Photo by
bluefield045
利他の影に隠れた利己
利己主義丸出しなんて人はいません。
みんな利他の影に隠れて、利己を主張するわけです。ヒス構文なんてその典型、悪いのは全部自分と、他人を持ち上げておきながら、その実、語っていることは自分のことをもっと認めてほしい、もっと褒めてほしいというあからさまな気持ち。
子育ては、そもそもが世代での受け渡しと指摘はしましたが、典型的な利他の影につかわれがちです。
ちゃんと子供の意見を聞いているか、子供の自由を必要以上に束縛していないか、子供の人生は(子供が後悔することも含めて)子どものものだとわかっているか、そういったチェックポイントを日々チェックしないとすぐに、自分の思い通りにならない子供を、きちんとしつけるといった名目で完全にコントールしようとする行為がまかり通ります。
利他は、相手が本当に望むことをやることです。相手が望むことは相手からじっくり聞くしかありません、あなたは相手じゃないから、聞かなきゃわからないんですよ。聞くということは消極的な行動ではなく、むしろ積極的な行動です。こうしたいはず、将来後悔するからはあなたが考えていることにすぎません。なにより対話をつくすしかありません。
だから、あなただけが正しいと考えることをやることでもありません、その正しさはあなたにとっての正しさであり、それこそ利己ともいうべきものだからです。
もちろんこれは子育てであり、ガイドは必要です。その話は別に書きます。もともとガイドは目的地を決めません。決めるのは本人であり、そこまでをガイドするのが役割です。
