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夏休み奮闘『破滅の刃~無職城編 後章』無職生活132~144日目



夏休み終盤戦、鬼殺隊母が新たな鬼と遭遇


無職城編・前章では、冷蔵庫の無限城や宿題という名の鬼に、鬼殺隊母として立ち向かう私の姿を綴った。そんな前章の死闘はこちら↓

気づいたらまたまたnoteの記事は2週間ほど書けていなかった。
やっと終わった夏休み!ようやく後章を書くことが(>_<)
これも、涙無しには語れない・・・。
我が家の夏休み後半も死闘が続いた( ゚Д゚)
私の前に立ちはだかったのは、
前半戦とはまた違う、最強の鬼たちだった👹

家族イベントという一瞬の幻覚、
そして夏休み最終日に待ち受けていた、真の無限地獄。
私は、再び全集中で呼吸を使い倒し、
この戦いに挑むことになった。

第四の奮闘 花火大会という名の『幻惑の夢』

夏休み終盤、私は子どもたちを連れて花火大会へ向かった。
夫は鬱病の療養中で、人混みはハードルが高い。
そう、今回の任務は鬼殺隊母、単独での出陣だった。
そもそも、お館様は夫なのでは、、、そう思うようになってきた。
私は鬼殺隊母というよりは、
最強の柱、悲鳴嶼 行冥(ひめじま ぎょうめい)なのかもしれないと。

猛暑の中、人並みをかき分けて歩くこと数十分。
大切な剣士(息子)がふと
「…ママ、なんかふらふらして気持ち悪い…」と顔色を変えた。
その日の気温は体温を余裕で超えている猛暑日。
そこへ熱中症という鬼の奇襲攻撃!
私は慌てて近くのコンビニに駆け込み、
氷と凍ったスポーツドリンクを購入した。
冷気で首筋を冷やし、
しばらく建物の陰で休ませた。
スポーツドリンクを飲みながら休むこと数十分。
剣士(息子)は嘘のように元気を取り戻した。
「よっしゃ!これで出店回れるわ!」
そう言って走り出した息子の根性には、
もはや感心するしかなかった。
大きなビニール製の景品、
さながら日輪刀のような長い剣のおもちゃ、
そして長蛇の列をものともしないくじ引き…
無職なのに、息子は躊提せず、散財という名の攻撃を仕掛けてきた。
しかし、その顔は嬉しそうで、私も気づけば息子に付き合い、
最後の最後まで出店を巡っていたのだった。

花火が始まるギリギリまで遊んだ後、
ようやく場所を確保し、
かき氷とポテトを手に空を見上げた。
夜空に咲き乱れる大輪の花。
その美しさに、私は束の間、
日々の献立地獄や宿題という名の鬼たちとの戦いを忘れ、
心から癒されることができた。

それは一瞬の幻覚であり、魘夢(えんむ)が見せる美しい夢だったらしい。花火が終わり、再び現実に戻れば、
宿題という名の鬼との最終決戦が待っていた。

第五の奮闘 作文と工作という名の『上弦の鬼』

花火大会という束の間の夢から覚めれば、
私を待っていたのは、作文と工作という名の
「上弦の鬼」たちだった。
上弦、下弦合わせて12鬼月だったかな、、、
もっと多く感じたのは、呼吸を使いこなせていなかったからかもしれない。

まず立ちはだかったのは、中学生の娘の読書感想文。
分厚い本を前に、私は
「これは私にも全集中の呼吸が必要なヤツや…」
と身構えた。

「本の呼吸・壱ノ型:一頁一頁(いちまいいちまい)」

アドバイスをするにも、まず自分が本を読まなければならない。
とにかく1ページずつでいいからと読み進める。
娘には読むことをせかすものの、
ほんの10分でスマホに手が伸びる始末。
「あんたの宿題やで!」
と怒鳴りたい気持ちを、私は必死に霞の呼吸で鎮めた。
「わたしは無一郎、わたしは無一郎・・・」
アンガー・マネジメントには6秒間の深呼吸(^^♪
呼吸を整えたら、
「今日はここまで読みなさい。」
と、静かに伝えるのが精一杯だった。
私の本呼吸も全集中できなくなってきて、
「もう、AI使って書いたら?」
と提案してみた。
すると娘は、
「AIは使ったらあかんて先生に言われた」と。
心の奥で叫んだ
「ママは使ってええんかーーーーーーーい。」と。
静かに燃え盛る怒りの炎を抑え込むのに必死だったのはいうまでもない。

