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カメラも画面も全く見ない私が、噂の折りたたみiPhoneに期待している話

📱 久しぶりにiPhoneの噂で胸が動いた

iPhone 6から13 miniまで、私はほぼ毎年iPhoneを買い替えてきた。

けれど13 mini以降は、買い替える理由がだんだん薄くなっていった。新型のたびに語られるのは、画面の大型化とカメラの進化。どちらも、私にはあまり関係がない。

そんな私が、2026年に出ると噂されている「折りたたみ新iPhone」には、久しぶりに前のめりになっている。

買うかどうかは別の話だ。コンセプトそのものが、視覚障害者にとってかなり相性が良さそうだからだ。

この記事では、なぜ全盲の私がこの折りたたみiPhoneに期待しているのかを、3つの視点で書いておきたい。

同時に、ChatGPTのディープサーチで集めた現時点の噂情報を、過剰に信じすぎない温度で添える。

🤔 なぜiPhone 13 miniで止まったのか

iPhone 6から13 miniまでの買い替えは、視覚障害者にとっての「快適さ」を毎年少しずつ更新する投資だった。

Siriの精度、VoiceOverの安定性、ジェスチャーの応答速度。どれもバージョンが上がるたびに徐々に良くなっていった。

ところがある時期から、新型の売り文句は「画面がさらに大きくなりました」「カメラがさらに高性能になりました」が中心になった。

私は画面を見ない。カメラもほとんど使わない。

進化している方向と、私が必要としている方向が、ずれていった。それでiPhone 13 miniに居着いた。

Face IDの機種ではあるけれど、片手で握れる小ささと、ポケットに無理なく収まるサイズ感。視覚障害者の私にとっては、これがちょうど良かった。

1️⃣ 期待ポイント1 Face IDよりTouch IDが相性が良い

折りたたみ新iPhoneで、現時点でかなり情報が固まっているのが「電源ボタン一体型のTouch IDが復活する見込み」だという点だ。

Face IDは見送られる方向と複数の媒体が伝えている。

これは、視覚障害者にとってかなり大きい。

Face IDは、アクセシビリティ設定で注視機能をオフにしても、スマホとの一定の距離と角度がそろわないと認証してくれない。

一方Touch IDは、指先の感覚で「いま触れている」というフィードバックがある。確実性がまるで違う。

加えて私は、右手に常に白杖を持っている。その状態で、大型のiPhoneを左手だけで構えて顔の正面まで持ち上げる動作は、現実的にかなりやりにくい。

これは見える人にも伝わると思う。傘を片手で持ちながら、もう片方で大型iPhoneを操作する場面を想像してみてほしい。

その点Touch IDなら、ポケットに入れたまま、そこに手を差し込んで操作できるケースもある。視覚障害者にとっての合理性は、かなり大きい。

ただ唯一、こうした合理性を求めた結果として価格が大きく跳ね上がるのは、当事者として納得しきれない点ではある。

2️⃣ 期待ポイント2 閉じれば13 mini級に戻る

噂では、外側の画面はおよそ5.3〜5.5インチ。閉じている時のサイズ感は、iPhone 13 miniに近いと書かれている。

普段はそのまま閉じた状態で、片手で操作する。必要になった時だけ広げる。

これは視覚障害者にとって理にかなっている。

私が日常で使うのは、メッセージを送る、Siriに頼む、音声を聞く、簡単な入力をする。

普段使いには13 miniサイズで十分だし、むしろそのほうが片手で扱いやすい。

「閉じれば小さい」という選択肢が戻ってくる。画面サイズの大型化に置いていかれた人たちにとって、地味だけれど大きな朗報だと思っている。

3️⃣ 期待ポイント3 画面の大きさは視覚障害者にとって意味が薄い

視覚障害者、特に全盲の私にとっては、画面が大きくなっても、得られる情報量が増えるわけではない。

VoiceOverは、画面のどこに何が表示されていても、順番に読み上げてくれる。5インチでも8インチでも、読み上げ体験はほとんど変わらない。

むしろ大きくなれば、片手で扱いにくくなり、ポケットに入れにくくなり、重くなる。デメリットの方が増える。

iPhoneだけが成長期で、私の手はずっと置いていかれている。

加えて、画面が大きくなればなるほど、指先を画面の端まで伸ばす距離も増えていく。

私はiPadも持っているが、基本的にはずっとiPad miniシリーズしか買わない。もう数年買い替えていないけれど、それでも十分だ。

見える人にも伝わる比喩で言えば、車のウィンカーレバー。

あれがもし助手席側についていたらどうだろう。腕を大きく伸ばさないと届かない。毎日頻繁に使う操作がそうなっていたら、正直ストレスでしかないはずだ。

視覚障害者にとっての大型スマホは、ちょうどそういう感覚に近い。

折りたたみは、ここに「閉じている時は小さく、広げた時は大きい」という第三の選択肢を持ち込む。

広げた状態をどう活かすかは別として、少なくとも「常時大きい」という不便さからは解放される。

📊 冷静に見ておきたいファクト

期待だけで書くのはフェアではない。現時点で確認できる事実も並べておく。

  • 2026年5月時点で、Apple公式の発表はまだない。製品ページも存在しない。

  • 価格帯は2,000ドル超。日本円で30万円から40万円台という観測が中心。

  • 発表は2026年9月との見方が有力。ただし初回出荷は少量で、実際に手に入るのは年末以降にずれ込む可能性も指摘されている。

  • 折り目の目立たなさ、ヒンジの耐久性、防水等級は、実機が出るまで確証できない。

いま見えているのは「Appleがその方向で本気で動いている」という骨格の部分まで。

最終仕様は、発表当日まで動く余地がある。

✍️ まとめ 購入は別として、楽しみにしている

私は今のところ、買うとは決めていない。

30万円超は、視覚障害者向けの設計が入っていると分かっていても、簡単に出せる金額ではない。

ただ、ここ数年のiPhoneで久しぶりに「自分のための進化」を感じる方向性ではある。

  • Face IDからTouch IDへ戻る流れ

  • 閉じれば小さい、というサイズの選択肢

  • 画面の大型化以外の進化軸

この3つが揃った折りたたみiPhoneは、視覚障害者にとっては、見える人とは違う角度で楽しみな一台になりそうだ。

買う買わないは別として、こういう設計が当たり前の選択肢として並ぶ未来が来るなら、それだけで私は嬉しい。


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📺 見えない映像クリエイターが作った動画

画面の大きさが私にとって意味が薄い、というこの記事の話と地続きで、画面そのものを真っ暗にしたまま使い倒すiPhoneのリアルを15秒に詰めた一本があります。VoiceOverと「スクリーンカーテン」で、画面の存在感がここまで小さくなる感覚を、ぜひ体感してみてください。

https://www.youtube.com/watch?v=HQfuqZcgiNE

#視覚障害 #全盲クリエイター #エッセイ #アクセシビリティ #iPhone

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