【子育て中のウソ③】「また嘘で誤魔化してしまった…」と自分を責める夜に。
これまで2回にわたり、子育て中の“つい、ついちゃう嘘”の背景と、具体的な対処法についてお話ししてきました。
知識として「嘘は良くない」と分かり、代替案も学んだ。でも、 日常生活の中で、ついカッとなって子どもに心ない嘘をついてしまった…。そして、後から冷静になって「どうしてあんなことを言ってしまったんだろう」と、深く落ち込んでしまう。
そんな風に、ご自身を責めてはいませんか?😢
あるママの話です。その日は仕事で疲れ果てていて、夕食の準備も迫っていました。でも、子どもはおもちゃの片付けを全くせず、ぐずり続けていました。焦りと疲れがピークに達した時、彼女の口から思わず飛び出したのは、あの日もう使わないと決めたはずの言葉でした。
「いつまでも片付けないなら、そのおもちゃ、全部鬼さんが持っていっちゃうからね!」
子どもの目にみるみる涙が浮かび、怯えた表情で慌てておもちゃをかき集める姿を見て、彼女はハッと我に返りました。胸が張り裂けそうに痛みました。「完璧な親には、なれない…」
似たような経験をされた方もいらっしゃるかもしれません。
でも、知ってください。専門家の研究は、親が嘘をつく背景に、困難な状況や精神的な負担、そして代替的な子育て戦略の不足があることを示唆しています。 つまり、あなたが嘘をついてしまうのは、あなたが悪い親だからではありません。それだけ、あなたが追い詰められ、頑張りすぎている証拠なのかもしれないのです。
つい嘘をついてしまうのは、あなたが頑張りすぎているサインかもしれません。そんな日は自分を責めずに、ハーブティーで一息つきませんか?カモミールやラベンダーの優しい香りが、張り詰めた心と体をそっとほぐしてくれます。まずは親であるあなたがリラックスすること。それが、明日また笑顔で子どもと向き合うための大切なエネルギーになります👇
そして、ここからが本当に大切なことです。
嘘をついてしまった後の「事後フォローアップ」が重要!
先ほどのママは、その夜、眠る前の子どもをそっと抱きしめて、こう話しました。
「さっきは、鬼さんが来るなんて言ってごめんね。あれは嘘なんだ。本当は、ママがご飯の準備で焦ってて、イライラしちゃってたんだ。怖かったよね。本当にごめんね。」
この正直な告白と謝罪こそが、傷つきかけた親子の信頼関係を修復し、「正直であること」の本当の意味を子どもに教える、何よりの機会になるのです。
「さっきはごめんね」。カッとなった後、素直に謝るのは少し勇気がいりますよね。そんな時、親の気持ちを代弁してくれる絵本が、親子の心の架け橋になります。物語の力を借りて「ごめんね」と「大好き」を伝えることで、お子さんは安心感を取り戻します。正直に謝ることの大切さを、親の優しい声と温かい物語で教える、何よりの機会になるはずです👇
完璧な親なんて、どこにもいません。私たちは皆、試行錯誤の道のりの途中にいます。その過程で失敗し、悩み、それでも子どもともう一度向き合おうとすること、そのものに価値があるのです。
幼い頃に親の嘘に多くさらされた子どもは、大人になってから不安や抑うつといった問題を抱えやすくなるという研究結果があります。 それは、親の嘘が、子どもが「自分自身の感情」や「現実」を信じる力を揺るがしてしまうからです。
だからこそ、私たち親にとって最も大切なことの一つは、自分自身の心の安定を保つことです。あなたが心から笑顔でいること以上に、子どもの心を健やかに育むものはありません。
3回にわたる記事は、これで終わりです。
子育てという、大変だけれど、かけがえのない素晴らしい旅。その道のりを歩むすべてのパパさん、ママさん、一緒に少しずつ成長していきましょう😊
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