【トロント】ワーホリでもOHIPに申請できるの?|カナダオンタリオ州医療保険
カナダ・オンタリオ州に滞在中、または滞在を予定している方へ🍁
この記事では、
私がOHIP(オンタリオ州の医療保険)を申請した実体験をもとに、
申請条件・必要書類・申請の流れを紹介しています。
実は
条件面に関して、ずっと勘違いをしていたことがありました。
州政府の公式サイトで調べたとしても、
OHIPの申請条件にはややこしい部分が多いように感じています。
カナダ永住権または市民権を持っている人にとっては、
手続きが簡単なOHIPですが、
就労ビザ保持者には少し複雑。
そして実は、
条件の勘違いや申請書類に不備があって、私は3、4回窓口に通ってやっと申請できたんです😅(通い過ぎですねw)
「ワーホリビザでも申請できるの?」
「どんな条件が必要?」
という疑問も解決できる内容になっています🍁
🍁 OHIPって、なに?
OHIPとは、
『Ontario Health Insurance Plan』の頭文字をとった、
トロントがあるオンタリオ州政府が発行する健康保険証。
手続きは、Service Ontario(サービスオンタリオ)の窓口で行います。
免許証と同じサイズの写真付きのカードとして発行され、
このカードを提示すれば、
医師による診察を含む多くの医療サービスが原則無料で受けられます。
歯科治療、視力検査や処方薬などは自費です。
(各雇用先の福利厚生により、会社が提供する保険でカバーされる場合もある)
民間の医療保険の場合、
病院の窓口でまず診察代を支払い、後日保険会社に請求するという流れが
一般的ですが、OHIPはそれがないので楽。
もし申請条件を満たしているようなら、無料で申請できるので加入しておいて損はありません。
🍁 OHIPに関する私の勘違い
州政府の公式サイトを調べていたところ、
こんな説明を見つけました。
◾️" You are in Ontario on a valid work permit and are working full-time in Ontario, for an Ontario employer, for at least 6 months. ”
◾️" the employer intends to employ the employee for a minimum of six months and /or can state that the employee is permanent. ”
これらの説明を読んだ当時の私は
「6ヶ月以上働いてからでないと申請できないってこと?」
と勝手に思い込んでいました。
でも、それは私の間違い。
Service Ontario(サービスオンタリオ)の職員たちに直接確認したところ、「フルタイムの仕事を始めたらすぐに申請できる」という返答でした。
彼らの説明はつまり、
『働き始めて6ヶ月経たないと申請できない』
という意味ではなく、
『雇用契約が6ヶ月以上である必要がある』ということ。
申請までの就労期間ではなく、
雇用契約の期間が6ヶ月以上かどうかが条件。
そして、就労ビザも最低6ヶ月は有効である必要があります。
この勘違いに気づいたおかげで、
働き始めてすぐ、OHIPに申請できました。
ちなみにこの条件に関して、
雇用主も私とまったく同じ勘違いをしていたので、
わかりにくい部分かもしれません。
🍁 ワーホリビザでも申請できるの?
条件を満たせば、申請できます。
以下の条件を全てチェックしてみてください。
<就労ビザ(ワーホリビザ含む)保持者向けの申請条件>
※2026年3月現在。
今後変わる可能性もあるため、申請前に公式サイトで最新情報を必ずご自身でお確かめ下さい。
⬜︎ 現在、フルタイム(週30時間以上)で働いているか
⬜︎ 勤務先はオンタリオ州内の雇用先か
⬜︎ 期間限定の仕事ではないか(前章の通り、6ヶ月未満の雇用契約は対象外)
⬜︎ 最低6ヶ月有効な就労ビザを持っているか(ワーホリビザ、PGWPも対象)
⬜︎ オンタリオ州での滞在期間が153日以上(約5ヶ月)かどうか
⬜︎ オンタリオ州に到着してから最初の183日(約6ヶ月)の間に、30日以上オンタリオ州から出ていないか
⚠️ ココも混乱のポイント!
