開いた口のキズが塞がらない
立派にアラフィフとなったボク。
最近…いや、数年前から思っていることがある。
それは──
キズの治り遅い!
一度キズがつくと、傷跡が消えるまでに数ヶ月。
そこまでひどくなくても数週間はかかる。
自分でも呆れてしまうほど、治りが遅くなった。
そんな自然治癒力がガクンと低下したボクの口に
突如、吹き出物が出現した。
もともと吹き出物ができやすい体質だが、今回はどうも様子が違う。唇の横にプツプツと二つ、さらに唇にもプツっと一つできた。
なんか妙に位置が気になるなと思ったら…
ちょうど、サモ・ハン・キンポーの口のキズと同じ位置だった。

サモ・ハン・キンポーといえば“デブゴン”で有名だが、個人的には“ブタゴリラ”(キテレツ大百科)と同じくらいひどい愛称だと思う。
今なら即炎上だろう。大らかな時代だった。
話が逸れた。
さて、この唇にできたブツが厄介だった。
あらゆる動作でぶつかるのである。ブツだけに。
食べる、話す、笑う…… 怒る、泣くはあっただろうか。
口を開く
→ ブツが裂ける
→ 血が出る
→ 中途半端に治る
この無限ループ。
アラフィフの治癒力ではなかなか抜け出せなかった。
いくらアラフィフのおじさんだからって、
顔にキズができれば人目が気になる。
自意識過剰だと言われようが、恥ずかしいものは恥ずかしい。
心にまでキズは残したくない。
じゃあマスクをすれば?と思うだろうが、息苦しいのが嫌だし、肌が弱くて長時間しているとかぶれてしまう。
だからボクは忍者のごとく影の世界で生きることを決意した。
……が、二週間ほどで完治したので忍者はやめた。
若いころは、薬や絆創膏など使わなくてもキレイに治ったが、今ではそうはいかない。むしろそういった薬などを適切に使用しなければ治りにくい体となってしまった。
キャンプ場でブヨ(ブユ)に刺された箇所は、これなんのキズだっけ?と忘れてしまうくらい、ずっと黒ずみとして残っていた。飼犬にひっ掻かれた爪痕もいつの間にか増えているし、ぶつけた覚えのない謎の内出血がずっと居座り続けるようになった。
治癒力より、記憶力の方が危なくなってきた。
そんな今日この頃です。
……ん?これ何の話だったっけ?
あとがき
デブゴンとブタゴリラで思い出したが、昭和には他にもひどい名前があった。
ハゲ田ハゲ丸(つるピカハゲ丸くん ※タイトルもひどい)
びんぼっちゃま(おぼっちゃまくん)
間抜作(ついでにとんちんかん)
丸出だめ夫
そう思うと“ジャイアン”なんてカワイイもんだ。
今の時代じゃ到底あり得ないチョイスに脱帽。
そんな昭和を生きてきたボクは、今日もがんばって生きている。
気になった名前はぜひ検索してみてね!
見た目もおもしろいよ。
そして、あなたの知ってる“ひどい名前”もぜひ教えてください。
アラフィフシリーズ
今のところ目と体あり〼
