海外生活|カナダのお米で美味しいごはんを炊く|農家出身がやってる炊飯術
こんにちは、雪のこです。
ご飯が美味しい日本で育った私たちが海外へ行くと、「やっぱりお米がなんか違うな…」と感じること、ありますよね。
友人からも「カナダのお米って美味しいの?」と聞かれることがありました。
そこで今回は、
実家が米農家という環境で育った私が、
カナダ現地で買うお米を「日本風に美味しく炊く方法」をご紹介します。
….といっても、
特別な道具や魔法のような裏ワザを使うわけではありません。
むしろ
「農家の実家っていっても普通のことしかしてない」と期待外れに思われるくらいの、家族から受け継いだ『当たり前の炊き方』を海外でも実践しているだけです。
でも、だからこそ海外のスーパーで買った安いお米でも、この「基本」を守ることで美味しさを底上げできると私は感じています。
味や食感など、好みは人それぞれですので、
ひとつの参考としてゆる〜く読んでみてくださいね🌾
🍚 日本の食感に近い現地で買えるお米は?
カナダのスーパーで手に入るお米の種類(粒の長さ)は、ロンググレイン、ミディアムグレイン、ショートグレインの3種類です。
私がよく買っているのは、
日本米に近い食感の
『カルローズライス(Calrose Rice)』と『寿司ライス(Sushi Rice)』と書いてあるミディアムグレイン(Medium grain)のお米です。


💡 おいしさの隠れた主役は「水」
ご飯を炊くとき、実はお米以上に重要なのが「お水」です。
過去に、実家と同じ美味しいお米を東京の水道水で炊いた時、実家とは全く違う味に感じました。
お米のポテンシャルを引き出すには「水」が一番大事なんです。
「カナダの水道水」で炊いた味の感想は、
東京で炊いた時と大きな差はありません。(と私は感じる)
お水にこだわれない環境だからこそ、
これから紹介する工夫で美味しくカバーしていきます。
🍚 カナダでは炊飯器より「お鍋」派です
シェアハウスに炊飯器が用意されていることもありますが、カナダブランドのSaltonの炊飯器のような、シンプルな物が多い気がしています。
私はカナダではずっと「お鍋」でお米を炊いていましたが、十分美味しく炊けるんですよ😊
鍋を選ぶポイントは、
焦げ付き防止加工がされたお鍋で、蓋が「ガラス製」のもの。
ガラス蓋をおすすめする理由は2つ。
① 炊いている途中に蓋を開けなくても、中の様子が確認できるから
② 軽い蓋だと蒸気で浮き上がる可能性があるため、ガラスの重みが必要だから
以下のようなお鍋がおすすめです👇
🍚 雪のこ流、白米の美味しい炊き方:6ステップ
私がいつもやっているお鍋での炊き方をご紹介します。
STEP 1:冷水で2〜3回、優しく洗う(※最初の水はすぐ捨てる)
お湯は使わず、必ず「冷水」で洗います。
洗う時の大事なコツは、
一番最初に入れた水は、サッと軽く混ぜたらすぐに捨てること。
乾燥しているお米は、
一番最初に触れた水を最も吸収しやすいという性質があります。
ヌカや汚れが溶け出した最初の水を長く吸わせないことがポイントです。
そしてもう一つの大切なポイントは、
金属のザルで洗わないこと。
💡日本の新米は粒に強度があるのですが、
カナダなどで売られている海外産のお米は、高温で一気に急速乾燥されているため内部にヒビが入りやすく、とても脆くなっています。
(日本の古いお米も割れやすいです)
金網のザルで洗うと摩擦でお米が削れてしまい、炊き上がりがベチャベチャになる原因に。
家庭ならボウルやお鍋の中で優しく洗うだけで十分。
STEP 2:綺麗な「冷水」に30分〜1時間浸す
ここでも温かい水はNGです。
お湯を使うと表面だけが水を吸ってしまい、
