【言うことを聞かない子③】完璧な親じゃなくていい。私がたどり着いた、子育ても自分も大切にする方法
「言うこと聞かない」をテーマにお届けしてきたこの連載も、いよいよ最終回です。第1回、第2回と読んでいただきありがとうございます🙏
第1回ではその「原因」を、第2回では「具体的なアクション」についてお話ししてきました。
第1回: 親のNG行動が、子どもの脳の発達や反抗心に影響を与えていること
第2回: 心のコップを満たす「PRIDEスキル」や、「When/Thenルール」などの具体的な関わり方
最終回の今日は、これらの関わり方を無理なく続けるための、一番大切な「応用編」と、その先にある子どもの素晴らしい未来についてお話しします。✨
これまでお伝えしてきた関わり方。その効果を最大にし、無理なく続けるための最大の秘訣は、実は「親自身の心のコップを満たすこと」なんです。
考えてみれば当たり前ですよね。自分の心のコップが空っぽでカラカラなのに、そこから愛情を汲んで子どものコップを満たしてあげることなんて、できるはずがありません。
研究でも、親のストレスや心の状態が、子どもの行動に直接影響を与えることがはっきりと示されています。 私たちがイライラしていたら、子どもはそれを敏感に感じ取り、不安になったり、不安定になったりする。だからこそ、親のセルフケアは、子どものためにもなる、最も重要な育児戦略なんです。
【今日からできる!親の心を軽くするセルフケア】 ☕️🌿
ハードルを極限まで下げる
「完璧な親」を目指すのをやめましょう。三食手作りじゃなくていい。掃除が毎日できなくたっていい。「まぁ、いっか」を口癖に。5分間の「自分時間」を作る
トイレに座ってスマホを見る、ベランダで空を見上げる、好きな曲を1曲だけ聴く。どんな些細なことでも、意識的に「自分のためだけの時間」を作りましょう。「助けて」を言う練習
パートナー、親、友人、そして地域の子育て支援センターなど、外部のサポートを積極的に活用しましょう。 「うちもだよ!」と悩みを共有できるだけで、心は驚くほど軽くなります。
親が精神的に安定し、自分自身に優しくなれると、自然と子どもへの肯定的な働きかけが増え、前回お伝えしたようなポジティブな関わり方も、無理なくできるようになっていきます。
頑張っている自分への「おつかれさま」のご褒美に
毎日フル回転で頑張っている私たち。たまには自分を思いっきり甘やかして、心のコップを満たしてあげませんか?ママ・パパの笑顔が、子どもにとって一番の栄養ですから。
👆子どもが寝た後、たった15分の入浴が至福のセルフケア時間に変わります。シュワシュワの泡に包まれて、体の芯からじんわり温まると、溜まっていた疲れが溶けていくよう…。睡眠の質も上がると評判で、翌朝スッキリ目覚められます。慌ただしい毎日だからこそ、質の良いリラックスタイムを自分にプレゼントしませんか?
【この関わりが育む、子どもの未来】 🌱
そして、私たちが日々、子どもとの関係性を大切にし、応答的に関わっていくことで、子どもには素晴らしい力が育っていきます。
高い自己肯定感
「自分は大切にされている」「ありのままで愛されている」という感覚は、何かに挑戦する時の土台になります。感情をコントロールする力
親が感情的に怒鳴らず、冷静に対応することで、子どもは感情の扱い方を学びます。社会性と共感力
親に気持ちを汲み取ってもらった経験は、他者の気持ちを想像する力に繋がります。やり抜く力(レジリエンス)
「安全基地」があるからこそ、子どもは安心して外の世界へ冒険し、失敗を恐れずに挑戦し、困難を乗り越える力を育むことができます。
言うことを聞かせるためのテクニックだと思っていた関わり方が、実は、子どもが将来、社会でたくましく、しなやかに生きていくための「根っこ」を育てることに、直結していたんです。
親子の時間に、この大切なメッセージを
この記事でお伝えしてきた「自己肯定感」や「ありのままのあなたで素晴らしい」というメッセージ。これを親子の時間に、優しく伝えてくれるのが絵本の力です。
👆「あなたはあなたのままで、かけがえのない大切な存在なんだよ」という、この本のメッセージを読むたびに、私自身が胸を打たれます。子どもに読み聞かせながら、実は親である私たちへのエールにもなる一冊。寝る前の穏やかな時間に、ぎゅっと抱きしめながら読んでみてください。親子の絆が、より一層深まるのを感じられるはずです。
3回にわたる連載、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
子どもの「言うこと聞かない」は、親である私たちへの「僕のこと、私のこと、もっと見て!」「関係性を見直そうよ!」というメッセージなのかもしれません。
私もこれらの研究概要を知ってから、娘たちへの声かけを意識するようになりました。もちろん、今でもイライラして怒鳴ってしまう日もあります。そんな日は、「ごめんね、ママも怒りすぎちゃった」と謝って、ぎゅーっと抱きしめる。そんな試行錯誤の毎日です。
完璧な親なんて、どこにもいません。 昨日より今日、ほんの少しでも子どもに笑顔で接する瞬間があれば、それだけで百点満点です💯
この連載が、画面の向こうで奮闘するあなたの心を少しでも軽くし、「私も、私なりのペースでやってみよう」と思える、小さなお守りのような存在になれたなら、嬉しいです✨
一緒に悩み、励まし合いながら、子育てという、かけがえのない旅を歩いていきましょう🤝
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