見出し画像

【“はじめて”の本づくり】出版後1カ月「本とともに外に出かけていく」編

出会いときっかけ、機会をいただいて、2024年7月にウェブ上で本をつくれるサービス「Booko」で本をつくり始め、2024年11月に『おてがみじかんで ほんの少し 心にゆとりを』(Booko出版)を出版しました。

“はじめて”だからこそ、すべてが“当たり前ではない”と感じられて、記録として残していける! そう思い、出版前後のことをまるでタイムラプスのように、日々こまごまと投稿してきました。そのまとめとして、本づくりから出版、出版後のことまでを何回かに分けて書き綴っています。

“はじめて”のドキドキ、わくわくする感じも共有できたらいいなぁと思いながら。誰かが“はじめての本”をつくる時、出版した後のご参考として、お役にも立てればと思っています。

3回目の今回は「出版後1カ月『本とともに外に出かけていく』」編。本を出版して1週間後から1カ月間のことを振り返りました。


本を手にしたら! 献本・納本・寄贈

2回目「出版後1週間『目の前のできることから一つひとつ行動に』編」で書きましたが、私が本を手にしたのは、出版日から3日後の11月20日(水)の夜のことでした。先に本が手元になくてもできることから始めていたので、実際に本を手にしたら、まずは本づくりにご協力いただいた方々に献本! その後、納本と寄贈を行いました。

①本づくりでお世話になった方々に献本

本を献本したい方々はたくさんいるのですが、今回はシンプルに“本づくりで直接的にお世話になった方々”に絞りました。

『関西ウーマン』編集長の山部香織さん
この本は関西で暮らす・働く女性が発信するライフスタイルコミュニティ『関西ウーマン』で連載させていただいてきたコラム「おてがみじかん」の一部を再編集したものです。このコラムがあったおかげで、本をつくることができました。

幼稚園の頃からのおさななじみの川村紘子さん
私のお手紙人生には欠かせないお友だちです。“はじめて”の文通もひろこちゃん。お手紙のやりとりが今も続いていて、もう30年以上にもなります。本には、ひろこちゃんからいただいたお手紙を掲載させていただきました。

けしごむはんこと雑貨のお店「Pipin's Work」の山本由貴子さん
お手紙をやりとりさせていただいているゆっこさん。ゆっこさんが書く“普段着のお手紙”は私の憧れ。本に、ゆっこさんからいただいたお手紙を掲載させていただきました。

Booko、Booko出版の長谷川恵子さん
もし文学フリマにお誘いくださらなかったら、もしBookoという本をつくるウェブサービスがなかったら・・・・・・「いつか、本をつくりたいなぁ」で終わっていたかもしれません。「今、本をつくろう」という行動を起こすきっかけ、実際にこうして“はじめて”の本を出版することができました。

“お手紙本”ということで、お手紙を書き綴ったしおりと、お一人おひとりのイメージに合わせてレターセットを選んで同封しました。

ちなみに、もう1人。高校生の娘にも、お手紙のアイデアを形にする時にいつも手伝ってもらっているので、献本したところ・・・・・・「私はいらんわ~」ときっぱりと受け取り拒否されました(笑)。


②国立国会図書館に納本

国立国会図書館ウェブサイトによると、「わが国では、国立国会図書館法(昭和23年法律第5号)により、国内で発行されたすべての出版物を、国立国会図書館に納入することが義務付けられています」とのこと。自費出版本も所蔵していただけるということで、納本しました。国立国会図書館に所蔵してもらえるということで、「何かしらの偶然が重なって、未来の誰かが手にしてくれる可能性も♪」なんて想像。それだけで楽しい気持ちになりました。

納本制度の詳細はこちらからご覧いただけます。

ちなみに、希望者には、受領書をいただけるとのことだったので、希望してみたところ、1週間程度で受領書が届きました♪ そして1カ月後には、同館のデータベースに登録されているのを発見!

こんな感じで掲載されています。


③地元図書館に寄贈

地元の尼崎市立中央図書館と北図書館では、図書の寄贈を受け付けているとのこと! そこで本を持って行ってきました。図書館で所蔵していただけるかどうかはわからず、所蔵が難しい場合はリサイクルブックフェアに出され、そこでも譲り手がいなければ廃棄になるとのこと。

窓口で「寄贈してほしいのですが・・・・・・」と持って行くと受け取ってもらえたのですが、もっと「市内に暮らしていまして~」とアピールしたり、帯をつけてメッセージを書き込んだりしておいてもよかったかなぁと思いました。

5カ月経った現時点(2025年4月19日)では、図書登録はされておらず・・・・・・リサイクルブックフェアでも嬉しいので、誰かの手に届くことを祈るばかりです! 