芯まで浸透せず美味しく炊けません。
必ず綺麗な冷水を使います。
STEP 3:水加減は「指の関節」で測る
お米の表面に人差し指を当てて、
「第一関節」の線の高さまで水を入れます。
アウトドアでも使える有名な測り方ですが、
個人的にはカナダのお米では第一関節より「ほんの少し少なめの水量」
が、ベチャッとせず美味しく炊けるのでおすすめです。
具体的には、お米の表面から約1〜1.5cmの高さ。
STEP 4:火加減は「沸騰するまで強火 → あとは中〜弱火」
まずは強火にかけ、お鍋の中がブクブク沸騰してきたら、中火か弱火に落として10〜15分ほど炊いていきます。
ガラス蓋越しに、中の水分がなくなるのを静かに見守ります。
(※カナダの電熱線コンロは火力が弱いので、
私は強火→中火→弱火にしていました)
各ご家庭のキッチンの火力にもよりますが、
大体トータルで約20分くらい火にかけて炊き上がります。
STEP 5:火を止めて10分くらい蒸らす
炊き上がったら火を止め、
そのまま蓋を開けずに
約10分ほど放置します。
STEP 6:初めて蓋を開け、優しく混ぜる
ここでやっと蓋を開けます!
お米を潰さないように、
しゃもじで底から優しくふんわりと
全体を混ぜ合わせたら完成✨
日本では私も炊飯器で炊きますが、
火にかける工程以外はほとんど同じです。
🍚 美味しく炊くための禁止事項(ダメ絶対)
これをやってしまうと美味しさが半減してしまうかもしれないNG行動。
① 炊いている途中で蓋を開けない
途中で蓋を開けると中の圧力が逃げてしまい、お米に芯が残ったり、炊き上がりにムラができる原因になってしまいます。
② 蒸らしたあと、放置しすぎない
火を止めて10分ほど蒸らしたら、すぐにしゃもじで全体をほぐしてください。
これを忘れてそのまま長い間放置してしまうと、
蓋から水滴が落ちてお米がふやけたり、お米同士がくっついて固まり(ダマ)になってしまい、せっかくのふんわり感がなくなってしまいます。
🍚 炊いた白米は、なるべく早く冷凍保存
日本の高性能な炊飯器なら
保温機能も優秀かもしれませんが、
海外の炊飯器や鍋で炊いた場合は
長時間そのままにしておくと、
乾燥して硬くなりやすいのでおすすめしません。
すぐ食べない分は、
炊き上がった後の温かいうちに、
1食分ずつラップで包みます。
余熱が取れたら、冷凍庫で保存。
これをすると、
水分がしっかり閉じ込められ、
電子レンジで温めた後
とても美味しく仕上がります。
🍚 【失敗談】お米を買うときは米虫に注意
ここで一つ、私の失敗談をご紹介します。
カナダの中華系大型スーパーでお米を買った時のこと。
家に帰って袋を開けると……
なんと「米虫」が大量発生していたんです…
💡米虫(こめむし)とは、
お米(穀物)に発生する害虫の総称。
とにかく見た目がグロテスク。
(米虫の写真を添付しようかと思いましたが、読者のみなさんが気分を害されると思い、控えました笑)
購入前に、
袋の上からよく目を凝らして
「虫がいないか」のチェックをすることを強くおすすめします!
🍚 さいごに
以上が、
お米農家出身の私が海外で実践している「お米の炊き方」でした。
みなさんの炊き方と似ていましたか?
炊飯器の場合、鍋の種類、選ぶお米や水の種類等によっても「出来上がり」は変わります。
あくまで私の方法をご紹介しましたが、
カナダのお米でも美味しく食べられる
ということが少しでも伝われば嬉しいです🍚
「私はこんな工夫をしてるよ」
「このお米が美味しかったよ」
という情報があれば、
ぜひコメント欄で教えてくださいね!
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