愛してる
1…2…3…筆
1…2…ただそれだけで、こんなにも造形美を放つ
1…ただそれだけで、これだけの構築美を有す
たった1本~4本の線で
文字として成り立つひらがなの美しさ
わずかな線だけで
なんの憂いも卑屈さもなく
そこに堂々たる立ち姿を示す
そんな文字がこの世にあっていいのか
と思うほどの魅惑
大道至簡の美
「究極までに
無駄を削ぎ落としたところに本質はある」と
まるで
私たちに「本質」を教えるかのように…
人が生まれて
始めに習うひらがな…
私はいつまでも離れられない
出逢ったあの日からずっと…
今も
愛してる
いつまでも愛してる
字の基礎であるひらがなを
「ひらがななんて」と…
笑いたい人は笑っていればいい
頭がおかしいとバカにすればいい
「一途」を笑えばいいよ
画数が多い漢字ほど
きれいに書くことは簡単だもんね
うまく見えるもんね
かっこよく見えるもんね
画数が多い漢字をうまく書ける方が
すごい人に見られるもんね
自己流にアレンジしてしまえば
かっこよく見えるもんね
そうだよね
早くそっちに行きたくなるよね
そんな字に囲まれて尚
なんの躊躇もなく
まるで
相手にもしていないかのように
寸分の揺れもない
圧巻の潔さを持って静かに佇む
ひらがな
無言の勝利
その毅然たる姿
孫子の兵法
その凛とした姿
「負けること」が「勝ち」なんだと教えてくれる
「戦わないこと」が「勝ち」なんだと教えてくれる
人間が文字を教えるのか
文字が人間を教えるのか
きっと「学んでいる」のではなく
「学ばされている」
本質を見失うなと…
本当の生きる道を見失うなと…
大道至簡
簡素的であるから美しく
簡素的であるから難しい
その「正しさ」を誰かに強いることもない
言葉はなくとも「自分が正しくある」、
その身がすべてを語る
「文字」が
「文字」なんてなくてもいいことを教えてくれる
説明なんていらないんだね
解説なんていらないんだね
自己紹介とか自己アピールとか…
「文字」そのものが語るから
ホントは何も言わなくていいんだね
大道至簡
ただそこに「在る」静かなる存在感
本当に強いものは
強く見せようとはしない
本当に賢いものは
賢く見せようとはしない
だからといって
虚勢をはった文字たちをバカにすることもない
偉そうにすることもない
静かにその背中で語る
楷書体に調和する
基礎の基礎であるひらがなは
大人になるほどに「装飾」「知識」という名の汚れを背負っていく私たちに
「本来の姿」を教えてくれる
本質を見失わないこと
人としてあるべき姿
「生きる」道を教えてくれる
何を強がってるんだよ
何をかっこつけてるんだよ
なんで
そんなに自分をおっきく見せようとするの…
「そのまま」でこんなにも強く
「そのまま」でこんなにも美しい
私は
ひらがなから離れられない
一切の装飾や自己流を許さない基礎という魅力
もう離れられない
いつまでも
いつまでも
愛してる
このひらがなへの愛が
「ひらがなのお手本」の頂点を生み出すことを
ここに証明します。
(って私は劇場型のメンヘラか…)
(いいから早くお手本出してもらっていいすか…)
ちょっと待ってぇ
編集中です~
きっと私はずっと同じことを言っている
そして
これからも
言葉は違えど同じことを言っていく
「ひらがな研究所」より
(ひらがな研究所ってずっと私一人なのかなぁ…)
《2026.5.7追加 ひらがなのお手本まとめ》
