連載「菌活ボーイがゆく」㉖悪魔のラーメン鍋(菌活ライフ脱線編)
こうじの魅力にはまった猫サラリーミャンの菌活実践記です。
「育て上げた醤油こうじを食べてしまうのが心苦しくて」の心境で菌との触れ合いの日々を送る。
さっちー師匠ににゃんだかんだ巻き込まれながら“菌友”(菌活友だち)づくりに励む。
文/菌活ボーイ
イラスト/ちぐ

新春のキジトラ総本山。
さっちー師匠が眉間にしわを寄せ、腕組みしていた。
「困ったことになった」
菌活ビューティーを実践し、「3㌔やせた♡」と歓喜したのは数日前。
お正月の暴飲暴食で2㌔リバウンドしたらしい。
3歩進んで2歩下がる。
「水前寺清子か」
心の中で突っ込んだ
「いいこと思いついた」
師匠は小躍りして、何度も小さくガッツポーズ。
「この間のラーメン鍋な、バターとごま油をたっぷり入れてみるにゃ」
「はあぁ?」
おいしそう。けどカロリー高そう。
「とろけるチーズも、お餅も入れちゃえ」。満面の笑み。
「太りますよ」。心配すると、
「あんたが食べるにゃ」とのたまう。
「やせてて心配。最低2㌔は太らせてあげたい」
「ここ菌活ビューティーの道場ですけど」
のけぞる僕を、師匠が一喝。
「度量が小さい! つべこべ言わず、作ってみるにゃ~」
一瞬、師匠が悪魔のようにほくそ笑んだ、気がした。

地獄をイメージし、辛麺を使用。
ハイカロリーだが、味は折り紙付き
(続く)
