道案内中の、ちょっと不思議な出来事
「歩いて来たんだけど、このまま進めばいいい?」
いつもの散歩道で、ラテン系の高齢男性に声をかけられた。ルートは間違っていなかったので、スマホの地図を示しながらそれで合っている旨を伝えた。
足早に過ぎ去っていったのだが、その後しばらくして、ふたたび遭遇した。私も同じ方向だったので、何となく一緒に行くことになった。
歩きながら聞くと、散歩に出たものの、道がよく分からず不安を感じながら進んでいたらしい。何となく山道を進んでしまい、Googleマップなどには表示されないトレイルを歩いてしまったようだ。
一緒に歩いていたら、帰宅しないことを心配した娘さんからビデオ電話があり、流れで私もあいさつした。初対面で互いの素性も知らないのに家族にあいさつをするのは、おかしな感じがしたが、不思議と嫌な気はしなかった。
無事に山道を抜けて別れ際には、感謝の言葉とともに持っていた飴を渡してくれた。大したことではないが、善意の行いに善意が返ってきたようでうれしい気持ちになった。
なぜか分からないが、アメリカに来てからよく道を聞かれる。今回で4度目だったと思う。
日本に住んでいた時は、一部地域の治安の悪さなどアメリカは良くないイメージも強かった。しかし、それが全てではない。人や地域によってさまざまなことを、改めて思い直した。

きょうの1曲
WORK - Billlie
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