尼崎市立中央図書館・北図書館の本の寄贈について詳細はこちらからご覧いただけます。

大阪市立中央図書館でも図書の寄贈を受付中ということで、そちらにも行ってみました。

尼崎市同様に、図書館で所蔵していただけるかどうかは不明。ただし、大阪市では、寄贈時に希望すれば「その本にまつわる思い出、感想、コメント等」を書き込める書類がありました。本への思いを書けるのは嬉しかったです。

所蔵されることが決まれば、後日「『私の一冊』コレクション」としてウェブサイトに公開されるとのこと。思いも、本に乗って、誰かのもとに届くようで、素敵な取り組みですね。

詳細はこちらからご覧いただけます。

大阪市立図書館の本の寄贈について詳細はこちらからご覧いただけます。


④まちライブラリーに寄贈

本を通して人と人が出会う場をつくる「まちライブラリー」。個人や団体などが、自宅や店舗、病院、学校、公共施設、商業施設、サービス付き高齢者住宅などの一角に本棚を設置して、まちライブラリーとして開く取り組みをされています。

おもしろいのは、まちライブラリーの本には「みんなの感想カード」がついていて、本の持ち主のメッセージが書き綴られているほか、手にして読んだ人も感想を書き込めるようになっています。一冊の本を通して、出会い、つながり、まじわる、わくわく感があるのです。

まちライブラリーの詳細はこちらからご覧いただけます。

その活動拠点になっている場所、2カ所にうかがいました。1カ所目は、兵庫県尼崎市の阪急武庫之荘駅前にある「カフェぷろぽ」。

ゆるやかにお手紙を書く時間を楽しむ会「おてがみぃと」で大変お世話になっているカフェです。店内の真ん中にある本棚に、本を置いていただきました! 店主さんのお心遣いにより、しばらくの間は本棚の上の目立つところに置いていただけるとのこと。嬉しい。

2カ所目は、大阪府大阪市の「まちライブラリー@もりのみやキューズモール」。

大型商業施設内にあります。大きな本棚、カフェ、テーブルにイス、キッズスペースが設置され、イベントやワークショップなども開催されています。

寄贈すると、蔵書登録までしていただき、ありがたい! こちらからご覧いただけます。

文学フリマBookoブースに本が並ぶ!

Bookoが文学作品展示即売会「文学フリマ東京39」に出展。Booko出版の本を販売してくださるとのことで、『おてがみじかんで ほんの少し 心にゆとりを』も並べてくださいました。私は当日、その場に行けなかったものの、“本=自分の分身”が行くような気持ちで、ドキドキ・わくわく! 

当日はBookoの長谷川さんと、『ラボ整理コミュニケーション術』の正保さん、『英語好きな子どもの育て方』の馬場さん、現在Bookoで本を制作中の方がブースに立ってくださったそうです。

みなさんのおかげで、1冊ご購入くださった方がいらっしゃったとのこと(長谷川さんのやさしいお気持ちかもしれません♪)。嬉しい出来事でした。

2回目のプレスリリース配信にトライ

本が発売になったら“したいこと”の1つだった「プレスリリース配信サービスを利用すること」。せっかくの機会なので2社から配信してみることにしました。

1回目は「PR TIMES」から「本の出版」について、2回目は「@Press」から「文学フリマ」について。2回目も提携オンラインメディアほか、転載してくださるウェブサイトが! また、配信時・その前後のサービスに各社それぞれ特色があることを、体験しながら学ぶ機会になりました。

@Pressから配信されたプレスリリースはこちらからご覧いただけます。

提携オンラインメディアに転載+αで掲載くださったメディアもありました。そのうちの1社が「サードニュース」。前回と同じく、プレスリリースの内容をそのままではなく、再編集してくださっております。それが、とっても嬉しかったので、またご紹介します。

「本を書店に置いてもらいたい」憧れの実現に向けて

今回、Amazonのペーパーバックを利用しての出版なので、店頭には並んでいません。「自分の本が書店に並ぶ」という憧れを実現できたら素敵だなぁと思って、書店で取り扱っていただける道を模索し始めました。

実際にお店にうかがってお願いしていくほうがいいのだろうなぁと思い、年始から行動を起こしていけたらと調べていたところ、学生時代によく行っていたあのお店で、書籍取扱いの募集が! ウェブ&郵送での審査でしたので、前のめりに早速応募しました。取り扱いとなる場合にのみ、1カ月程度でご連絡があるとのことでした。

結果、何も連絡がありませんでした。残念ではありましたが、ドキドキ・わくわく・ドキドキする時間は楽しかったですし、こういった形での募集があることは発見でした。

出版後1カ月を振り返って

2024年12月15日(日)に書き綴ったメッセージを2件、そのまま掲載します。

“はじめての本”を、2024年11月17日(日)に発売してから約1カ月!

