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金曜夜にわくわく気分で行く、NY•ホイットニー美術館

 夜の美術館や博物館と聞くと、何となくわくわくする。なぜかはよく分からない。昼間よりも、少しだけ冒険感が増すからだろうか。

 ニューヨークのホイットニー美術館は毎週金曜の午後5時~10時を「FREE FRIDAY NIGHTS」として入場料を無料にしている。ESL(English as a Second Language:英語を第2言語として学ぶ人のための英語教室)の先生に、授業で扱ったアメリカを代表する画家エドワード・ホッパーの絵が気に入ったと話したら、彼の絵を多く展示しているホイットニー美術館に行った方がいいと教わった。金曜夜が無料だと知り、予約して訪れることにした。


📷夜の美術館


午後5時すぎ。入場待ちの人が美術館前に列をつくっていた。建物のすき間から見えるハドソン川沿いの夕焼けが味わい深い
最上階では夜景も楽しめる。混雑するエレベーターと非常階段しかないため、エレベーターで最上階まで上がり、階段で下りながら見学するのが楽だと思う
メーンの目的は7階の展示


エドワード・ホッパー

 ホッパーの作品は「時間帯」を感じさせるものが多い。光の表現と構図によるものだろう。空気感というか、温度感みたいなものまで伝わってくるような気がする。

 切り取られる景色は何気ないように思えるが、独特な構図ゆえに、かえって気になってしまう。絵も写真も、自分次第。見える風景のどこを描いてもいいし、撮ってもいい。当たり前だけど、忘れがちな大切なことを思い出させてくれる。

「Second Story Sunlight」
「Early Sunday Morning」
「New York Interior」
「Seven A.M.」


その他の気になった作品

ジャン=ミシェル・バスキア「Hollywood Africans」。これは絵なのか否か。「伝える」手段としてのアート?
ジャン=ミシェル・バスキア「Untitled」。これをモチーフにしたかっこいいマグカップが売店で売っていた。欲しかったが少し高かった
作者を確認していなかった。サイロかな?線がおもしろい
草間彌生「Air Mail Stickers」。一瞬目がチカチカしたが、独特な風合いにひかれた
本当にエアメールのシールが貼ってある
アンディ・ウォーホール「Green Coca-Cola Bottles」
こちらはキャプションを確認していなかったが、何を意味しているかは何となく分かる
Emmi Whitehorseという人の作品
水の深さが分かるような絵でとてもきれいだった


結びに:気軽に美術館を楽しむスタイル


 絵を見る人、カフェでビールを飲む人、夜景を眺める人ー。楽しみ方は人それぞれで、皆が気軽に金曜夜の美術館を楽しんでいるような雰囲気だった。

 無料ということもあって混雑してはいたが、目的の作品を見ることができて十分に楽しめた。ハイラインの南端にあり、景色もいい。展示の入れ替えなどがあった際にまた訪れたい。


休憩スペースの壁に描かれた絵が窓ガラスに反射し、空間がアート作品のようだった




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