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仕事がダルい人はAIを使いこなせてない:会社でClaude Codeを3ヶ月使い倒して見えた、生産性10倍の条件【保存版】

会社で3ヶ月、Claude Codeを徹底的に使い倒した。生産性は10倍になり、社内の信用も10倍になった。普通なら2ヶ月かかるシステムを2日で作る。10倍という数字は、この体感から来ている。

何が効いたのかを、条件のリストにした。前提、ツール、心構え、ネタの順に並べてある。これから会社でエージェントAIを使い倒す人が、そのまま持ち帰って使える形にしてある。

先に書いておく。このあと前提条件から並べるが、いま満たしていなくても詰みではない。開発が未経験だと、システムの理解という一言で手が止まる。だが、その勉強自体がAIで爆速でできるようになった。そこは前提条件の節に詳しく書いた。「自分にはシステムが分からないから」で閉じないでほしい。

Claude Codeが使えない会社でも同じだ。心構えとネタの節は、会社のチャットAIしか無くてもそのまま効く。アウトプットをHTMLで出す話も、「HTMLで出して」と頼むだけで成立する。資料作成に絞った話は前に書いた。

ここに並べた条件は、揃うほど効くというだけで、全部揃わないと動けないものではない。使えるところから、ぜひ会社で使ってほしい。


■ 前提条件

・システム開発への一定の理解があること。AIがコードを書いてくれる時代でも、ここは省けない。システムに理解がないと「これはシステムで解決できる」という発想がそもそも出てこないからだ。目の前の面倒な作業がネタに見えるかどうかは、この理解の有無で決まる。プログラムが嫌いな人は、AIを持っても嫌いなままだ。

・GCPやAWSなどのクラウドサービスを使えること。DB作成からWebサービス開発まで、一気通貫で自分ひとりで完結できる。誰かに環境構築を頼んだ時点で、スピードは死ぬ。作りたいと思った日に作り始められることが、10倍の土台になる。

・情シスではなく、業務部門にいること。情シスはシステムの依頼を受ける側で、作りたい側は業務部門にいる。毎日の業務の中に「これ、自動化できるのに」が転がっているのは業務側だ。仕事のネタの量が段違いになる。

・業務のドメイン知識は、前提ではない。自分はWeb広告以外のマーケ知識があまりない状態で、上司に掛け合ってマーケティングの部署に入った。足りない知識は、会議の議事録も資料も全部AIに食わせて、高速で取り込めた。知識は現地調達できる。「その業務を知らないから無理」は、もう理由にならない。

・システムが分からない人でも、入口は開いている。この前提条件は門前払いのリストではない。独学で一番きついのは、分からない言葉を分からないまま調べる時間だった。エラーの意味も、なぜこの書き方なのかも、何度でもAIに聞ける。聞き返しても嫌な顔をされない。マーケの知識を埋めたやり方は、そのままシステム側の勉強にも使える。

最初の一歩は、毎週やっている面倒な作業を1つ選んでAIに丸ごと相談することでいい。動くものが1つできると、次に何を勉強すべきかが自分で分かるようになる。


■ ツール

・Claude Code、Codexなどのエージェント型AIを持つこと。チャット画面に質問を打ち込むタイプとは別物だ。質問に答えてもらう道具ではなく、コードを書き、データを繋ぎ、成果物まで作る、業務そのものをやらせる道具。ここの違いを分かって使うかどうかで、成果の桁が変わる。
会社で使えてない人は、是非上司に使うべきだと言ってもらいたい。

・アウトプットはHTMLをメインにすること。相手はブラウザで開くだけでいいし、こちらは見た目も動きも自由に作れる。エクセルは、相手の業務でどうしても必要な場合だけにする。自分の資料も説明用の資料も全部HTMLだ。

・会議は録音して、議事録をすべてAIに入れること。要約だけ入れても意味がない。全部入れるから、聞き漏らしたことも、あとから拾って対応できる。議事録に限らず、報告書や説明資料も、作業をするための前提資料としてAIに入れておく。文脈が入っているほど、出てくる成果物の精度が上がる。

・指示は実物で渡すこと。スクリーンショット、実データ、エラーメッセージそのもの。口で説明するより速くて正確だし、AIへの指示も実物を渡した時に精度が出る。

・作ったツールはGitなどで管理すること。使うツールが増えてくると、どこで何が動いているか分からなくなる。再現性と引き継ぎのために、最初からやっておく。自分が異動しても仕事が回る形にしておくことも、信用のうちだ。


■ 心構え

・同じ作業を2回やったら自動化すること。基準を決めておくと、自動化するか迷う時間そのものが消える。
会社の使いにくい交通費申請も、毎週の業務レポートも自動化する。「これはAIに任せるほどでもない」と思った作業こそ、たいてい毎週発生している。無駄な作業はすべてAIに任せるという意気込みでやる。

・依頼された内容だけをやらないこと。使う人がもっと便利になる機能を、できるだけ入れて返す。AIを使えば、その上乗せはほとんどタダでできる。マーケティング本部の部長案件を爆速で返したとき、次に回ってきたネタは会社の業績に直結するほどデカくなっていた。頼んだ以上のものが返ってくる体験が、次の仕事を連れてくる。

・テストの量はバランスで決めること。情シスが全社システムを作るなら100%のテストが要るが、業務部門の道具は違う。スピード重視なら最低限のテストで出して、使いながら直す。完璧を待つコストのほうが高い。

・モックを必ず作ろうと思わないこと。モックがあってもいいが、必須ではない。以前はモックを作って、確認してもらって、また直して、この往復で時間を溶かしていた。いまはモックを作る時間と、動くものを作る時間があまり変わらない。それなら最初から動くものを見せて、実物で会話を進めたほうが往復が減る。テストと同じで、これもスピードとのバランスで決める。

・受け手がひとりで使える形で渡すこと。自分が操作しないと動かないツールは、自分がボトルネックになって信用を削る。渡したあとに自分の手が要らないところまで作って、初めて完成だ。


■ 対応するネタ

・チームの定期業務で、情シスに開発を依頼するほど大きくないもの。しかし会社として重要なもの。依頼するほどでもないから、現場担当者がエクセルマクロや会社のシステムを切り貼りして、カオス化したまま放置されてきた仕事が、どのチームにも積もっている。ここがまず鉱脈になる。

・いままでエクセルマクロやBIツールで対応していた仕事。作った本人が異動して誰も触れないマクロ、ライセンス料だけ払っているBI。この層はそのままごっそり置き換えられる。

・過去メールやファイルサーバの検索とナレッジ化。「あの件どうなってたっけ」に秒で答えられるようになる。

・他部門からの「ちょっとした困りごと」。信用が上がると流れ込んでくる第二の鉱脈で、ここまで来ると社内の立ち位置が変わる。


■ なぜ信用まで10倍になるのか

生産性10倍は、AIの性能の話ではない。システムが分かる人間が、ネタの多い業務部門に立って、すべての作業にAIを当てる。この掛け算で10倍になる。

信用のほうには、別の仕掛けがある。モックで仕事を回していた頃、信用が増えるのは納品して動いてからだった。最初から動くものを見せると、打ち合わせのたびに相手は実物を触る。約束ではなく事実で会話が進むから、信用は納品を待たずに、往復のたびに積み上がっていく。

速いのに正確で、頼んだ以上のものが返ってくる。この体験を積み重ねると、「あの人に頼むと仕事が進む」に変わる。信用が増えると相談が増え、相談が増えるとネタが増える。この回転に入れば、あとは勝手に回る。

実物で見せ続けた3ヶ月の結論が、このリストだ。

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