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【マンガ業界Newsまとめ】クリスタ法人版WEBTOON Entertainmentへ提供、「鬼の棲む背中」大金屏風爆誕!京都で展示中 など|9/7-214

マンガ業界ニュースの週1まとめです。
マンガ・アニメの業界カンファレンスIMARTの主催やIP市場調査を行うMANGA総研運営する筆者が、マンガ・Webtoon関連のニュースを、ビジネス系を中心に、短時間でチェックしていただけるようにまとめています。

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セルシス、デジタルコミックプラットフォームのリーディングカンパニー WEBTOON Entertainmentとの協業深化 グローバルで流通するwebtoon制作の効率化を実現

もともと、WEBTOON Entertainmentとセルシスは、技術提携や、制作環境強化など、すでに連携をしていますが、今回の発表では以下の記述がありました。

従来よりも効率的に翻訳作業が行える機能を搭載した、法人向けの「CLIP STUDIO PAINT」を開発し、WEBTOON Entertainmentに提供しました。
(中略) 今回の取り組みにより、作家と制作のやりとりなどの工数の軽減が可能になり、多言語翻訳プロセスを効率化し、よりスピーディーなコンテンツのグローバル展開を実現します。

プレスリリースより:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001013.000005223.html

今回はクリスタの法人向け新サービス提供とのこと。
プロットやネームの工程から、仕上げ後のデータ管理まで、複数人によるスタジオ制作の過程が多いWebtoon制作の場合、データの共有方法やセキュリティ管理など、法人用にカスタマイズすると重宝する部分は多いように思います。

(英語記事です。自動翻訳などご利用ください)
こちらによると、「商業コンテンツの量産と多言語化のワークフローを改善するため、PSD(Adobe Photoshop形式)出力機能を強化したCLIP STUDIO PAINT専用版を開発・提供しました。これにより、出力設定ミスなどの時間を要する問題が軽減され、作家と制作スタッフ間のコミュニケーションがスムーズになりました。」とのこと。

作品の多言語提供に向けての実装があるようですね。データ管理周りの強化とも見れましょうか。逆に言うと、トラブルが起きやすい工程なのかもですね。

個人的には、グループチャットとか作業行程中のメモ書きが自動翻訳されたりしたら、複数国のスタジオや個人に仕事をシェアすることも珍しくない昨今、グローバルチームで制作をする人たちにとってはありがたいだろうなぁと思ったりします。

そんなセルシスですが、今回の発表を受けて株価にも好材料となっているようです。

直近月次も好調で、サブスク売上が50億円突破とのこと。

ついでに、長いこと主催されてる全世界マンガコンテストも今週から。

オンライン持込編集部も、もう第8回とのこと。
これ以外にも、セルシス関連記事のご紹介が以下にもあります。今回はセルシス週間でしたね。


「史上最強の生物」範馬勇次郎“鬼の背中”が、2m超え・100万円の大金屏風にッッ!

筆者個人のお知らせです。毎度恐縮です。

東京唯一の屏風専門店「片岡屏風店」さんとたまたまご縁ができまして、「さて、この職人技のかっこいい大金屏風と、最も合うイラストはなんだろうか?」と考えて、即座に「鬼の棲む背中」と連想してしまいました。

ちょうど9月現在開催中の京都でのバキシリーズ原画展に関わらせていただいたもので、関係各所に無理を聞いていただき、イベント開催に合せて思い切って作らさせていただきました。以下のポストにも写真入りで諸々紹介しています。

思い起こせば13年前、第1回京都国際マンガ・アニメフェア開催時に、当時の京都市の商工会議所から紹介していただいた、老舗中の老舗「聖護院八ッ橋総本店」さんと、まどか映画第1弾京都プロモーション用にアニプレさんからお預かりした1枚のイラスト「ゆかたまどか」のコラボで、いわゆる「京まふ八ッ橋」(俗称)を作らさせていただきました。

