【ストレス編・第4回】ストレスが続くと、なぜお腹が痛くなる?脳と腸が“秘密の会話”をしている話

🩷「こんにちは、後輩のまるこです。今日は……かなり切実で、ちょっと恥ずかしい悩みです。」
🩸「おや、どうしたの、まるこ。顔色が真っ青だよ?」
🩷「大事なプレゼンとか、緊張する予定があると、決まってお腹が痛くなるんです…。
さっきまで元気だったのに、急にギュルギュルしてきて。
私、本番に弱すぎて情けないです……。」
🟣「……まるこさん。それは弱さやなくて、
『あんたの腸が、脳の言葉をしっかり聞いてる証拠』なんやで。」
🩷「えっ…? 私のお腹、脳としゃべってるんですか?」
🧠 腸は「第2の脳」
🩸「実はね、腸には1億個以上の神経細胞があって、
脳と24時間休まず情報をやり取りしているんだ。
このホットラインを『脳腸相関(のうちょうそうかん)』って言うよ。」
🟣「せやから腸は『第2の脳』とも呼ばれとる。
脳が『あかん、緊張する!』と叫んだら、
腸も即座に『了解!こっちも戦闘準備や!』と反応しはるんやわぁ。」
🩷「脳と腸って、そんなに仲良しだったんですね…。」
🚨 なぜ「ギュルギュル」や「カチカチ」になるの?
🩸「ストレスで交感神経(アクセル)が全開になると、体はこう判断するんだ。」
『今は消化してる場合じゃない! 逃げるために、お腹を軽くしろ!』
🟣「そう。昔、猛獣から逃げとった時代の名残りやね。
『荷物(便)を全部出しちまえ!』と急いだ結果が下痢。
逆に『今は内臓を止めて、足に血を送れ!』とストップした結果が便秘や。」
🩷「私の腸、必死に私を逃がそうとしてくれてたんですね…。」
🩸「そう。だから、お腹が痛くなるのは
『体があなたを全力で守ろうとしている防衛反応』なんだよ。」
🌿 荒ぶる腸をなだめる「3つの処方箋」
🩸「腸へのホットラインを使って、安心を届けてあげよう。」
① 呼吸で「お腹への直通電話」をかける
🩷「緊張でお腹が痛くなったら、
ゆっくり細く、長く息を吐いてみてください。
脳から腸へ『もう安心だよ』という信号が送られて、
副交感神経(ブレーキ)が戻ってきます。」
② お腹の「外側」から温める
🟣「手でお腹をさすったり、温かい飲み物を飲んだりしてな。
腸の周りの筋肉がゆるむと、
『お、もう戦わなくてええんか』と腸もリラックスしはるんや。」
③ 「また来たね、がんばってるね」と認める
🩸「『お腹が痛くなったらどうしよう…』と不安になると、
それがまたストレスになって悪循環しちゃうんだ。
『おっ、腸が私を守ろうとがんばってるな』と受け止めるだけで、
不思議と痛みは和らぎやすくなるよ。」
🌟 今日のおさらい
🟣「今日のポイント、覚えといてな。」
腸は「第2の脳」。脳のストレスを真っ先に受け取る
腹痛や下痢は、「体を軽くして守ろうとする」生存本能
深呼吸と温めで、腸に「安心のサイン」を送る
🩷「お腹が痛いのは、私の体が優秀なセンサーを持ってたからなんですね…!」
🟣「せや。感受性が豊かで、ええ体やで。」
📝 たいせつなひと言
🩸「腹痛や便秘・下痢が何ヶ月も続くなら、
『過敏性腸症候群(IBS)』という病気の可能性もあるよ。」
🟣「『いつものことや』と我慢しすぎんとな。
内科や消化器科の先生に相談して、
お薬や生活の知恵を借りるのも大事なセルフケアやで。」
🔙 前回の記事はこちら
➡️【ストレス編・第3回】ストレスが続くと、なぜ眠れなくなる?自律神経と「夜スイッチ」の話
📅 次回予告!
【ストレス編・第5回】
ストレスがたまると、なぜ太りやすくなる?
ホルモンと脂肪の切っても切れない関係
🩷「えっ! ストレスで太るのも、ホルモンのせいなんですか…!?」
🟣「せや。ストレスは“食べ過ぎ”以外にも、太るワナを仕掛けてくるんやわぁ。」
