社会をフルモデルチェンジせよ!――持続可能な未来をつくるブレークスルー思考
理想社会(ユートピア)を創造するにあたって、問題解決の代表的な手法である「設計的アプローチ」と「分析的アプローチ」を比較検討し、前者の採用を決定しました。
理由として、分析的アプローチが「現状(AS-IS)」の改善から着手するのに対し、設計的アプローチは「理想の姿(TO-BE)」から解決策を導き出すためです。

ユートピアは現行システムのマイナーチェンジではなく、ゼロから新システムを構築する「フルモデルチェンジ」であるため、この設計的アプローチが適していると判断しました。
新システムの設計を自由に行えるようにするため、現状システムの制約を取り払いました。
これは、設計的アプローチの代表的な手法である「ワーク・デザイン」を提唱したジェラルド・ナドラー(Gerald Nadler)が、「no time no cost」(時間や費用を制約条件と考えず、究極の理想を求めること)の重要性を説いているためです。

事実、この手法でユートピア(理想的なシステム)を創造してみると、解決不可能にみえた難題が見事に解決へと向かいました。
もちろん、これは現実の制約を無視したものであり、そのまま実現するのは不可能です。ナドラーもそれは認めています。
ワーク・デザインの考え方は、「究極の理想」を念頭に置きつつ、できる限りそれに近いシステムを具体化させるというものです。
したがって、ユートピアを創造した後に、現実に応用できるアイデアに変換する作業が必要になります。

ただし私は、魔法のような技術的不可能を前提とした「究極の理想」は求めませんでした。
何でもありにしてしまうと、小説や映画のような架空の世界になってしまうからです。

私の創造した「究極の理想」の実現を阻んでいるのは、技術的な壁ではなく「既成の束縛」です。
その束縛から解放されれば、ユートピアの実現は可能になります。
しかし、現実に制約をすべてなくすのは難しいため、現実に応用できるアイデアに落とし込む必要があるというわけです。
なお、私の提案する究極の理想は暫定的なものであり、投稿後に変更や追加を行う可能性があります。あらかじめご了承ください。
ユートピアを創造するアプローチ(ユートピア手法)の意義を語った記事はこちらです。ぜひ、ご覧ください。
現在、『銀河漂流記 ーー遥かなる再会の空』というSF小説を執筆しており、その中で構想したユートピアの姿を描いています。
その小説はこちらです。ぜひ、ご覧ください。
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