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①介護について家族と話し合う

母の退院を前にして、今後の介護のあり方について、家族と話をした。母は自宅で療養したがっていて、私もその希望をかなえたい。ただ、現状では、母を長時間自宅に一人にすることは難しいし、三度の食事の世話も必要だ。離れて暮らす私の力だけでは、母の希望を叶えることは難しい。

実家の家族

母の家族は、私と弟の2人だけだ。現時点で、遠距離の私は週3日程度なら実家に滞在できそうだが、残る4日をどうするか。実家で母と同居している弟はどう思っているのだろうか。できれば、同じ気持ちであってほしい。

弟に会って、母の希望を叶えたいか、と聞いてみた。はっきりとした返事をしない。是非そうしたい、できる限りのことはする、という感じではない。かといって、そんなことは不可能だ、と拒絶するわけでもない。
私の方でプランを立てて、やれるだけはやってみてもいいか、と聞いてみると、積極的ではないが、同意の返事。

なぜ気持ちよく、やる、と言わないのか。弟の考えが不透明なまま私ひとりの力で突っ走るべきか。
それは危ない、と自分でも思う。娘が生まれた時、自分一人で抱え込んでかなり精神をやられてしまった。今度は同じ間違いを犯したくない。

幼いころは、いつも姉の私が弟の考えを聞かぬままに物事を決め、彼は黙って付いてきた。大人になってからは、弟とはあまり深くは付き合ってこなかった。
弟はいつも自己主張せず、母や私が決めたことに文句を言わず、大抵のことは聞いてくれる。そのため母も私も、彼に物事を頼むときは、かえって遠慮しいしいになっている。このため互いに衝突することがなく、家族内で利害調整をした経験もない。だから彼の考えが分からない。面倒なのか、自信がないのか。

意を決して、母が帰ってくるのは難しいと思うのか、と聞いてみた。
暫く考え、食事の世話が難しそうだ、と。自分の勤務と母の食事の時間が合わないこと、母の体調に合わせて調理をするのがハードルが高いことなどを懸念している模様。それ以外は、何が問題になるのかさえ考えが及ばない様子。

食事の方は、私の方である程度メニューを考え、下ごしらえをし、弟は簡単な仕上げ作業だけという形にしてはどうか、と話してみた。それから民間の介護サービスを取り入れることも。
それならやれるかも、とのこと。ただし、私自身も実際に動き出してみなければ、どの程度のことができるのかは心許ない。私自身も、全てを事前に予期して問題を洗い出せるほど、器用ではない。

弟とは、とりあえずやってみよう、無理なら別の方法を考えようということで、一応の方向性が決まった。

②に続きます↓


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