こぼれ落ちる牛乳
昔から牛乳が好きでよく飲んでいる。アメリカに来てからは、いろいろ試したがコストコのオーガニックホールミルクに落ち着いた。日本の牛乳と遜色ない飲み味で気に入っている。
容器はアメリカのスーパーによくあるハーフガロン(1.89L)の紙パックで、3本セットで売っている。問題はこの容器で、開封したばかりの満タン状態だと注ぐのがとても難しい。
勢いよく注げば問題ないが、紅茶やコーヒーに「少しだけ加える」ことの難度が高い。注ぐ側のカップを手で持って傾けながらうまいこと入れないと、牛乳パックの口の周辺にこぼれ落ちてしまうのだ。
気にしなければいいが、そういうどうでもいい細かいことが気になる性分だ。牛乳を注ぐときは集中を高め、慎重にパックやカップを傾けている。それでも、うまくいかないことがある。
「あーあ、だめだったな」と思いながら、人付き合いと似ているなと思う。いくら自分が言葉を選んだり組み立てたりしても、それが自分の思う通りに相手に伝わるわけではない。そもそも、「自分が想像した通りに伝わる」と相手に期待するのは傲慢だろう。
だが、それが分かっていても「うまく注ぎたい」と思うのが自分の心だ。うまくいったり、いかなかったりしながら、日々は続いていく。それでいい。
きょうの1曲
Mirrors - STUTS feat. SUMIN, Daichi Yamamoto & 鎮座DOPENESS
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