【妄想Divers】#011 誰しもが一度は思う、あの不思議な感覚 〜なんで僕はここにいるんだろう

~宇宙とのつながり、星空を眺めて、なぜか懐かしい感覚~
夜の静けさに包まれると、ふと自分がこの世界に浮かんでいるような感覚に襲われる瞬間がある。
布団の中で天井を見つめながら、ただ息をしているだけで、
急に「なんで僕がここにいるんだろう」という想いが胸の奥から浮かび上がってくる。
あれは寂しさとは違う。もっと静かで、どこか甘い不思議さだ。
この感覚は、実は宇宙論の「人間原理」と深く繋がっている。
人間原理には二つの解釈がある。
一つは
「弱い人間原理」。
これは「僕たちがここにいるのは、宇宙の条件が生命を許す条件だったから当然だ」というシンプルな話。
もう一つが
「強い人間原理」
で、これは「宇宙の条件は、いつか人間のような意識が生まれるように最初から決まっていた」という考え方だ。
僕はこの二つの間をふわふわと漂っている気がする。
宇宙が僕たちに合わせてくれたわけでも、
僕たちが宇宙に選ばれたわけでもない。
ただ、僕たちに合う宇宙にしか僕たちは存在できない。
宇宙と意識は表裏一体という、二つあるからこそ存在するという
漠然としたイメージ…。
この感覚に気づいたとき、夜の不思議な感覚が少しだけ優しくなる。
星々が燃え、銀河が回るこの広大な宇宙の中で、たった一人の人間が自分の存在の理由を問いかける。この小さな問いが、宇宙の物語の中で特別な意味を持っているように思えてならない。
夜の闇の中で私たちが思う。もしかしたらこの感覚こそが、宇宙が私たちくれた、一番優しい答えなのかもしれない。
どう?思い出してみて、幼い頃のあの感じ…。
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