3万円のクリームは「お守り」だった。40代、デパコス信仰をやめて気づいた本当のアンチエイジング
「40代、お肌の曲がり角どころか、もう急斜面を転げ落ちてる気分……」。
そう焦って、デパコスのカウンターへ駆け込んだことはありませんか?
かつての私は、まさにそれでした。
デパート1階のあの華やかな照明と芳醇な香りに包まれると、なんだか自分が「選ばれし民」になったような錯覚に陥るんですよね。BAさんの「こちらは細胞レベルで働きかけまして〜」という囁きなんて、もはや私にとっては神託(笑)。
1個3万円もする高級クリームを、清水の舞台から三回転半ジャンプするくらいの勢いで購入し、大切に、大切に持ち帰る。
けれど、もったいなくて「小豆の半分」くらいの量をチビチビ伸ばす日々……。
ちょっと、冷静に考えてみてください。
そんなケチくさい量で、私のこの広大な乾燥地帯(砂漠化進行中)が救われるわけないんですよね。
今日は、そんな「デパコス信仰」から脱獄して、スキンケア代を半分にしたのに肌がツヤツヤになった、私のちょっと笑える試行錯誤をお話しします。
1. 「高いものを使うこと」が、自分を愛することだと思っていた
30代後半から、私のスキンケア代は面白いほど右肩上がりでした。
SNSを開けば「40代は投資が命」「成分の濃度がモノを言う」なんて言葉が飛び交い、それらに煽られるようにして、給料のなかなかの割合をデパコスに捧げていました。
今振り返れば、当時の私は肌に必要なものを選んでいたというより、「高いものを使っている自分、ちゃんとしてる!」という安心感にお金を払っていたんだと思います。
「いいものを使っている」という、誰に見せるわけでもないプライド
「これを塗っていれば、とりあえず老けないはず」という根拠のない免罪符
加齢への恐怖を鎮めるための、目に見える証拠
肌の状態を鏡でじっくり見るよりも先に、ブランドのロゴを見て「よし、大丈夫」と安心する。それって、自分を大切にしているようでいて、実は「不安」という名の税金を払っていただけだったのかもしれません。
2. 濃度に溺れた失敗談。「スペック」に頼っても肌は救われない
デパコス一辺倒から卒業し、「これからは賢く成分で選ぶ時代よ!」と鼻息荒く成分を調べ始めたとき、私はまた別の極端な失敗を仕かしました。
スマホを片手に「レチノール高配合!」「話題のビタミンCが、驚きの〇〇%!」と、とにかく成分の“強さ”や“濃度”ばかりを追い求めてしまったんです。
「デパコスより安くて成分が濃いなら、これが最強に決まってるじゃない?」と、自分の肌の体力を完全に無視して、攻撃的なスキンケアを一気に投入。
……結果、どうなったと思います?
はい、肌が真っ赤になり、ヒリヒリと悲鳴を上げてしまいました(泣)。
鏡に映る自分は、アンチエイジングどころか、まるで茹で上がったタコ。 その時、保冷剤で顔を冷やしながら気づいたんです。
「高いものを盲信するのも、数字だけを盲信するのも、結局は同じ。私はまた、スペックばかり見て『自分の今の肌』を置いてけぼりにしていたんだな」って。
3. スキンケア代を半分にして手に入れた「3つの自由」
そんな紆余曲折を経て、今の「適材適所」なスキンケアに落ち着いて数年。私の美容と生活には、想像もしなかったポジティブな変化が起きました。
① 「もったいない」という心のブレーキが外れた
以前は1滴数百円……と計算しては、震える手でチビチビ使っていました。
でも、スキンケアで一番大切なのは、何より「量」と「継続」なんですよね。
今は手頃で優秀なものを、顔だけでなく首、デコルテ、なんなら「ここ、誰が見るの?」っていう背中までたっぷり。
結果として、高級品をケチって使っていた頃より、肌の保湿力はぐんと上がりました。やっぱり「量は正義」です。
② 「新しい私」を試す自由
1本3,000円以下なら、もし肌に合わなくても「まぁ、勉強代ね」と笑って流せます(デパコスで失敗した時の、あの世の終わり感といったら……)。
「あ、今の私、少しお疲れモードだからシカ(CICA)で癒やしてあげようかな」
「今日は日差しを浴びたから、ビタミンCを投入!」
自分の直感を信じて実験するように楽しむ。美容が「老けないための必死な義務」から、もっと自由で知的な遊びに変わりました。
③ 浮いたお金で「未来の思い出」を買う
スキンケア代を半分にしたら、毎月「ちょっといいランチ」数回分のお金が浮きました。
これをただ貯金するのもいいけれど、私は「旅費の積立」や「NISA」に回しています。
今の肌を整えるだけじゃなく、5年後、10年後の自分の「選択肢」を増やすこと。
これが私にとって、どんな高級クリームよりも心強い、最強のアンチエイジングになっています。
4. 40代の私の「黄金比率」ベストメンバー
試行錯誤の末、現在の私のドレッサーには、納得感しかないメンバーが並んでいます。
化粧水:プチプラの大容量タイプ (全身にバシャバシャ。もはや浴びる勢いです)
美容液:リジュランのPDRNアンプル (ここだけは奮発!私にとっての“底上げ”の砦です)
クリーム:韓国コスメ(VTやアヌアなど) (成分の進化が早すぎて、追いかけるのが楽しい!)
日焼け止め:その日の気分で使い分け (SKIN1004やダルバ。ツヤ感重視で選ぶのが日課)
肌の調子は、デパコスで固めていた頃よりずっといい。何より「自分の意志で、納得して選んでいる」という感覚が、表情を明るくしてくれている気がします。
まとめ:自分を大切にするのに、高価なチケットはいらない
高いものを使うことだけが、自分を大切にする方法ではありませんでした。 自分の肌の状態を指先で確かめ、今の自分に必要なものを、今の自分が心地よい量で使うこと。そして、浮いたお金で新しい景色を見に行ったり、未来の自分を安心させてあげたりすること。
それが、40代の私が出した「本当の贅沢」への答えです。
皆さんは、今使っているその1本を、心の底から楽しんでいますか?
「高くなくちゃ不安」という呪縛を解いたとき、毎日のスキンケアは自分を縛る「義務」から、もっと自由でワクワクする時間に変わるはずです。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます!
普段は、こんな風に自分を労わる「美容」の話や、感性を磨く「旅」、心地よい「暮らし」の知恵を、失敗談多めで綴っています。 もし「私もクリームの量、ケチってたことある!」なんて共感してくださったら、ぜひ「スキ」やフォローをいただけると、執筆の励み(と次の化粧水代)になります(笑)。
賢く、楽しく、自分らしく。 また次の記事でお会いしましょう!
ルナ
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