以来こうした、和テイストのグッズには強く関心がありました。伝統工芸や老舗商品のIP商品化は、ただ絵をはめれば良いわけでもなく「混ぜるな危険」な難しさがあります。ただ今回は、僥倖にもめちゃくちゃバッチリ決まったものが出来ました。

公式サイトでは販売も開始しておりますが、現在京都国際マンガミュージアムで開催中の以下原画展には「大金屏風」展示中です。足を延ばせる方は是非ご覧ください。

せっかくですので、noteにはほかでご紹介してない画像をと思います。

みなさま、京都国際マンガミュージアムに訪れたことはありますでしょうか?

有名な「巨大火の鳥の木像」を右手に見る、2階の渡り廊下にいると思ってください。

いま、なにか目が合いませんでしたか?


相手は史上最強の生物「範馬勇次郎」ですからね、もう諦めてください。
目が合ってしまった方は、是非会場までお運びくださいませ。
ジャック・ハンマーと範馬勇次郎の親子共演展示は9/23まででございます。


国内News

扶桑社のSPA!が、公式マンガサイト・マンガSPA!が、9/24オープンとのこと。『孤独のグルメ』などの連載母体でもあり、味のある作品が期待されます。同時に、フジテレビグループの漫画事業という見方もできますね。


No9が、BLをプロデュースするレーベル「Blend」を立上げとのこと。

長期間連載して多数の単行本を連ねる少年・青年漫画と比べ、BL作品は短期連載や読切などが多く、作家自身フィーチャーされて、丁寧にグッズやイベントなどをプロモートしていく必要性があったりします。

そうした意味では、ボーンデジタル作品を丁寧に売っていくための枠組みなのかなという印象です。


マンガボックスで売り出し中の作品『元戦闘用奴隷ですが、助けてくれた竜人は番だそうです。』ですが、紙の単行本がコアミックスから刊行とのこと。紙の出る前から累計50万部超えの作品だとか。


Youtubeのコロコロチャンネル300万人登録超えとのこと。ゲームでの試行錯誤など、児童向けらしい興味深い取組が多いです。


これは、もともとニッポン放送にあった番組を、viviON協賛で復活ということのようですね。ゲストは漫画家さんたちということで、新たな一般ユーザー向けサービスComipoを提供していく同社の施策かなと。初回ゲストは秋本治先生とのこと。配信以下。


今回の夏コミ、累計25万人で5万人減とのこと。私も今年は、あまりに暑そうなので前夜祭だけ出てさぼってしまいました。冬は申し込んでおります。


『鬼滅の刃』『ルックバック』などの現場の話ですが、かなり生々しい記事です。マンガサイドからちょっと遠目で眺めると、配給の様々な手段もプロデュースの一つとも見えるんですが、映像の現場で言えば、慣習の破壊という見方は確かにですね。

この生々しさはなんなんだろうと書き手さんを調べたら、映画監督さんでした。なるほど。


最近増えているアニメスタジオ買収ですが、俯瞰視点でまとまった良き記事です。大きい意味ではみんな試行錯誤してるんですよね。


「そこに愛はあるんか?」というまつもとあつしさんの問いかけなのですが、サン・テグジュベリも「愛とはお互いに見つめ合うことでは無く、お互いが同じ方向を見ることである」と言ったように、本当に一緒に作品を育てる気があるならデータを共有せよとのこと。確かに。


