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sakuya87
40歳の私へ向けて、3ヶ月かけてジュエリーを選んだ話
ネックレスがほしい、と
3ヶ月、百貨店を回り続けた。
仕事帰りに寄ることもあった。
週末に足を運ぶこともあった。
ポメラート、ブシュロン、ブルガリ。
どれもかわいい。でも、なんかしっくり来ない。
きっかけは、夫が「40歳の誕生日プレゼントは何がいい?」と聞いてくれたこと。
せっかくだから、ちゃんと選びたかった。
でもなかなか決められなかった。
3つ重なった、節目のこと
もともと、私はそれほどジュエリーを持っている方ではない。
それでも今ほしいと思うようになったのは、
3つ重なった節目があったからだった。
管理職への昇格。
結婚10周年。
そして、40歳の誕生日。
この3年で、人生の大きなものが3つ動いた。
だから、何か形に残したかった。
それを、夫が背中を押してくれた。
これだ、と思った瞬間
カルティエのトリニティというネックレスがある。
3つの輪が重なったデザインで、愛、友情、忠誠を意味するらしい。
それを知った瞬間、これだと思った。
3つの輪と、3つの節目。誰かに説明しなくても、自分だけがわかっている意味が、そこにある。
最後まで迷ったこと
最後まで迷ったのは、ダイヤを入れるかどうかだった。
華やかすぎるかもしれない。
普段使いできるか。
そもそも自分にそこまでしていいのか。
でも、思い切った。
管理職になって、結婚して10年経って、40歳になった自分が、ダイヤ付きを選んじゃいけない理由は、どこにもなかった。
鏡の前で、背筋が伸びる
今、鏡の前でそのネックレスをつけるとき、
3つの輪が重なっているのを見て、少しだけ背筋が伸びる。
今の私にちょうどいい。そして、このネックレスに見合う自分で居続けたいと思った。

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