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職場の人に、好かれる必要はない。――多少わがままでも、許される信頼の作り方

どうも!

どこに行っても、たいがいなんとかなるさ精神を貫いてきた、左官歴10年の女職人こはるです🐱✨

これは、またしても「こはる観測所」との姉妹記事になります笑

私が何かを「好き」になる仕組みは、ちょっと変わってるかもしれないな?

と思って書いたもの。
似たような人、います?

書いてみて思ったけど、これ、私の考え方の根幹かもしれない。

なので今回は、職場の信頼関係に当てはめてみることにした。


好かれなくてもいい、とは?

人に好かれないといけない。
よく見られたい。
嫌われたくない。

そういうの、実は私にはほとんどない。

代わりに、信頼関係を築くことに重きを置いている。

私の言う良好な関係は、信用できるということ。
距離を置きたくなるのは、信用を失った相手。

ほとんどの人は、その中間だ。

だから私の場合、

「職場の人とは仲良くしなければいけない。」

ではなく、

「大事な部分で信頼を失うようなことはしない。」

ほぼ、これだけ。

結果として、好かれることもあるし、少なくとも関係は壊れにくい。

相手を好きじゃなくてもいい。
合わないな、と思ってもいい。

信頼のキモさえ押さえれば、たいがいなんとかなる。

そのために必要なのは、
最低限、必要なところへ信用を積み上げることだ。


信頼は、効くところにぶっ刺すピン

これまで私は、何度か「信頼の地図」について書いてきた。

以前もチラッと書いたので、詳細は割愛する。

ざっくりいうと、
人と人との間には、目には見えない信頼の道がある。

その信頼の道を、こちらにも繋げてもらえるようにするのが、当面の目標だ。

ただし、万人受けする信頼関係を作るつもりは、はなからない。

一人ひとりに合わせて、何もかも完璧に調整していたら、こちらの身がもたない。

私が目指すのは、

「こいつ、残念なところもあるのに、やるときはやるしなぁ……。まぁいいか。」

、いろいろ諦めてもらうための信頼である。

その信頼は、ペタっと貼れば終わりの札ではない。

この仕事なら任せられる。  
何かあれば報告する。  
まずいことは隠さない。  
お客さんの前に出しても問題ない。

そんな具体的な場所へ、最低限必要なぶっといピンを投げつけまくる。

もちろん、私が相手に無理やり刺すわけではない。

実際の仕事を通して、

「こいつならは、ここを外さない。」

と思える根拠を何度も渡す。

それを受け取った相手が、自分の中に信頼のピンを立ててくれるのだ。

あいつなら、大丈夫。を増やす。

信頼のピンは、全部同じ太さではない

挨拶をする。
時間を守る。
納期を守る。
必要な報告をする。
失敗を隠さない。
お客さんとの関係を壊さない。

どれも信頼に関わる。

でも、全部が同じ重さではない。

挨拶は、誰にでもできるからこそ、取りこぼしたくない。

ほんの数秒でできることをしないと、

「嫌われているのか」
「不機嫌なのか」
「こちらを軽く見ているのか」

と、しない理由を悪いように想像されやすい。

一方で、納期を外せば、その後ろで待つ人全員の予定が狂う。

営業。
別の業者。
会社。
お客さん。

関わる人数が多いほど、影響は広がる。

そして、失敗を隠せば、

「こいつの報告を、そのまま鵜呑みにすることはできない。」

という、情報そのものへの信用が壊れる。

一人分の仕事に、確認する人間の手間まで追加される。

だから信頼の太さは、

そこから外れたとき、何人に影響するか
あとから回復できる損失か
自分の役割の中心に近いか
誰かが代わりに補えるか
その組織や相手が、何を重く見るか

によって変わる。

私はそれを見極めて、

一番効くところへ特大のピンをねじ込もうと虎視眈々と狙っている、

アマゾネスのような女なのである。

※仕事中に遊ばないでください🤣

全部を完璧にはできない

ここで、
「では、挨拶も時間も納期も品質も報連相も、全部完璧にしましょう!」

となったら、ただの出木杉くんである。

それができるなら、誰も苦労しない。

人には、得意不得意がある。

仕事は速いけれど、細かい確認が苦手な人。
丁寧だけれど、急な変更に弱い人。

接客は得意だけれど、書類が苦手な人。
判断は速いけれど、説明が足りない人。

全部に百点を取れる人は、ほとんどいない。

だから大事なのは、全てを完璧にこなすことではない。

今この場で何をやったらまずいか、
どうしたら信用に結びつくか。

そこを見ることだと思う。


私の場合、朝が遅い

突然だが、私は朝が遅い。
もちろん、褒められたことではない。

時間に無駄が出るし、誰かを待たせる可能性もある。
できるなら、直したほうがいい。

ただ、今の職場では、ギリッッッギリ目をつぶってもらっている。
一応、公認だ。胸は張れないけど。

おそらくだが、

朝が遅くても、仕事は期限内に終わらせる。
何かあれば直ちに報告する。
失敗しても隠さない。
問題が起きたら速やかに相談・対処する。
お施主さんと良好な関係を築ける。
任された仕事は、最後まで納める。

