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7本のアプリのスクショを全部変えて1か月。CVRはこうなりました。

こんにちは。Wiratです。

1か月くらい前に、公開中のアプリ7本のスクショを全部作り直しました、という記事を書きました。

あれから1ヶ月が経ちましたので、アプリのCVRがどう変化したかを書いてみようと思います。

興味ある方、いますか?いなかったとしても、前の記事で、

「1か月後、どう変化したか記事を書こうと思います」

と宣言してますので、私自身との約束を守るためにも、勝手に書いていきます。


結果発表~!!

では結果です。こうなりました。

スクリーンショットを変更して約1か月後のCVRの変化

正直に言うと、私は「すべてのアプリでCVRが上がる」と思っていました。
それはそうですよね。「ちょっとCVR下げてみようかな」と思ってスクショ修正する人、いないでしょうから。

でも、結果はそううまくはいきませんでした。

大きく伸びたアプリもあれば、少しだけ伸びたアプリ、ほとんど変わらなかったアプリもあり、逆に下がったアプリもありました。

では、1本ずつ見ていきます。


1位 PUMP UP(25% → 35% +10pt)

筋トレ記録アプリ「PUMP UP」ビフォー(CVR 25%)
筋トレ記録アプリ「PUMP UP」アフター(CVR 35%)

今回一番伸びたのが、筋トレ記録アプリ「PUMP UP」でした。

もともとCVRは25%あり、「これ以上冒険しなくても…」とも思ったのですが、思い切ってスクショを作り直した結果、35%まで向上しました。

自分でもスクリーンショットが良くなっているとは思ったのですが、なぜここまで上がったのかは、謎です

他の、似たような修正をしたアプリのCVRの変化や、PUMP UPのみに施した修正内容から考えるに、もしかすると、背景色を黒にしたことも影響しているのかな、とも思っています。もしそうだとしたら、今度は

「背景色がアプリの印象に与える影響」

という新しい切り口が見えてきます。


2位 ウサンク☆サイ(9% → 16% +7pt)

バイオリズム診断アプリ「ウサンク☆サイ」ビフォー(CVR 9%)
バイオリズム診断アプリ「ウサンク☆サイ」アフター(CVR 16%)

もともとダウンロード数もCVRが低かったこともあり、大胆に作り直したアプリです。

キャッチコピーをシンプルにし、レイアウトも大きく変更しました。

結果として、大きく改善したように見えますが、アプリのダウンロード数自体が少なく、ほんの少しダウンロードが増えただけでCVRも大きく振れるため、これだけCVRが変わっても、まだ誤差の範囲と感じています。


3位 バナナツリー(17% → 20% +3pt)

アウトライナー「バナナツリー」ビフォー(CVR 17%)
アウトライナー「バナナツリー」アフター(20%)

前回の記事でも紹介したとおり、情報量を減らし、余白を増やす方向で調整しました。派手な変化ではありませんが、着実に数字は上がりました。


4位 スパットカット(33% → 34% +1pt)

動画切り取りアプリ「スパットカット」ビフォー(CVR 33%)
動画切り取りアプリ「スパットカット」アフター(CVR 34%)

もともとCVRが高かったため、大きくは変えませんでした。
結果も、ほぼ横ばいです。元の完成度が高かったのかもしれません。

ただ、このアプリはそこそこダウンロード数があるので、この1%の向上は誤差ではないと考えています。


5位 セービングスロー(18% → 18% ±0pt)

ダイスロールアプリ「セービングスロー」ビフォー(CVR 18%)
ダイスロールアプリ「セービングスロー」アフター(CVR 18%)

スクリーンショットを大きく変えたにも関わらず、数字は変わりませんでした。逆に不思議です。上がるか下がるか、はっきりしてほしいものです。


6位 ボクノコレクション(13% → 13% ±0pt)

カード型データベース「ボクノコレクション」ビフォー(CVR 13%)
カード型データベース「ボクノコレクション」アフター(13%)

このアプリもスクリーンショットを大きく変えたにも関わらず、数字は変わりませんでした。なんなんでしょうか。


7位 マワルンジャイ(20% → 17% -3pt)

ルーレットアプリ「マワルンジャイ」ビフォー(CVR 20%)
ルーレットアプリ「マワルンジャイ」アフター(CVR 17%)

今回、唯一CVRが下がったアプリです。

全てのアプリでスクリーンショットをすっきりさせることがいいわけではないのかもしれません。
もしかしたら、ルーレットアプリのようなエンタメ寄りのアプリは、変更前のようなワチャワチャ感があったほうがよかったのかもしれません。
それとも枚数を減らしすぎたのかも…

もう少し様子を見るか、別の仮説で改善を試してみようと思います。


まとめ:7つの結果を並べて見えてきたこと

いかがだったでしょうか。

正直に言うと、私は全部CVRが上がると思っていました。

でも、現実はそうではありませんでした。

大きく伸びたものもあれば、少しだけ伸びたもの、変わらなかったものもあり、下がったものもありました。

そして私は、なぜそうなったのかを説明することが、できません

あ、石、投げないでください。

だって、そりゃそうですよ。
もし原因を完全に説明できるのであれば、最初から全部のアプリでCVRが大きく伸びるスクリーンショットを作れているはずですから。

ただ、今回7本のアプリで実際にスクリーンショットを変更し、その前後の結果を並べることで、ひとつの比較材料にはなると思っています。

「このアプリでは背景色の変更が効いたのではないか」
「このアプリでは情報量を減らしたことが良かったのではないか」
「逆に、このジャンルでは少し賑やかな見せ方の方が合うのではないか」

そんな風に、それぞれの結果を見ながら考えるためのたたき台として見ていただけたら嬉しいです。

答えを載せた記事ではありません。私も答え知りませんから。この記事は

「私は正解を知っています」

ではなく、

「私は試した結果を全部見せます」

ですので、実際に試した7つの事例が、どなたかが自分のアプリを改善するときのヒントになればと思っています。


最後に:答えを出すのはユーザー

今回の結果を見て、改めて思ったことがあります。

それは、「良いスクリーンショット」というものは、作る前から完全には分からないということです。

もちろん、経験豊富なデザイナーさんなら、過去の経験から「これは良さそうだ」という予測はできます。

でも、それでも実際のユーザーがどう反応するかまでは、誰にも分かりません。

だから世の中の多くの会社では、優秀なデザイナーさんが作った複数の案を、A/Bテストで検証しています。

「今までより良いものを作った」

と思って世に出しても、最後に答えを出すのは作った側ではなく、実際に使うユーザーだからです。

そして私たちは、その答えをCVRという数字で受け取ります。

ただ、今回の実験で一つ確かなこともありました。

例えばPUMP UPは、35%という結果が出ました。

少なくとも現時点では、このスクショの方が、このアプリには合っていたということです。

これは単なる実験結果ではなく、このアプリにとって一つの前進だったと思っています。

もちろん、変化がなかったアプリや、下がったアプリもあります。でも、それも無駄ではありません。

次は別の仮説を立てて試します。

今回は「引き算」という考え方でした。次回は「背景色」かもしれません。

そうやって仮説を立て、試し、数字を見て、また改善する。

その積み重ねが、少しずつそのアプリに合ったスクリーンショットに近づいていくのだと思っています。

残念ながら、今回の記事は

「CVRが必ず上がる改善案3選!」

という内容にはなりませんでしたが、今回載せた7本・14枚のスクショが、どなたかがスクショを改善するときの比較資料になれば嬉しいです。


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