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#創作大賞2025 に応募しました【見返り鬼譚】あとがき

はじめまして。北南屋(きたみなみや)です。

noteを始めたのは、今年の5月。
そして今月、初めての長編小説『耳あり芳一』を書き上げました。しばらくは雑記でも書こうかと思っていたのですが、ふと思い立って、外伝となる『見返り鬼譚』の執筆を始めました。

この『見返り鬼譚』は、本編『耳あり芳一』のスピンオフという位置づけです。無惨に散った登場人物たちへの弔いや振り返りの意味合いも込めていますが、本編ではあまり描けなかった人物や関係性にも光を当ててみました。

スピンオフとして楽しんでいただけるのはもちろん、初めての方にも入りやすい構成になっていると思います。
時代劇や和風ファンタジーが好きな方、物語の余韻を味わいたい方に、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。


◾️作品紹介

『見返り鬼譚』
ジャンル:エンタメ、和風ファンタジー
応募部門:#エンタメ原作部門(note創作大賞2025)

あらすじの一部

平家滅亡より幾星霜――
鎌倉の世に渦巻くは、報われぬ想い、拭えぬ怨み。
人の心に巣くうそれらは、やがて“鬼”の貌をとる。

舞台は祇園、にぎわいの裏で囁かれる怪談奇譚。
その名も『見返り鬼譚』。
ひとつの怪にふたつの運命。
噺の結びは、福か禍か、聴く者の耳に委ねられる――

コチラになります。

本編の方が気になる方は、コチラ


◾️書き終えての感想など

毎日一回の投稿は、すっかり習慣になりました。
コツは、時間を自分のために確保し、集中すること。
公共交通機関ではなかなか落ち着けないものですが、私はイヤホンで音楽を聴きながら、自然と執筆モードに入っています。

さて、この『見返り鬼譚』は、一話完結の連作短編集として書いてきました。
一話あたりの文字数はおおよそ2500〜5000字ほど。清閑寺の女を語り手とし、怪異めいた物語を重ねていくという構成です。

ネタが尽きることはなく、語り手という存在が常に導いてくれるおかげで、「これは黄金テンプレートだから続けた方がいい」とアドバイスをいただいたこともあり、当初三話ほどの予定が気づけば応募作にまでなっていました。

個人的に最も思い入れのある回は
『第十夜 山女魚と、鈴の音』です。
三重県と滋賀県の境にある鈴鹿峠を舞台にしたお話です。調べていくうちに、鈴鹿峠には興味深い伝承が数多くあることを知り、作中にもいくつか盛り込みましたが、まだまだ広がる余地を感じています。
いつか、坂上田村麻呂を『田村さん』なんて気軽な名前で登場させて小説を書いたら、きっと面白いかもしれませんね。

ちなみに、今回の作品で私がいちばん好きなセリフは──

「まかせろ。こいつら、可愛げはある」

です。
若者を諭す、大人の余裕とでも言いましょうか。
ああいうカッコいい大人でありたいと、ひそかに思っています。

……そんなことを考えながら、昨日の夜は「チキンピカタ」と「なめこと豆腐の味噌汁」をいただきました。
しみじみ、美味しかったです。

そんな一日を締めくくりながら、改めて――
読んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。
もし「いいな」と感じていただけたら、スキやコメントをいただけると、とても励みになります。

それでは、このへんで。


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