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ドーナツについて考えて不機嫌になる

先週の土曜日の夜、午後10時を過ぎているのに、どうにもこうにも自分を抑えられずに、ドーナツを食べた。血糖値が高いのに。SNSでは午後7時以降は何も食べたらいけないとか投稿してる人いるけど、仕事してたらそんなの無理だし、疲れてると夕食後だって小腹は空く。

日系スーパー「東京セントラル」の「大阪、京都フェア」で買ってきてた堂島ドーナツ。
フェアの最後の戦利品。
ほんのりした甘さとサクサク感がたまらない。
束の間の幸せをありがとう。
商標登録までしてる、本気度。
仕事で絡むことなので見ちゃうんだよね。

今日の記事はこんな風に始めたものの、私が今考えているドーナツはこの、甘くて、食べたら美味しくて、束の間の幸せをくれる、癒される方のドーナツの話ではない。

暗闇の中、違法で行われ、命を失うような危険が伴い、時には乱射事件にも巻き込まれる方のドーナツの話だ。

アメリカの都市部在住者にはおなじみのドーナツ。

昔はこんなドーナツもフィクションの中でしかありえないことだったんだけど、時代が変わり、毎週のようにアメリカのどこかの街で起こる現実になってしまった。

先日書いた記事と同じで、「現実はフィクションより奇なり」になってしまった悪い文化。

ドーナツをどう分かりやすく説明したらいいか、ネットを検索したり、AIに聞いてみたりしたけど、AIの説明が正しいとはいえないので私なりの解釈。

SNSやらで頭のおかしい人たちが「オレのテクニックを見に来いよ。車もすげぇんだから」というようなことで人集めて、ちょと大き目の交差点があるような街の一画に違法に大衆を呼び寄せて、自分の車の前輪か後輪を意図的に円(つまりドーナツ型)になるように回転させて、意図的に煙を発生させたうえで道路のコンクリート上にタイヤ痕を残すふるまい。

「オレのテクニック」を見せたい、「頭のおかしい人たち」がやるもので、「車が純粋に好きな人たち」でも「人と仲良く集まりたい人たち」でも「仲間意識で集まってる人たち」でもない。

AIがドーナツを説明しようとすると次のようになる。

Street takeoverは「違法カーショー」や「道路占拠パフォーマンス」が近いかな。でも一言で説明するなら「暴走族の集会」的な表現が日本人には一番イメージしやすいかも。ただ日本の暴走族とは少し違うんですよね。

Claude

Street takeover (ストリートテイクオーバー)が道路占拠なのは正しいし、違法なことは合ってるけど、カーショーとパフォーマンスが出てくると、集まってくる、頭のおかしい輩たちから見た視点での解釈しかない。このAIは日本の暴走族に偏見があるのかなと思った。

日本の暴走族もうるさいし、警察にも住民にも迷惑をかける点では似ているかもしれないけど、外から見た私にとっては暴走族は、純粋にバイクが好きな人がいて、人と集まりたい人がいて、仲間意識もあって集まって、誰かや何かに対しての反抗とか反骨精神もあったりして、バイク乗り回してるイメージがある。日本で北鎌倉に住んでいた時代、夏の暴走族が放つ爆音が原因で眠れない夜もあった。

でも私の暴走族のイメージが昭和から来ているのもあってか、暴走族には人間味を感じる。日本の好きな俳優の1人の宇梶剛士さんが元暴走族だったけど、更生した今の姿を見ているから人間味を感じるのかもしれない。それもあって、「ただ日本の暴走族とは少し違うんですよね。」というAIの説明に腹が立った。少しどころか大いに違う!

南カリフォルニアで、ここ数年、文化として定着しつつある道路占拠、交差点占拠してのドーナツは暴走族からはほど遠いイメージがある。もちろん、暴走族にもこちらのドーナツを展開する輩と似たような輩もいるだろうけどね。

映画の「ワイルド・スピード」シリーズ(Fast & Furious)は違法なストリートレースを舞台にしたものになっていて、この映画だったら日本の暴走族に近いと言われても腹は立たないかもしれないけど、現実に南カリフォルニアで起こっているものはもっと悪質でもっと酷いもので人間味はない。

これが我が家が住むコスタメサ市内で、我が家から車で11分の場所で1年前に起こったドーナツ。1年前には死者が出なかったみたい。

コロナが蔓延していたころ、このドーナツが始まった、というか文化として定着してしまった、同じ我が家が住むコスタメサ市内の5年前のドーナツでは死者が出た。観客が車に当てられて亡くなった。

先日の記事で私たちが住むオレンジ郡(オレンジカウンティ、OC)では、カーチェイスは少ないと書いたけれど、OCでもドーナツは盛んだ。死者が出なければ報道もされないことだってあるほど、文化として定着している。

私がこうしてドーナツをやる連中の痛烈批判をしちゃうのは、今日のLA発信のローカルニュースでLAで、交差点が占拠されてドーナツが行われてる最中に乱射され4人が撃たれたと報じてたから。

「ああ、毎日コロナに感染して亡くなる人たちのニュース見てたら、ウツになりそうになるし、不要不急の外出するなって言われて、特にカリフォルニアは厳しくシャットダウンしてたし、まぁ、騒ぎたいんだろうな」とアホな人間のアホな行動は、まだコロナ禍では理解できる部分があったし、同情できる部分はあった。

今は何!?同情することなんて何もないし、道路占拠での騒音で住民が迷惑するだけじゃなくて、人まで殺すって全く理解できない。そもそも観客が殺されるってことは腕が悪いわけだ。見せるほどのスキルなんてないわけだ。めっちゃカッコ悪い。その上、乱射がついてくるわけだ。命を粗末にするんじゃない!

しかもこんな、アホなふるまいを「ドーナツ」と名付けたこと自体が許せない。純粋にドーナツを食べて幸せに浸りたいのに、ドーナツを見るとこっちのドーナツがまぶたに浮かんでしまうほど定着してしまった、こっちのドーナツ。

TVで「ドーナツ」と聞いてもスイーツの方のドーナツじゃない場合の方が多いのが南カリフォルニア。

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