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【1日目】瀬戸内・四国キャンピングカー旅

家族4人、キャンピングカーで瀬戸内・四国を巡った5泊6日の紀行。

↓キャンピングカーの魅力については、こちらで語り尽くしております!↓

さて今回は、東京を出発して京都でキャンピングカーをお借りし、岡山で初めての夜を迎えた「1日目」のストーリーです。

豪雨の東京脱出

出発当日の朝は、あいにくの強い雨でした。家族4人、それぞれが大きなリュックと寝袋を1つずつ抱え、傘を差して駅まで歩くのはどう考えても現実的ではありません。その上、この後の旅のことを考えると、長傘4本という荷物もできれば減らしたい。

そこで急遽、GOタクシーアプリを起動。「3台まとめて配車」という、同時に複数台を探せる機能を使ったところ、運良く1台がヒットしてくれました。

ここからの駅選びにも、ちょっとした戦略があります。いつもなら自宅から最寄り駅まで歩き、東西線で大手町を経由して東京駅へ向かうのですが、最寄り駅は屋根のある部分がないので、タクシーを降りる際にどうしても雨に濡れてしまいます。

そこで今回は飯田橋駅をチョイス。高架下でタクシーを降りれば濡れずにホームへ移動できると判断しました。
目論見通り、大切な荷物をほぼ濡らすことなく総武線へと滑り込むことができました。

東京駅に到着し、新幹線での朝ごはん用にお弁当を購入。子供たちは、紐を引くと瞬間で温まる牛タン弁当を選びました。


この仕掛けが初めてだったのか、目の前で湯気が上がる様子にものすごく興奮していました。そんな家族の笑顔を見ているうちに、京都駅までは一瞬で着いてしまった感覚です。

京都、そして姫路城へ

京都はほぼ雨が上がっていました。キャンピングカーのレンタル時間まで1時間弱ほど余裕があったので、近くの喫茶店でまったりと過ごしてから、とうとう今回の相棒、AtoZ社の「アレン・ハイ」とご対面です。

一通りのレクチャーを受け、いよいよ出発。今回のメインは四国巡りなので、京都観光はパスして一気に姫路城を目指します。

姫路までは意外と距離がありましたが、道中、1970年大阪万博の万博記念公園の横を通り、初めて生の「太陽の塔」を見ることができました。車窓から現れたその圧倒的な存在感に、運転席のテンポも上がります。

妻撮影

姫路に到着したのは16時半。雨はすっかり上がり、気持ちのいい青空が広がっていました。ただ、お城の内部への最終入城は16時(閉城17時)だったため中に入るのは断念し、周囲の公園を散策することに。

しかし、外側から眺めるだけでも十分すぎるほど楽しめました。素晴らしい石垣が当時のまま残されており、特に角の部分の美しい「算木積み(さんぎづみ)」に出会えたときは、一人で静かに感動していました。

素敵なイタリアン

今夜は岡山市内のRVパークを予約しているため、移動しながら夕飯とお風呂を済ませる必要があります。お風呂はRVパークの近くにある「大家族の湯」に目星をつけていたので、その前に高速道路に乗る手前で見つけたイタリアン「Vansan(バンサン)姫路中地店」へ滑り込みました。

クアトロフォルマッジ。
イタリアンなので生地は薄め。
チーズのうまみがダイレクトに来る。

内装がとてもお洒落なレストランで、店内には心地よいイタリアンポップスが流れています。ここでスパゲティやピザ、チーズフォンデュを堪能。東京にも店舗があるようなので、帰ったらぜひまた行って、次は名物の「シラスかけ放題のペペロンチーノ」に挑戦してみたいところです。

岡山弁が飛び交う「大家族の湯」

お腹を満たした後は、再び2時間弱ほど車を走らせて岡山の「大家族の湯」へ。

我が家の家族構成において、男は私一人。つまり、旅先でのお風呂は、私が「一人時間を満喫できる唯一の贅沢タイム」でもあります。しかも大のサウナ好き。今回の旅では、妻の「きれいな露天風呂に入りたい」という願いと、私の「素敵なサウナに入りたい」という欲求を両立させるため、事前にGeminiで公衆浴場をリサーチしていました。

大家族の湯は、その名の通り本当に広大で、多彩なお風呂が並んでいました。

公式サイトより
遠赤外線高温サウナ
ロウリュウサウナ


22時台という深夜にもかかわらず地元の方々で大賑わい。サウナ室は私語禁止と書かれているものの、そこは地域の社交場。地元のあんちゃんたちが「千鳥のノブさんのようなあのイントネーション」で会話しており、旅情をそそられる嬉しい出会いでした。

初めての車中泊、そしてまさかの悪手

閉店間際までしっかりとサウナとお風呂を堪能した後は、車で5分ほどの場所にある予約済みのRVパークへ。途中のコンビニで明日の朝食を買い込み、いよいよベッドメイクをして就寝です。

「4人で閉め切って寝るとなると、少しは換気をした方がいいかな」

そう思い、私は天井の換気扇(ファン)を弱めに回したまま、心地よい疲れとともに目を閉じました。

しかし、良かれと思って施したこの「換気」が、実はこのあとの静寂な夜を揺るがす、最初にして最大の「悪手」だったのです……。

(【2日目】へ続く)


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