「寸志」で恥をかいた1年目
これまで、会社員にとって飲み会は侮れないだの、飲み会幹事マニュアルだの、飲み会関連のnoteを書いてきました。
過去の会社での飲み会を思い返していると、失敗談もいくつかあったのですが、その中でも印象的だったのが「寸志」についてです。
そもそも、みなさんは「寸志」という言葉をご存知でしょうか。
寸志の意味は、「寸(少しばかり)の「志(こころざし)」で、「心ばかりの贈り物」のことをへりくだった言い方です。一般的に寸志は、お礼をする際などに、封筒に心ばかりのお金を入れ、封筒の表書きに「寸志」と書いて渡します。お金の代わりに菓子折りなどの品物を渡すこともあります。「寸志」は謙譲表現ですが、目下の人が目上の人に使うのはマナー違反になるので注意しましょう。
忘年会や新年会、歓送迎会など、仕事の延長線上にあるイベントで、上司が会費を多めに負担する時、幹事に「寸志」と書いた封筒にお金を入れて渡す場合もあります。
忘年会や歓送迎会の時に、送別される側の人が気を使って幹事に事前に「寸志」といって封筒に包まれたお金を渡してくださることがあります。この「寸志」について、どのように扱うべきか知らなかった私は、その場でお礼は伝えたものの、何事もなかったように精算時に参加費として加えて処理して終わりにしてしまったのです。
後日会社の先輩にこのことを話した時に、「寸志」はもらったことを他の参加者に伝えてみんなの前でお礼を言わないといけないことを知ったのでした。
学び①:「寸志」は飲み会の場で全員にいただいたことを紹介しないといけない
その後も、飲み会幹事を任されていた私は、別の機会で「寸志」をいただく機会がありました。前回の失敗を踏まえて、今度は飲み会の途中で参加者全員の前で「〇〇さんから、寸志をいただきました!!」と自信満々に紹介したところ、何やら微妙な雰囲気に。その後、偉い人に呼び出されて、寸志を頂いたことを紹介するときには、寸志と言ってはいけないと叱られたのです。寸志は謙譲表現なので、いただいた側が使うと大変失礼にあたるんです。
学び②:「寸志」を紹介する時は「寸志」と言ってはいけない。お志(おこころざし)やご厚志(ごこうし)と言う。
普段あまり見かけない「寸志」。こういったものだと覚えておくことで、幹事力が上がると思います。ぜひ頭の片隅に入れておいてくださいね。