条件の中に「滞在期間」が含まれていますが、
実際は153日間が経過していなくても申請できます。
仕事や就労ビザの条件を満たしていて、必要書類をすべて揃えることができる場合、オンタリオ州に到着してすぐに申請できるので待機の必要はありません。
永住権や市民権保持者は雇用の条件なしで申請可能ですが、
学生ビザや観光ビザではOHIPに加入することはできません。
🍁 申請に必要な書類
以下の5点を用意してください。
① 申請フォーム
州政府の公式サイトから「Download Registration for Ontario Health Insurance Coverage form」を印刷して記入します。(入力してから印刷のどちらでも◎)
Service Ontarioの窓口にも用紙があるので、
忘れても順番を待っている間に記入できます。
② 写真付きID
パスポート、オンタリオ州の免許証、オンタリオ州のフォトカードなどのいずれか1つ。(※就労ビザの人が用意できそうな代表的な物だけを選んで書いています。この中に用意できる物がない人は、公式サイトで他のものを確認してみて下さい。)
③ オンタリオ州内の現住所が確認できる書類
オンタリオ州の免許証、オンタリオ州のフォトカード、賃貸契約書、給料明細、郵便物(公共料金の請求書・銀行の明細・雇用主からの手紙(企業のレターヘッドが必要)など)あたりがワーホリの人がすぐ用意できそうな一例です。
④ 有効な就労ビザ
コピーではなく原本が必要。
⑤ 雇用証明書(最重要)
雇用主に作成してもらう必要があります。
カナダでは雇用証明書は、
「Employment Verification Letter」、「Record of Employment」、「Proof of Employment Letter」と呼ばれるのが一般的。
「Job Offer Letter(ジョブオファーレター)」では受理されません。
ジョブオファーレターと雇用証明書は内容が似てますが、全くの別物。
以下の項目が全て含まれていないと受理されないので、
もし雇用主が何の情報をレターに含めるか聞いてくるようであれば、下記の情報を伝えてみて下さい。
⬜︎ 申請者の名前
⬜︎ フルタイムとしての雇用開始日
⬜︎ 「full time」という記載
⬜︎ 申請者のタイトルまたは職種名(ポジション)
⬜︎ 就職先の住所(本社ではなく、申請者が実際に働いている場所。オンタリオ州内でなければならない)
⬜︎ 会社のレターヘッド
⬜︎ 書類の作成日付
⬜︎ 雇用主の氏名とサイン
⬜︎ (「Permanent employment」という記載)
(※フルタイム・パートタイムどちらであっても、この文字が雇用証明書に入ることがあります。「Temporary employment(有期雇用・臨時雇用)」と対照的な正規雇用や無期雇用を意味し、雇用期間の定めがないという意味です。)
この言葉についてはレターに記載されていない場合も多いので、
無くても受理される可能性は高いです。私の場合は、入ってました。

⚠️必要書類が全て揃ってたら手続き自体は難しくありません。
ただ私の場合、この雇用証明書を正しい形式で用意してもらうことが一番のハードルでした。
特に、採用直後にお願いすると
雇用主によっては良い印象を持たない場合もあるので、
タイミングと伝え方は考える必要があります。
🍁 申請の流れ
STEP 1|Service Ontarioに行く
トロント在住の場合は、TTC College(カレッジ)駅すぐ近くにあるService Ontarioで手続きします。
Service Ontarioはオンタリオ州内に複数ありますが、永住権・市民権を持っていない場合、OHIPを申請できる場所が限られます。
私は最寄りの事務所に行ったら、カレッジの方で申請してくれと言われました。
⏰ College駅近くのService Ontarioは待ち時間が長めです。
時間に余裕を持って行くことをおすすめします。
⏰ネットから予約して行くこともできます。予約はこちら。
STEP 2|必要書類を提出+顔写真を撮影
必要書類を窓口に提出し、その場で顔写真を撮影します。
申請費用は無料です。
STEP 3|自宅にカードが郵送される
申請後、カードが自宅に郵送されます。
私の場合は申請後1〜2週間で届きました。
🍁 さいごに
カナダに来る前は、私はOHIPの存在すら知りませんでした。
でも州政府が発行する公的な医療保険に加入できるならしたいと思い、Service Ontarioで教えてもらいながら申請。
民間の医療保険に比べて病院窓口での手続きが楽だったり、
顔写真付きのカードなので場合によってはIDとしても使えます。
申請条件がすべて当てはまっている人は、
まずは雇用主に雇用証明書をもらうところからトライしてみてください。
この記事が、
OHIPの申請を検討中の人の参考になれば幸いです。
分かりにくい部分、質問があれば
コメント欄でお気軽にどうぞ🍁
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