気仙沼の山で、未来の海を育てる木を植えてきました🌳
先日、気仙沼湾に注ぐ大川上流の山で行われた『森は海の恋人』植樹祭に参加しました。

亡き畠山重篤さんが平成元年に始めた植樹祭で、今年で38回目になるそうです。
今では「森と海はつながっている」という考え方は広く知られるようになりましたが、当時は決して当たり前ではありませんでした。
牡蠣養殖を営んでいた畠山さんは、豊かな海を守るためには森が大切だと気づき、大川上流へ足を運ぶようになります。
そこで歌人の熊谷武雄さん、そしてお孫さんの龍子さんと出会い、
「森は海を 海は森を恋いながら 悠久よりの愛紡ぎゆく」
という歌が生まれました。
『森は海の恋人』という名前は、この歌から生まれたそうです。
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私が畠山さんやこの活動を知ったのは、環境ボランティアを始めた頃でした。
それまで私は、森と海がどのようにつながっているのか知りませんでした。
「なぜ森が海を育てるのだろう?」
そう思って調べるうちに、『森は海の恋人』や『鉄は森の魔法使い』という本に出会いました。

落ち葉がつくる腐葉土の中のフルボ酸や、そこに含まれる鉄が生きものたちの大切な栄養になることを知り、とても驚いたのを覚えています。
いつかこの植樹祭に参加したい。
できれば畠山さんにもお会いしたい。
そんな思いをずっと抱いていました。
そして今回、ボランティア仲間の誘いで、その願いが叶いました。
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畠山さんが亡くなられてから2回目となる植樹祭。
会場の「ひこばえの広場」には約800人が集まり、多くの人で埋め尽くされていました。

たくさんの人が集まりました
山登りに慣れていない私は、森の景色を楽しむ余裕もなく、凸凹した足元ばかり見ながら慎重に歩きました。

なだらかな坂道とはいえ、思った以上に大変で、数日後には足だけでなく全身が筋肉痛になりました😓
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以前植樹を行っていた室根山は、数十年にわたる活動で木々がいっぱいになり、現在は隣の矢越山に舞台を移し植樹しています。
私は榎と楓の仲間の苗木を2本植えました。

今回植えられた苗木は全部で1,100本。
仲間に助けてもらいながら、私も無事に植樹を終えることができました。
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山頂には恒例の大漁旗。

未来の豊かな海への願いが込められているようでした。
私が植えた小さな苗木も、何十年後には大きく育ち、気仙沼湾や舞根湾の豊かな海を支えてくれるのかもしれません。

いつかまた見に来るからね。
全国へ広がったこの植樹祭が、これからも未来へ受け継がれていきますように。
私も自然の豊かさを守るために、できることを少しずつ続けていきたいと思います。
帰りに、畠山さんが牡蠣を育てていらした舞根湾に寄りました。

本で読んだ通り、とても静かな場所でした。
『畠山さーん!
森も海も、これからもみんなの手で守っていきますからねー!
ありがとうございましたー!』
ココロの中でそう叫びながら…
気仙沼をあとにしました。
あなたにも、
いつまでも心に残したい風景がありますか?
では、今日はこの辺で。
Midoでした。
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PS
山を登る間、あちこちで熊鈴の音が鳴り響いていました。
熊に出会わないための大切な音なのですが、なぜか少し物悲しくも感じました。
その理由については、また次回書いてみたいと思います。
※畠山さんが書かれた本について少しだけ書いています。
よろしければどうぞ。
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