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夫の詫びケーキ

ここ最近、夫との関係であれこれあり、夫は1週間半ほど無言&部屋に籠る生活をしていたのだけれど、先週末、ずっと自分の殻に閉じこもっていた夫が

   「冷蔵庫に入るかな?」

と、急にホールケーキを下げて帰宅した。

子どもたちの鋭い質問攻撃。

   「何で今日ケーキ?」
   「何でこれ?」

夫の回答。

   「2人が毎日ゲームがんばってるから」
   「これしか在庫がなかったから」

でもさ、何もない日にホールケーキ買ってきたことないじゃん?2人はいつだってゲームに夢中じゃん?このケーキ、私が好きなやつじゃん?

          🎂

たぶん、このケーキが夫の全てなのだと思う。
(もしかしたら私の好みなんて知らなくて、本当に在庫がこれだけだったかもしれないけど)

「ごめんね」などの優しい言葉も、
「今後のことを話し合おう」ということも、
何もない。

でもきっとこのケーキは、夫の全てだ。

この件、ケーキ1つで終わりにしていいの?と思われるかもしれないけれど、まあ、いいのだ。これは今回のいざこざの終わりであり、きっと私たちの新しい関係の始まりである。

私は夫が籠もっている間に、自分が夫の分まで背負ってしまう癖があることに気づけたし、夫が私をどう思っているかとか、夫が何を考えているかではなく、自分がどうしたいか、何を考えているかに矢印を向けることが大切ということに気づけた。おそらく、夫は夫なりに1週間半何かを考えていたのだろう。(そう願う)

何となく今は、言葉であれやこれや話し合うよりも、夫が差し出してくれたケーキをしっかり受け取る方が大切なような気がした。何だか今は言葉よりも空気を大切にしたい。だから私からは後日、ハンドタオルをプレゼントした。「これからもよろしくっ!」という意味を込めて。もちろん言葉にしていないので、伝わっていないかもしれない。それでも今はこれでいい。

もしかしたら、ケーキだって、私の都合のよい解釈なのかもしれない。でも今回、私の中でなんとなく見えたものがあるので、きっと物事は良い方向に進むだろうと思っている。まあ、違ってもその都度進路変更すればよいことだし、気楽に来月は結婚15年目の記念日を迎えようと思う。

これまでのことはこちら↓



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