抜き放ったのはその時やった



✦ ✦ ✦
第三章:
ハバキリが大蛇を斬った瞬間


完全に眠りこけてもうた
ヤマタノオロチ


策は的中


スサノオは
抜き放った十拳剣を振り下ろし

頭から
胴から
尾から

バラバラに
斬り刻んでいった



八つの谷と
八つの山にまたがるほどの巨体

それを解体していくわけやから
怪獣8号の世界観やな😅



因みにやねんけど

「寝込みを襲うって
 神話の英雄としてどうなん?」


って思った人おらん?


僕は最初に聞いた時に
そう思った

せやけどな
改めて考えてみたんや

これには
神話的な意味があるんやないかと


例えば


三貴神の神霊力があれば
真っ向勝負の武力でも勝てたはずやねん

それでも
無用なリスクを減らす策を選んだ

「戦わずして勝つ」


これ
孫子の兵法と全く同じ発想やねん



荒ぶる神でありながら
冷静な策士でもあったスサノオ

真っ向勝負したら
辺りの田畑が荒廃してしまう

戦闘は最後の手段や
最上の被害で勝たなければ民を守れない



これって
もしかしたらやけど

荒魂(あらみたま)が
和魂(にぎみたま)へと変わっていく

スサノオの
成長物語と重ねて見せてるんやないか?



力に物を言わせて
暴れ回るばかりだったスサノオが

困っている人の悩みを聞き届け
力でなく知略で解決した

乱暴で泣き虫だったスサノオが
立派な神に成長していく



サクセスストーリーの脚本やろ?
知らんけど😄



さて
話を元に戻すねんけど


ヤマタノオロチを解体しとる途中で
重要な事件が発生すんねん



それは
ヤマタノオロチの尾に刃が達した時やった

ガキッ!


何か固い物に刃が当たって
欠けてしまった


(天の剣が欠けてまうとは、、、)


スサノオは
尾を切り開いて何があるのか見てみた


すると


そこから
見事な直剣が出てきた


天叢雲剣《アメノムラクモノツルギ》


後に 草薙剣 と呼ばれ
三種の神器 に数えられる事になる剣や



ここで
めっちゃ重要な疑問が出てくる

「なぜハバキリは
 ヤマタノオロチを斬れたのか?」


まず
ヤマタノオロチという存在やねんけど

山神や水神であるという説もある
神クラスの存在 やねん

神話では邪悪な敵として描かれとるけど
それは人間の描き方の問題や

ヤマタノオロチは
神に類する力を持ったモノと考えてええ


つまり


普段のオロチなら
どんな剣も通らへんかったかもしれへん


せやけど


泥酔して無防備やった😁


神霊力が弱まった状態やったことと
スサノオの神霊力が剣に宿ったこと

この二つが組み合わさった事で
ハバキリの刃が通ったんやないかと思う


そして


ヤマタノオロチを斬った事により
ハバキリは神化したんやないやろうか?


つまり


オハバリがカグツチの血をすすって
神化したように

ハバキリも
また

神クラスである
ヤマタノオロチの血を吸ったことで

神化のプロセスを
発動させた

「神の血を吸った剣」


言わば
ゴッドスレイヤー っちゅう事や


まぁ
斬ったのがヤマタノオロチやから

ドラゴンスレイヤー
の方がピンと来るかも知らんけどな😄

✦ ✦ ✦
第四章:
天蠅斫剣の伝説


アメノハバキリには
その特性を示す別の呼び名がある


天蠅斫剣(あめのははきりのつるぎ)


それが
アメノハバキリの二つ名や

「飛んで来た蝿が刃に触れただけで
 自然に切れて落ちた」


という伝説があるほど
切れ味が鋭い剣やといわれとんねん



存在するだけで
何かを断ち斬ってしまう剣



ヤマタノオロチという
神竜を討伐した経験を持つ剣

勝手に蠅が斬れ落ちるほど
類稀な切れ味を得た


ゴッドスレイヤーとして覚醒し
ドラゴンスレイヤー経験を持つハバキリ


その最終形態は
フライスレイヤー やったわけや😁


✦ ✦ ✦
第五章
現存するハバキリのロマン


ヤマタノオロチと戦ったことで
欠けてしまったハバキリ


しかし
欠けとんのは勲章やん?


戦ってへん剣は
欠けることすら出来へん

そこも含めて
アメノハバキリの魅力やと思わへん?


因みに


そんな
アメノハバキリは現存する



明治11年に
石上神宮の禁足地が発掘された際

発見された剣の一本が
アメノハバキリと言われとんねん


ただし


欠けとるかどうかは
石上神宮から公式発表がないままやねん


古事記の物語の通り欠けたままやったら
ロマン感じると思わへん?

まぁ
想像するしかないけどな😄


✦ ✦ ✦
最後に


今回は
ヤマタノオロチとの対決と
アメノハバキリの神格を深掘りした


荒魂として
高天原を追放されたスサノオが

出雲で
ヤマタノオロチを倒した


アメノハバキリは伝説の剣へと神化し
ヤマタノオロチの体内からは

天叢雲剣《アメノムラクモノツルギ》
が出てきた

このアメノムラクモの物語については
改めて紹介しようと思う


次回
アメノハバキリ編《後編》では

現存するハバキリと石上神宮
そして武士と軍神信仰への繋がりを語る


ハバキリ編の最終回や



筆者:Khaosan
波乱万丈な人生はこちら


【次回記事】


【連載】日本神話を彩る『天の剣』たち《第7話》
『アメノハバキリ』とは何か?《後編》



【付録】 まとめ資料



【Khaosanの舞台裏】


大学中退のバンドマンが、遅めの社会デビューから叩き上げて、マニラで散って、再生して、20年を越えるBiz-dev人生の修羅場を通じて《日本精神》に辿り着いた。

その真相と現代ビジネスに効く独自考察を高尾から発信してます!

そんな Khaosan の 波乱万丈な人生 とこれまでの 全考察記事一覧 は、このリンク先で包み隠さず大公開中やで 😁


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📝 この記事について
この記事は学術的な通説とは異なる点を多く含んでおります。あくまで一つの「妄想」として楽しんでもらえたら嬉しいです。

この記事は、AI戦略アシスタント「コマちゃん」との対話をベースに執筆しました。

Khaosan / 2026年6月





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