Webtoon・ショート動画関連

今年の世界Webtoonアワードが26作品のノミネートを発表。

うち3作品が日本作品でで、LINEマンガからは『先輩はおとこのこ』と『四度目の夫』、No9からは『神血の救世主』がノミネートされたようです。

最終受賞作は10/22のソウルで開催される授賞式で発表とのこと。


SORAJIMAの新作は、『GetBackers-奪還屋-』の作画を務めた綾峰欄人さんネームとキャラデザを担当とのこと。


DNPのWebtoonによるオリジナル作品を、DNPのライトアニメ手法でアニメ化とのこと。DNP純正ですね。


サービス内にショートドラマをコーナーを設けためちゃコミですが、4作品目の独占配信作品開始とのこと。


BUMPでもコミックからのショートドラマ化


この「深掘り!韓国漫画の世界」シリーズ、ついに23回で連載完結とのこと。シリーズは、こちらのリンクから一通りチェックできます。お3方お疲れ様でした。


海外News

こちらは、韓国の京畿で9/26-27でWebtoonのコンベンション開催ですね。

実はわたしも、先日のプレイベントで日本市場の状況を説明するということで、20分ほどリモート講演をさせていただきました。とはいえリモートなので体感はZOOMで通訳さんと話しただけなのですが、現地はどんな盛り上がりを見せてるのでしょう。


タイトル訳:韓国、新たなIP制作プロジェクトと翻案で世界的なウェブトゥーンの成長を支援

韓国コンテンツ振興院(KOCCA)による支援作品が、実際にカカオページでランキング1位を取ったという記事です。行政の支援でちゃんと成果が出ているようですね。


タイトル訳:ディズニーがマーベルの『スター・ウォーズ』コミックでウェブトゥーンにフォースを解き放つ

WBTNと連携したDisneyですが、先日発表された「スパイダーマン」
に続いて、今度は「スターウォーズ」とのこと。新作の主戦場が移っていく感じがしますね。


タイトル訳:バーンズ・アンド・ノーブル、ベイエリアで人気の書店チェーンを325万ドルで買収

米国でも書店再編が起きているようです。B&Nといえば、日本のコミックの売上増で勢いに乗って業績を回復したところですから、この拡張は好意的に捉えられるかもしれません。


今年のアニメNYCは、200社400ブースで、3日間で約15万人来場とのこと。昨夜丁度テレビでヤンマガUSAの話題と講談社の白木さんが取材されてましたね。


少し前に話題になった、イケてない「国際標準」の話題、欧州での論点をまとめてくださっています。後半紹介されているSEGAのAIによるローカライズチェッカーは興味深いですね。翻訳させるんじゃなくてチェックさせる。


libroさんの北米エンタメ事情です。
こちらでは、アニメNYCの話題をジャンプ編集部周辺で拾われています。

少年ジャンプの斎藤編集長と、『カグラバチ』の外薗先生も行っているんですね。忙しかろうに、週刊連載再作家の渡米は大変そう。でも、北米人気も高い作品ですし、好評だったようでなによりです。


AI・画像生成関連

先の別の記事で見つけたのですが、SEGAでは、生成AIを制作に組み込むにあたって、かなり組織的に取り組んでいるようです。特に、記事を読むと違法とかダメな部分の洗い出しもしっかりしているのが印象的です。


SEGA現場のような、現実的な施策が反映されれば良いですね。


これ、問題も多そうですが、実際動くとすごいことになりそうですね。


AIの話がイラスト屋の効能におよび、拾われている内容は、なかなか冷静な議論になってます。なるほど。


先般のDisney、ユニバーサルに続き、ワーナーもMidjourney提訴とのこと。


読み物として面白かったです。無料登録で全文読めます。


今週のセール・キャンペーン・新人賞、取組等

--セール・CP

田町案件かな

--各種取組

SNSにリアル書店施策ですね。

望月さんがいて納得しました。確かにヤバいw

--新人賞・漫画賞

この座組で漫画じゃないというのがユニークですね。


記事のみ紹介

光文社コミックも好調の模様

マッグガーデン、25年5月期決算は売上高4.8%減の25億1700万円、経常利益25.8%減の3億4000万円と減収減益


告知関連

MANGA総研は、マンガ・アニメIP市場調査を行いました。

JEPA(日本電子出版協会)セミナーでのIP調査と筆者書籍の紹介

筆者単著「漫画ビジネス」クロスメディアパブリッシングより発売中です!

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