そういう、仕事の中心に近いところでは、
ある程度の信頼を積んできたからだと思う。

だから今のところ、

「朝は遅いけど、仕事はちゃんとやるしな。」

という天秤になっている。

たぶん。ギリ。
まだ笑ってもらえてる。

これは、
「仕事ができれば、遅く来てもいい。」

という話ではない。

朝の遅さによる損失が大きかったり、
そもそも10分前行動のできないやつは社会不適合者と思ってる相手には通用しない。

それに、今ある信頼も、使い切ればなくなる。

ただ、

欠点が一つあるだけで、その人間性すべてが不合格になるわけではない。

という話として受け取ってほしい。

逆に、挨拶が完璧でも、朝が早くても、
納期を守らず、失敗を隠す人に、仕事は任せたくない。

信頼のピンは、本数だけで決まるわけではない。

仕事のキモに刺さっているかどうかが大きいと思う。

多少朝が遅くても、今日やることはちゃんと終わらせる!

向いている仕事も、信頼の地図に表れる

自分がそこまで決死の覚悟で頑張らなくてもできることと、
その職場で太く評価される項目が重なっていれば、
比較的無理なく信頼を積める。

変化に気づく。
問題が起きたらすぐ動く。
人の間へ入って調整する。

そういうその場に合わせた対応が得意な人が、変化の多い現場にいれば強みになる。

反対に、

決まった時間に、
決まった作業を、
毎日同じ精度で繰り返す。

そういうことが得意な人が、変化の多い職場に行ったら、
信頼を積むためにかなりの力を使う。
疲弊してしまうかもしれない。

頑張ればできることと、無理なく何年も続けられることは違う。

だから、

「私は社会人としてダメなのか。」

と考える前に、

「この職場で太く求められている信頼と、私が太くできる信頼は合っているのか。」

を見てもいいと思う。

自分の強みが、そこではほとんど評価されないこともある。
自分の弱みばかりが、最重要項目になる職場もある。

それは努力不足だけではなく、向き不向きの可能性もある。


好かれなくても、「ここにいてほしい」と思われる

なんであんな態度なのに重用されるんだ?
という人がいないだろうか。

基本的に、職場で好かれやすいのは、
誰にでも優しくて明るい人だ。

でも、ぶっきらぼうで怖いのに、
なぜか大事な仕事を任される人もいる。

そういう人には、たぶんどこかに太い信頼のピンが刺さっている。

それが、実力とは無関係の身内びいきなら、
ろくでもないのですぐ距離を取ることをおすすめするが、
そうでなければ、観察してみるといい。

その人に仕事が任される理由は、
その職場で何が太く評価されているのかを知る手がかりになる。

「あいつ、無愛想なのに仕事だけは間違えないんだよな…」

そんな太い信頼があれば、

「まあ、いつもやることはちゃんとやってるやつだしな。」

となる。

この「〜だしな」が、ミソだ。

何でも言うことを聞く人にならなくてもいい。
欠点のない人を目指さなくてもいい。

仕事のキモを外さない。

その経験を、何度も相手へ渡す。

そうすると、少しずつ、

「この人なら。」

という信頼のピンが立つ。

それが、無理なく信頼関係を築くということなのだと思う。 

この仕事で大事なところは、きちんと押さえる。

もちろん、入ったばかりの時は、なるべく全方位アンテナを張っていた方が良い。

可愛がられて損はない。

だから、私は職場が変わったとき、

「まず半年」は死ぬ気で起きて早めに行く。

しっかり目を見て、聞こえるように挨拶する。

初めましてで見えやすい信頼は、挨拶と時間くらいだからだ。

最初からそこが崩れると、
後の行動を批判的に見られ、悪い面ばかりを見られるようになる。

スタートが良好であれば、少しの失敗なら新人なら仕方ない、の範囲に入れてもらえる。

その半年の間に、ほかの信頼のピンをなるべく太くする。

そうすれば、多少の残念な部分が見えても、
「こいつは使えない」で塗りつぶされにくくなる。

そして私は、少しずつ定時ギリギリへじわじわシフトしていく。
※遅刻を推奨する意図ではありません。

多少の残念な部分はあれど、こいつがいたら助かるのも事実。

そう思ってもらうだけでいい。

誰かを無理に好きになったり、好かれたりする必要なんてない。

コレが珍獣こはるのずるいやり方だ。笑


ちなみに、評価の指標が「ご機嫌取り」だったら?

その地図を読むことはできる。
実行するかどうかは、別の話だ。

何を差し出すことになるのか。

それに納得できるなら、やればいい。

でも私は、そのゲームには乗らない。
人としての信頼を失ってまで、取りたい機嫌はない。


実はこれ、書いてるうちに7000字とかになってきたので、
ふたつに分けることにしました笑

やる気と記憶が残ってたら、また次回!



令和8年 熊本地震 支援先のご提案



信頼できる人には、勝手に惚れる。


その人が何を大事にしているのか。何をされると信頼できなくなるのか。


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