知の爆発と、娘の寝顔。――小林秀雄『学生との対話』を読んで
(これはリビングの娘の本棚、そこに読みかけ本が侵蝕中…)
1・noteという「偶然の波」に乗って
近頃、noteが楽しい。 誰かの投稿を読むことで、新しい発見が次々に舞い込んでくる。本を読むのが好きな私だが、最近は皆様の投稿を読むのが同じくらい楽しみだ。
先日も、おすすめに流れてきた記事を読んでいた。
美しい日本語を再確認させてくれる記事
「にほふ」というえもいわれぬ言葉遣い。素敵です。いまの日本語ではお目にかからないし、そのような人物もとんとおみかけしない。
しかし、その心は受け継いでいきたいしそれを体現できうる人物になってみたいものだ。
なんて考えてスクロールしていると、小林秀雄氏の別のノート記事を発見。
桜の花を皮切りにソメイヨシノ、山桜。そして歴史とは何か、科学とは…。
そういえばうちの本棚にこの本あったな。固くて俺っちには難しいと思いつつ気になるので積読棚に入っている。
他に読んでいる本があるのに「学生との対話」を手に取り小林との対話を始めるのであった。
2・真剣勝負の学問、そして「頭の爆発」
読み進めるうちに、言葉の使い方、そして学生と真剣に対峙する小林の姿に圧倒された。そこにあったのは、逃げ出したくなるほどの
真剣勝負の学問
の世界 だ。
おちゃらけ人間の私なら、その厳しさに裸で逃げ出してしまいそうだが、同時に深く共感もした。
> 「思想を紡ぐというのは、接木(つぎき)で始まるかもしれないが、それを自分の中で育て上げることこそが真の学問である」
私の歩む「針の道」もそうありたい。まずは先人の知恵を「接木」してみる。
しかし、その知恵の重みに、私の頭は文字通り「爆発」しそうになった。
3・ 死ねない理由、欲張りな願い
教育者としての小林秀雄を象徴する姿勢
小林は学生に答えを与えるのではない。
答えらしきものを学生が言おうとするのを遮る。
「それはお前の言葉か?」
「それで何が苦しいんだ?」
「現代人は答えばかり出そうと焦っているが、大事なのは問いを育てることだ」
ぐさ!
この思想の巨人の前ではつい卑屈になってペッペらーのと喋りまくりそうな自分にドキッとした!
これは針の世界でもそうだ。
初学者は先人たちのツボの位置をそのままに刺す。
中級になるとその近辺を気にするようになる。
上級になると自分の手が勝手に止まる。
そして、先人の知恵を必死に継ごうとしていたら、そのあまりの熱量に「死ぬかと思った」というのが本音だ。
独身の頃なら、それも一つの人生だと思えたかもしれない。
しかし、今の私には **可愛い娘**(現在9歳!今年で10歳。思春期が恐ろしい…)がいる。
年老いてから授かった、目に入れても痛くない存在だ。
この子に小林の説いた教育を施してみたい。
- せめて、この子が二十歳になるまで…
- いやいや、結婚するまで…
- でもでも、孫の顔を見るまで…
- とことん、ひ孫の顔を見るまで元気でいたい。
120歳超えちゃうょ!
知の巨人と対峙して「頭が爆発」しそうになっても、私は元気でいなければならない。
思想を育てる時間と同じくらい、この子の成長を見守る時間が必要なのだから。

だから、生き延びる理由が要る。
追記
note 編集欄のAIを試してたら、そのまま公開されておりました。修正版になります。
#小林秀雄 #鍼灸 #東洋医学 #子育て #読書感想文 #noteのつづけ方 #教育 #真剣勝負
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