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〔講義003〕『ミシャスタイル③ 3-4-2-1 vs 3-4-2-1』[シェッツェン大学|蹴球学部|分析学科]

ミラーゲームとはいたる局面でマンマーク的に守る戦い方で、
ゾーンが基本だが、自分のマークすべき相手が明白になるので、
とくに弱者にとってはやりやすいです。

⒈ 相手の3人のCBで、1トップ2シャドーを見るので数的同数になるが、
相手3バックの脇のスペースががら空きになる。
そのスペースに両WBがWGのように入り込む→5トップ

⒉ 興梠・武藤・李の3人が中央に絞り、宇賀神・平川のWBがサイドに。
結果、レッズのアタッカー5人を相手3バック+WBの5人で対応するので、
相手は5バックになる時間が続く。(5対5の数的同数)

⒊ レッズのDF(槙野・森脇)がオーバーラップした際は、相手の2シャドーが対応。
しかし、柏木・阿部は低い位置にいて、
あまり攻め上がらないので、
相手のボランチはバイタルエリアから離れられず、
マークする相手がいないという状況になる。(中盤の空洞化)

⒋ 5-4-1で守る相手に対して、相手のFW(CF)を遠藤航・阿部がケア。
柏木がフリーな状況でパスを供給できる。

⒌ 相手のボランチの1人が柏木のマークをするために持ち場を離れたら、
2シャドーの一方がバイタルエリアに顔をだす。
この動きに対して、相手のCBがついていくか(マンマーク)、
余ったボランチが引き受けるのか(ゾーン)という隙を突くのが狙い。

「2トップには、3バック。3トップには4バック」という通説があり、
その論理でいえば5トップには6バックで守ることになるが 、
1人余らせる必要はなく数的同数で守るのが現代サッカーのトレンドである。

次回は「対4-4-2」とのシステムの噛み合わせ(どこで数的有位が生まれるか?)について考察していきます。
今回の考察が難しいと感じた方も、
徐々に理解できるように工夫しますので、
ぜひ次回作も読んで頂きたいです。

【了】

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