先日「初めての著書を手に取って、どんな気持ちでしたか?」と問いかけていただいて、ハッとしたんです。というのも、実は私が出来上がった本を手にしたのは、発売から3日後、11月20日(水)の夜のこと。「本ができた!」という実感がないまま、「できましたね~出ましたね~」みたいな、ぬるっとしたはじまりだったんです。

発売日が決まってすぐ10月末にはAmazonで購入手続きをし、コンビニ支払いもすぐに済ませたので、発売日翌日には届くかなとわくわくしていたら! コンビニ支払いの場合、「何日から何日までの間に送付」という設定で。発売日から1日、また1日が過ぎても届く気配がなく、1日でも早くと新規注文して手にしました(最初の注文分は送付期間最終日の11月28日に届きました)。そんなわけで、 発売日当日にご購入くださった方々のほうが先に手にしてくださっていたのです。

最近になってようやく、本を手にしてどんな気持ちだったのかを考えることができました。

今回の本は、『関西ウーマン』で毎月1本ずつ、8年かけて書き溜めてきたコラム記事98本から十数本をピックアップ・再編集したものです。こうして本としてまとめたことで、今一度コラムを通して何を共有したかったのか、してきたのか、していきたいのかを考え、それを形にすることができました。

本という形だから届けられるかもしれない“誰か”がいる気もしています。誰かの手を通して届くかもしれませんし、まちライブラリーなどに置いていただくことで誰かが手にしてくれるかもしれません。すでにつながっている方々とも、異なる角度から再びつながるきっかけになるかもしれません。

“接点が増えた”みたいな、そんな気がしています。あと、Booko代表の長谷川さんが“分身”という言葉で表現してくれていて、まさにそんな感覚があるんですよね。本という分身が、私の代わりにあちらこちらに出かけて行って、誰かと出会ってくれるかもしれないと思うと、それだけでドキドキ・わくわく、やっぱりドキドキしますね。

「お母さんは幸せ者やなぁ」
娘にそう言われました。

私が本をつくって出版したことを
「おめでとう」と
お祝いしてくださる方々がいて、
ありがたいことだなぁと改めて。

ありがとうございます!

Bookoで本を出版された『上毛かるたはカタル』渡邉俊さんが、著者インタビューで「80代の親戚のおじさんに褒められた」と答えられていたことが、リフレインしました。

お手紙本だったので、お手紙をくださる方々もいて、嬉しかったですね。宝物として保管しています。

出版から1カ月を箇条書きで振り返り

●自分のウェブサイトやSNSのプロフィールに書籍名を追記
●BookoとBooko出版のサイトでの体験談記事掲載
●プレスリリース配信(合計2回)
●Amazon著者セントラル登録
●本づくりでお世話になった方々へ献本
●国立国会図書館納本
●尼崎市立中央図書館・北図書館、大阪市立中央図書館に寄贈
●文学フリマ東京「Booko」ブースでの販売
●カフェぷろぽの本棚に置いていただく
●まちライブラリー@もりのみやキューズモールに寄贈
●『関西ウーマン』コラムのプロフィールにも本紹介掲載
●『サードニュース』でプレスリリースの再編集記事掲載
●委託販売に向けて応募

・・・・・・など。“はじめて”の本づくりが連れてきてくれた、いろんな“はじめて”は、まだまだ続きます。

次回は「出版後2カ月編」

「本を出版した!」がゴールではなく、そこからがはじまり。1週間、1カ月、2カ月、3カ月とさまざまな試行錯誤の繰り返しです。引き続き、試行錯誤しながら、振り返りも続けていきます!

これまでのキロクはこちらからご覧いただけます。

私の“はじめて”の本はこちらです!


いいなと思ったら応援しよう!

小森利絵(えんを描く/フリーライター) もしよろしければ、応援いただけると嬉しいです。いただいたチップは「ZINEづくり」に大切に活かし、励みにさせていただきます。完成したZINEのご紹介や、それを持って出展したイベントのレポートなども、こちらでお伝えしていきますね。