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滑り応え抜群!中上級者がハマる高畑スキー場の魅力【2025-26最新】

 福島県南会津町にある高畑スキー場は、圧雪バーンもパウダーも楽しめるスキー場だ。最寄りの東北道・西那須野塩原IC(栃木県那須塩原市)から下道で約2時間と、正直に言うと遠いが、遠くても通うだけの魅力がある。

 ここをホームゲレンデにしている筆者が高畑スキー場の楽しみ方を紹介したい。




中上級スキーヤ―の天国


 「大回りがしたいのに狭い」「滑走ラインかぶって練習しづらい」
 レベルアップを目指すスキーヤーであればこのような悩みを抱くことがあるのではないだろうか。高畑スキー場はゲレンデ幅が広く、過度に混み合うこともないため、自分で思い描いた通りの練習がしやすい。うまくいかないのであれば、それは自分の技術不足!

 実際に常連客は技術志向の人が多いと感じる。スキー検定2級や1級、テクニカル・クラウンプライズを目指す人には最適の斜面設定だからだ。コースレイアウトとリフトのレイアウトが絶妙なため、練習効率も良い。スキースクールもある。


正面ゲレンデ。高畑はワイドな斜面が多い


変化に富んだコース


 ブラック、レッド、ブルー、オレンジと色別の4本のペアリフトと、10のコースで構成される。


1日中滑っても飽きないブラック

 リフトの所要時間は約10分。ブラックコースとスーパーブラックコースの2本のコースがある。

 ブラックコースは山をぐるっと迂回するようにコースがレイアウトされており、滑走距離は意外に長い。出だしから中緩斜面が続き、最後に正面の中急斜面「猪谷ゲレンデ」となる。筆者は、中緩斜面で気持ちよく流して滑ったり基礎練習をしたりした後に、気合を入れて猪谷ゲレンデを滑るという感じでいつも滑っている。飽きのこないコースで、1日中ここを滑っていることもある。

 猪谷ゲレンデは正面ゲレンデとしては急なため、セーフティーウェイ(らくらくコース)で迂回できるようになっている。


ブラックのリフトから撮影した猪谷ゲレンデ。リフト上から他の人の滑りがよく見える
写真の手前側が猪谷ゲレンデ入口付近。その奥は長い中緩斜面になっている


 スーパーブラックコースは急斜面の上級者コースだ。基本は非圧雪。高畑は豪雪地帯にあり、ハイシーズンはパウダースノーを存分に楽しめる。3月になるとプライズ検定などに向けてコブが作成され、これもかなり練習になる。

 以下は、10年近く前に撮影したスーパーブラックでのパウダー滑走動画。


スーパーブラックコースのパウダースノー。もふもふ


短いリフトで練習に最適なレッド

 リフトの所要時間は約5分。コースはレッドコース1本。

 中急斜面で小回りやコブの練習に最適。リフトが短いため、かなり回せて効率が良い。斜面の下から見て右側はモーグルコースが設けられている。これだけ回せるコブ斜面は貴重ではないかと思う。 


圧雪バーンの右側にはコブが設けられている
リフトは赤色。近年はサビが目立つ…


山々の景色が美しいブルー

 リフト所要時間は約10分。ブルーイン、センター、アウト、ハイウェイの4コースがある。

 イン、センターは下から見てリフトの右側、アウトは左側、ハイウェイは奥という位置関係。イン、センター、アウトの上部は急斜面で、非圧雪の時も多い。下部はいずれも中緩斜面だが、所々で夏道の影響によるうねりもあって滑りごたえがある。センターやアウトではポールの大会や練習をやっていることもある。ハイウェイは緩斜面が続き、初心者や基礎練習におすすめだ。

 ブルーインの最上部から見える山々(大戸沢、三ツ岩、窓明)は個人的に高畑で最も良い景色である。


ブルーイン上部から。晴れると美しい
夕方には逆光になり、雰囲気が変わる
ブルーアウトの中腹から。ここもきれい


地形豊かなロングコースを備えるオレンジ

 リフトの所要時間は約15分。オレンジイン、アウトの2コースがある。インは下から見て左側、アウトは右側となっている。

 インは上部が地形の形が豊かな斜面で、傾斜に合わせて自分のラインを描いていくのが楽しい。下部はインもアウトも緩斜面で、滑りやすい。

 オレンジは何といっても標高が高く、景色が良い。アウトの上部からは東北最高峰の燧ケ岳を望めるほか、リフト降り場からはたかつえスキー場や那須方面の山も天気次第で見える。


オレンジリフト降り場。山肌に白く浮かび上がっているY字はたかつえスキー場
オレンジイン上部からの雲海
虹を上から見下ろすレアな風景が見られたこともあった
オレンジアウトから見える燧ケ岳


 以上のように、小規模なスキー場ではあるがコースレイアウトに富んでおり、練習もできるしスキーを楽しむこともできるスキー場である。


食事もおいしい


 食事は下部のセンターハウスで提供している。物価高騰で年々値上がりしているが、定番のチキンステーキ定食やからあげ定食のおいしさは変わらない。メニュー数は多くはないが、カレーや丼もの、ラーメンなど基本どころはおさえている。


2025-26シーズンの提供メニュー
今シーズン(12/28訪問)もからあげ定食がうまい。衣はさくさく
この写真は過去のもの。筆者のスマホにはからあげ定食の写真がたくさんある…食べ過ぎ。。


今シーズンはソフトクリーム出店も

レストラン内にあるソフトクリーム販売の窓口


 2025-26シーズンはセンターハウスレストラン内で、ソフトクリームの出張販売(現金のみ)も不定期であるようだ。出店日は下記のInstagramで確認できる。



センターハウスの雰囲気

 センターハウスからは正面の猪谷ゲレンデが良く見えるため、食べながら滑りを見られる。スペースが広く座席数も多いため、同行者がスキーをしない場合でも、センターハウスでゆったりと過ごすことができると思う。


大雪だった2024-25シーズンはセンターハウスの窓が雪で埋もれそうになっていた


アフタースキー


 宿泊で滑る場合には近隣の温泉を楽しむことを勧める。個人的にはスキー場から車で20分くらいの檜枝岐村にある燧の湯が好きだ。雰囲気も良いし、スキーの疲れが癒される。よりスキー場に近い温泉だと、窓明の湯などもある。

 首都圏方面に帰る際のお土産選びや休憩は、道の駅たじまがおすすめだ。帰りに使う道路沿いにあるので、ロス時間も少なく済む。


燧の湯の外観。約10年前の写真で暗い


遠いけど、行く価値のあるスキー場


 以上のように、高畑は中上級スキーヤーにはもってこいのスキー場だと思う。ローカルスキー場らしく、牧歌的な雰囲気もあって愛着も湧く。

 最近はインバウンドでかなり混雑が激しいスキー場もあると聞く。そうした喧噪から離れ、思いっきり練習したり楽しんだりしたい人にこそ、高畑に行ってみてもらいたい。




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Takaaki Ueno 最後まで読んでくださってありがとうございます。今後もいろいろなテーマで書いていく予定ですので、応援いただけると大変励みになります。