次に現れたのは、息子の工作という鬼。
自由に作ったものを、なんとか貯金箱という課題に仕上げるという、
難易度の高い戦いだった。
「お金が入るところさえあれば貯金箱や!」
自分に言い聞かせた。
そして、全集中で技を繰り出す。

「工作の呼吸・肆ノ型:創造閃光(そうぞうせんこう)!」

知恵を絞り出し、完成。
しかし、出来上がったコインケースには、
まさかの10円が入らないという悲劇;つД`)
10円で人生が変わる…そんな経験を持つ私にとって、10円が入らない貯金箱は、なんとも言い難い感情を呼び起こした。

あっ、途中ですが、
10円で人生拾った話をまだ読んでいない方はこちら↓

しかし、もはや戦う気力はない。
「代表に選ばれたいわけちゃうねん。とにかく課題として提出したい!」
そう心に誓い、入らない貯金箱をそのまま持たせることにした。
私の知恵と労力を振り絞った結果、
なんとか宿題という上弦の鬼を倒すことができた。
しかし、この戦いはまだ終わっていなかった。
この後には、夏休み最終日の準備という、新たな地獄が待っていたのだ。

第六の奮闘 夏休み前夜の『無限城地獄最終決戦』


夏休み最終日の夜。
子どもたちが学校へ持って行く荷物の最終チェックに取り掛かかった。
「早めにしとけよ・・・」
過去に戻れるのならば、私にそうアドバイスしただろう。


「これで大丈夫、なんとかやり遂げたぞ!」
そう思った矢先、鳴女(なきめ)の琵琶の音がどこからか聞こえてきた。
再び城が動き出し、落下する体(脳内イメージ)。

「そういえば、ぞうきんあったっけ?」

納戸の奥を漁り、埃まみれになりながら、なんとか雑巾を発見。
しかし、これで終わりではなかった。
「明日の持ち物って、何いるかわからん…????」
という子どもの声。
さらに無限地獄に、再び私は引きずり込まれることになった。

「そうだ、ママ友にLINEを…!」

そう思ってスマホを手に取ると、
まさかのママ友から

「明日って何いる?」

とメッセージが届いていた。
どうやら、どこの家庭も私と同じように無限城地獄に陥っているらしい。
私は安堵と共感を覚えつつ、とりあえず上靴、宿題、そして連絡帳関係を持たせれば何とかなるだろうと、バッグに詰め込んだ。

最後に残ったのは、息子を寝かしつける前の最終チェック。
流行りの「自主学習(自主勉強)ノート」。
ページ数を確認すると、まさかの1ページ足りない!
寝室へノートと筆箱を持ち込むことにした。
私は寝室で半分薄目になりながら取り組む息子を、
必死に揺り動かした。
まるで修行中の剣士を鼓舞する柱、煉獄 杏寿郎(れんごく きょうじゅろう)のように、

「🔥息子よ、君は眠くない(弱くない)!🔥」

心の中で叫び続けた。
やっとのことでノルマを達成し、眠りについた息子。
私も、ようやく安堵の息を吐き、静かな夜の闇へと身を委ねることができた。

安堵と共に訪れた心地よい眠り。その結末は、翌朝にまで持ち越された。

「はっ…!!」

目が覚めると、時計はすでに登校時刻ぎりぎり( ゚Д゚)
夏休みモードで目覚ましをかけていなかったのだ💦
新学期初日は「寝坊」という、最大の敵と戦い、
無職生活144日目にして、
なんとか通常運転になった我が家だった( *´艸`)


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