OKADENIC Syndrome◇01
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オカデミック シンドローム 01
岡田斗司夫信者のみなさん、ごきげんよう。
物を書くようになってから、自分の関心とは無関係なYouTube動画をよく見るようになりました。以前なら、作業用BGMとして音楽を流すか、Ben Lambertみたいな、わりと学習に特化したチャンネルを選んでいたけど、最近ではけっこう幅広く視聴しているのです。わたしの無関心さが、きちんと補われている気がしています。
案外、不要なものでも視野を少しだけ広げてみると、新鮮な発見が多くあって、なんとなく脳が活性化しているような気になるのです。これが成長というやつか、とゾクゾクしています。
新たな「発見」の中でも、いまもっとも注目しているのが、賢いおじさまのずれた言論です。これがすごくおもしろくて、わたしの大好物になっています。
ここで一度、誤解のないように切り分けます。
まず、本文は批判ではありません。読み進めていくとわかりますが、極めて主観的な批評です。なので、変な期待は裏切ってしまいます。
そして、大好物となる条件は、「賢い(賢いであろう)」「おじさま」「ずれた言論」の三つです。それ以外は、わたしにとって関心の対象外になります。
ついでに、賢さについても少し触れておきます。
アカデミックな賢さというよりは、もっと地頭的な、ナチュラルな賢さを持つ方々を指しています。アカデミックな賢さまで対象にすると、そもそも何を言っているのか、わたしには理解できない可能性が高くなり、ずれているかどうかすら判断できなくなるからです。
そうです。わたしの頭の悪さに原因があります。
ともあれ、その分野での成功者であるかどうかは、無関係としておきます。さらに、わたしが見る限りでは、おばさまも論外なんです。
ポリコレ感が強めのフェミ論者や、政治的思想を前面に出してポジショントークをする論客も、今回は観察対象から外しています。もちろん、これはおじさまにも言えることです。
わたしが見たいのは、ただずれている人ではなく、賢いはずなのに、なぜかずれる人です。結論が先にあるずれや、予定調和としてのずれには、あまり興味がありません。そこには、賢さが置き去りにされるときの、独特な変な色気がないからです。
対象外となる方、つまり賢いおばさまを具体的に挙げると、さとえりは癖なのか、マーケターとしての中立性なのか、ずれていても中央値に修正してくるので、対象外です。
三浦瑠麗も炎上したりするみたいだけど、書籍を含めて、ごく普通のことしか言っていないので、おもんないです。
さつきちゃん(片山さつき)は、めちゃくちゃ惜しい逸材です。かなりすっとぼけたことを言います。でも、当然、政治思想の塊みたいな人なので論外です。政治家をやめてくれたら、おばさま初のおもしろ論客になる人材なので、今後、要チェックです。
まだまだいますが、このように、かなり印象論ではあるけど、賢いおばさまのずれた言論は、基本的に見当たりません。いたら教えてください。たぶん、列挙したタイプか、賢くないかのどちらかしかいないので。
なぜかおばさまは、当たり障りのないことしか言わない印象です。そういう生き物なのでしょうか。それとも、リスクヘッジが得意なのでしょうか。今度、考えてみる価値はありそうです。
そこにきて、おじさま方は素敵すぎます。
ひろゆきや若新雄純といったアベプラ勢、イチローや橋下徹といった経験観測勢、マツコ・デラックスや堀江貴文といったコメディアン勢なんかはおもしろいです。
ずれているのに、それを信じ込み、気づくことなく、あるいは意図的に気づかないふりをして論じる。賢いのに、なぜそうなるのか。とても興味深いです。
一方、海外だと、不思議とあまり見当たらないんですよね。たいていアカデミックなバックグラウンドがあるので、わりと専門的で、比較的その分野から踏み出さない方が多い気がします。
そういう意味で、日本的な論客としてすぐに思い浮かぶ方といえば、コンスタンティン・キシンとかでしょうか。でも、政治思想が強めな気がするので、やっぱり除外かな。うーん。海外の方々は難しいです。
たぶん、その理由はわりと簡単です。欧米ではスペシャリストが重視される傾向があるのに対して、日本では企業文化としてゼネラリストが育ちやすく、ゼネラリストが社会的に一般化しているのだと思います。
それが、ゼネラリスト的な論客を許容する土壌になっていて、日本的なメディア文化を形成したのではないかと推測しています。
いわゆる、労働研究における雇用がうんぬん、という小難しい話になるんですけど、このへんを深掘りすると、また話が長くなるので割愛します。決して、めんどうだからではありません。もう十分長いのに、まだ本題に入っていないので……。
さてさて、わたしのnote史上、本題に入る前の助走が最長になりましたが、いよいよ本題です。
賢いおじさま論客の代表格である、岡田斗司夫のお話になります——が、今日はもう十分走り切ったので、それはまた次回。
てへぺろ。
